三国岳・養老山(京都,福井)
2025.07.02 (水)日帰り
雨雲を避けて、東舞鶴にやって来た。
今日は泉源寺の愛宕山に登る。
舞鶴海兵団、もとい教育隊の裏山である。
山頂には海軍の防空砲台があり、弾薬庫の跡などが残っているらしい。
登頂後は尾根をぐるりと東に回って下山しよう。
今回は御霊神社の駐車場を起点とする。
熊野神社から登る。
途中にいくつも分岐があるが、太い道をずっと進んでいれば大丈夫である。
中腹に古い貯水タンクのようなものがある。
山頂付近で熊に遭遇した。
今までの経験では、しばらく睨み合っていれば向こうから逃げ出してくれる。
ところが今回はなかなかしつこい。
しまいには向こうから向かって来た。
10米くらいで熊スプレーを噴射。
スプレーの射程は5米くらいなので届かないが、噴射したところに入った途端、熊は向こうに行ってしまった。
今回、いつになく熊がしつこかった理由は2つ考えられる。
1つは立ち位置が悪かった。
今まで熊に遭った時は、私の方が高い位置(大抵は尾根上)にいるか、同じ高さの場所にいた。
ところが今回は熊の方が遥かに高い位置(山頂付近)で、私はそれよりずっと下にいた。
ゆえに熊の方が優位にあり、こちらがずっと小さく見えただろう。
もう1つはお弁当である。
ふだんの山行で私は弁当を持ち歩かない。
ところが今日に限って弁当を持っていた。
しかもかなり匂いの強いものだ。
熊は私の弁当をねらっていたのかも知れない。
熊の嗅覚は犬の10倍近いという。
いずれにしても熊スプレーが1秒程度の噴射で無くなるとは心細い。
今まで1番小さいのを使っていたが、次からはもっと大きいのを注文することにしよう。
まだ山頂に熊がいるかも知れないので登頂は出来ない。(記録では登頂したことになっているが、実際には数十米下までしか行っていない)
仕方がないので転進する。
退却ではなく、本来の意味の転進である。
愛宕山防空砲台はあきらめて、松ヶ崎機銃砲台に転進しよう。
愛宕山の西隣、舞鶴教育隊の北の山には、第二次大戦中に機銃砲台が設置されていた。その痕跡を探すことにしよう。
急坂を下りて松ヶ崎の尾根に入る。
ヤブと柴だらけの削平地で、土塁のようなものがある。コンクリートの遺構はない。
ただし下山に用いた尾根は広かった。
柴や木はたくさん生えているが、それらを取っ払って砂利をまけば車も通れる。
おそらくこの尾根は軍道だったのだろう。
下山後、まだ時間があったので、今度は高屋城跡(119米三角点)に転進する。
自衛隊宿舎の裏の急坂を適当に登って、尾根に出る。尾根は柴が多いが、道はある。
尾根に沿って、曲輪の跡がいくつもある。
ただし山頂は柴だらけで、あまり長居したくはない。すぐに南に下りたが、途中で道を見失い、最後は急崖を下りるはめになった。