神社と史跡のご近所歩き 〜高天ヶ原山〜
五台山・鉢伏山・大平山
(高知)
2024.02.11(日)
日帰り
今日は朝から用事を済ませて午後から近所をウォーキング
高天ヶ原山(たかまがはらやま)周辺を歩いてきた
いかにも神々しい山名のとおり、東稜山腹には「たかまのはら稲荷神社」が鎮座する
平安時代末期創建と伝えられ、境内の樹齢1000年を超える大楠は御神木とされている
江戸時代には土佐藩の祈願所として崇敬を集めていたそうだ
こんな近くにこんなに立派な神社があるとは知らなかった
ここのお山は私有地らしいので、社殿でお断りしてから入るようにしよう
また西陵も含めてこの辺り一帯は、全く進んでいないが「大津緑地」として整備される予定
鞍部を中心に10基の古墳群が点在する
山頂への登山道は整備されておらず、尾根筋を適当に上ることになる
4等三角点のある山頂直下の東側斜面には防空壕か何かの跡と思われる穴が見られた
一旦北側の住宅地へ下山し、大津の古城八幡宮を訪問
山上の大津天竺城は土佐守護代・細川氏の一族とされる天竺氏の居城
天竺孫十郎花氏が城主の1547年(天文16年)には長宗我部国親によって攻められ落城
その後、長宗我部元親が一条内政をこの城に移したため大津御所とも呼ばれた
社殿の周囲には土塁や空堀、堀切などの遺構が残されている
本当かどうか怪しいが、うちの家系図を辿るとこの城の城主、天竺花氏に行き着く
個人的には眉唾ものだと思っているが、果たして…
家から歩いていける山(というより丘)だが、気になっていたスポットを見て回れた
ちょっと気分転換に歩くにはちょうどよい感じだなあ