天橋立トレイル(京都)
2026.09.06 (日)日帰り
日本の南に秋雨前線が停滞して天気が悪い。特に太平洋側の天気が悪いので、雨をかわすためにできるだけ北へと向かうことにしました。訪れたのは京都府宮津市。以前から気になっていた天橋立トレイルを歩こうと思います!
天橋立トレイルとは、滝上公園を起点とし、平岩山、妙見山、題目山を巡る里山縦走ルート。天橋立や宮津湾を眺めながら歩く展望の良いトレイルです。
6:15に滝上公園すぐ近くの、滝上浄水場の横の駐車場に車を停める。未舗装ですが、広くてかなりの台数が停められそうです。
6:30、出発。山に入る前に安全祈願をしておきましょう!滝上公園を過ぎた先に、山王宮日吉神社があります。平安時代後期に近江坂本の日吉神社から勧請されたと伝わる宮津総氏神。祭神はオオヤマクイとオオナムチ。境内には赤ちゃん初土俵入りの神事に使用される土俵があります。摂社、杉末神社の例祭として行われる赤ちゃん初土俵入りは、化粧まわしに鉢巻を締めた赤ちゃんが、見えない神様と相撲を取るというもので、行司に抱かれた赤ちゃんが神様を土俵際まで追い詰めますが、押し返されて最後は負ける。神聖な土俵の土を体につけることで、赤ちゃんの健やかな成長と無病息災を願うという、全国的にも珍しい神事です。参拝を済ませ、次はお隣の如願寺へ。
如願寺は平安時代中期に建立された高野山真言宗のお寺。本尊は薬師如来。丹後国の覇権を巡り、守護・一色氏の軍勢と、隣国から侵攻してきた若狭守護・武田元信および管領家守護代・細川氏の連合軍が衝突した「如願寺合戦」の戦場としても有名です。本堂、および山門は江戸時代の再建。気持ち穏やかに参拝。
神様、仏様をお参りしたので今日はこれで大丈夫!安心して山に入ります。
まずは表登山道で滝上山を目指す。登山道はよく整備されていて歩きやすい。登山口からおよそ15分で本日最初のピーク、滝上山に到着です!☆
山頂は展望台になっていて、眼下には宮津湾と天橋立が見える。標高は低いし、雲も重いけど絶景ですね!晴れていたらもっと素晴らしい景色なんだと思います(^^)
続いて平岩山を目指します。少し下ってからだらだらと登り返す。ルート上からも時折り美しい海を眺めることができます。シダが生い茂る深い森では風が遮られ蒸し暑い。気温はそれほど高くないですが、湿気が多いので風がないとさすがに厳しい。
最後はお助けロープつきの急斜面を登り詰めて、滝上山からおよそ35分、平岩山に到着です☆木々に囲まれ展望はありません。
蒸し暑さと最後の急登で少し疲れたので、ちょっとだけ休憩していきます。10分後、再出発。次は妙見山を目指します。
平岩山から先の複雑に入り組んだ尾根を辿る縦走路は、かなり風が吹いて涼しく感じます。一汗かいた後なので、ひんやりとして気持ちいい(^^)
ルート全般を通して、倒木が多いのがちょっと面倒くさいですね(~_~;)
平岩山からおよそ25分、妙見山に到着!☆本日の最高点ですが、この山頂も木々に囲まれ展望はありません。三等三角点があります。
続いて題目山に向かいます。基本、下り基調なんですが、高低差の少ない小さなアップダウンが時折りあります。山域の地質は花崗岩ですね。砂礫はそれほど多くありません。急斜面では砂礫よりも落ち葉に注意。かなり滑りやすい。
鉄塔跡を過ぎ、反射板を越えて先へと進む。ルート上からは由良ヶ岳や青葉山を確認することができました(^^)
ルートから少し離れた木々の中に題目岩らしき岩を発見。しかし題目岩までのルートがよくわからなかったことと、木々に囲まれ展望が望めそうもなかったので今回はスルー。展望岩ではなさそうなので、何か宗教的な意味を持つ巨岩なのかもしれません。きっとお題目が刻まれているのでしょう。
斜面を登り詰めた先に花崗岩の巨岩群。その先が題目山山頂です!妙見山からおよそ50分、題目山に到着しました!☆
この山頂は展望抜群!正面に静かな宮津湾。右には宮津の街並み。古い港町ですね。高い建物は一つもありません。そして左には天橋立を一望できます(^-^)真新しいピカピカの四等三角点もありますよ!というわけで、少しだけ休憩していきます。
海を眺めながらぼんやりと時を過ごす。涼しい風が心地よい…
20分の休憩ののち下山開始。題目山から滝上公園に下るルートはYAMAP地図には記載がありません。しかし道が無いわけではありません。安心して歩ける明瞭な登山道がついています。
題目山からおよそ15分で舗装された林道に出合う。あとは林道を歩いて駐車場に戻るだけ。登山口からおよそ10分、無事に駐車場に帰着しました!(^-^)
せっかく港町に来たんだから、帰宅前に何か美味しい海鮮を食べたいな、なんて思って調べはしたんですが…観光施設のレストランや食堂は高いだけで評判があまりよくない。逆に評判のいい町中の食堂なんかは、ほら、古い町並みでしょ?駐車場の無いところが多いんですよ。
仕方なく狙いをラーメンに変える。しかし宮津のラーメンもあまりピンとくるお店がない…でも大丈夫!この地域の切り札的ラーメン屋さんを私は知っている!それが、お隣りの与謝野町にある「麺家チャクリキ」!北近畿ではかなり有名な人気店です。実はこのお店、私の「チョー個人的好きなラーメンベスト6!」の第5位にランクインしている店でもある。
https://yamap.com/moments/1064875
与謝野町まで移動して開店15分前に到着。しばしの待機後、開店即入店!注文は「丹後ブラック」一択!地元の食材や醤油を使ったブラック系ラーメンです。麺を中盛りにして、さらにチャーシュー増量、味玉追加、海苔増量の特製トッピングにしました!*\(^o^)/*当然ご飯付き☆
少し待ったのち着丼。ビジュ最高!真っ黒なスープは和風豚骨に地物の醤油。さらに魚粉で海感を増長させ、黒胡椒でキリッと締めるという念の入れよう。豚骨の旨みに醤油の香ばしさ、酸味、塩味をプラスしたスープはとても美味しい!…でも以前より少し醤油感が強いかな?
麺はあまり好きな麺ではないんですが、スープとのマッチングが素晴らしい。トッピングは言うことなし!大量の青ネギとアクセントの玉ねぎに、メンマと海苔2枚。味玉がめちゃくちゃ美味い!そして何と言ってもチャーシュー!デフォのチャーシューに薄切りチャーシューが2枚増量されてるんですが、このデフォのチャーシューがヤヴァい!角煮か!?と疑うほどの極厚バラチャーシュー。口の中でほろほろととろけるほど柔らかい。無限に白飯が食えます!
というわけで3回目のチャクリキも大満足で帰宅します。宮津、与謝にお越しの際にはぜひ訪れてみてください。ちなみにつけ麺も大人気です☆
それでは天橋立トレイルの総括を。
海を眺めながら歩く里山縦走が楽しめるルートとして以前から気になっていた天橋立トレイル。天気が良くない中この山を選んだ理由は、ズバリその標高の低さ!ルートの最高点である妙見山ですら標高371mしかない。これなら雨雲の影響を受けることはまず無いですから、曇っていてもそれなりの景色を堪能できると考えたわけです。そしてその予想はまさに的中!空は鉛色の低い雲に覆われましたが、穏やかな宮津湾、宮津の町並み、天橋立の景色ををたっぷりと楽しむことができました(^^)
ルートも全体を通じてよく整備されていてとても歩きやすい。ほどよいアップダウンもあり、変化も多彩で、飽きることなく歩ける好ルートです。
オススメの季節は…やっぱり花の咲き乱れる春かな?次に訪れるときは最高のコンディションで…青い海に青い空…緑と白砂の天橋立…そんな景色を見てみたいと思います。
天気を問わず、季節を問わず、何度でも訪れてみたい山々…そして縦走路…それが天橋立トレイルです☆