小和田駅から水窪駅まで歩く
飯田線の水窪駅から小和田駅駅間で乗っていたのは自分一人でした。 小和田駅は1956年、佐久間ダムの完成で川沿いの集落と道が湖底に沈み、駅だけが山の中に取り残されました。駅前には製茶工場跡と住居跡があり、ここでお茶を作りながら暮らしていた人たちの姿が想像できます。 沈んだ道の代わりに架けられた高瀬橋も、今は朽ちて渡れません。最寄りの塩沢集落までは、急な山道を1時間ほど歩くことになります。 製茶工場跡の近くにはミゼット。駅舎の前と廃屋の前にもバイクが1台ずつ残っていました。家と駅を行き来する足としてなのか、道がダム湖に沈むまで使われていたのか。 山道で出会ったのは猿と鹿だけ。登山道は蜘蛛の巣だらけで、踏み跡なのか獣道なのかわからない山歩きでした。マダニ、ヤマビル被害はありせんでした。 道は荒れている所も多く、いかにも水窪らしさを感じられて楽しめました。






