朝日軍道の末端を踏破!(東大鳥ダム~茶畑山〜猿倉山周回)
以東岳・寒江山・天狗角力取山
(山形)
2022.04.17(日)
日帰り
先週登った、茶畑山から見える高安山へと続く稜線。
以前から、数少ないルート記録を調べていたが、実際に見てしまうと、なんとか歩きたくなってくる😅
残雪期だと茶畑で折り返せば、なんとか日帰りできそうな距離です。
朝日軍道は1,598年に開削された全長65キロにおよぶ長井葉山から続くルートで、今回は茶畑から庄内地方へと降りる末端の道を歩いてきました。(現在は道の形跡なし)
無雪期に藪を濃いで踏破するとなると二泊以上は必要になるので、今期ラストチャンスの残雪を狙って歩いてきました。
午前4時前に東大鳥ダム前からスタート。一週で雪融けは更に進み、先週とは別のルートのように沢が現れている。
残雪はまだまだあるので、泡滝ダムまで入れるようになるのは、いつになることやら…
雪はカリカリに締まっていて、歩きやすく前回よりもペースが早く茶畑まで到達。
このルート、茶畑山から眺める稜線は穏やかに見えるが、とにかくアップダウンが激しい…特に鞍部まで落とされて登り返す、高安山への登りがキツかった。
懸念していた兜岩は、想像通りの難所で雪の付きかたによっては、上がれないのでは?というくらいの絶壁でした。
馬がここを歩けるわけがないので、かなり下まで降りてから大きく迂回して、尾根に復帰したのだろう。
猿倉山からの下山が今回一番の難所です。雪は消え藪を漕いで、適当な尾根を降りているので、このログは危険なので使用なさらないようご注意を。
400年以上も前に、馬を引いて長井葉山から猿倉山まで歩いたとはホントに驚きです。山はここまでで、更に庄内地方まで歩いたのだから、凄すぎる😁