ふれあいバス皆川樋ノ口線/皆川城址公園/高富士山
長坂山・高富士山・アド山
(栃木)
2026年03月07日(土)
日帰り
栃木市の低山巡りも、今日が三回目である。初回に降り立った時の、午前七時半の栃木駅構内に設置されている電光標示板の外気温は、マイナス1℃を示していた。あれから一ヶ月が経って、外気温11℃の電光標示を見ている。それで、春なんだなと思う。
栃木市が運行する「ふれあいバス」を利用しての山行は、予想外に充実の内容が続いている。しかし、栃木と鹿沼の市境界線をトレースして続く山なみの殆どを歩いてしまったので、方向転換を図らなければならない。
北辰ヶ岳御嶽山の時に乗車した寺尾線の車窓から、端整な姿容の高富士山を見た。標高は300mにも満たないが、名前の通りに端然と聳える円錐形の山容であった。それに登ってみたい。
ふれあいバスの路線図を見ると、登山口に近寄るのは「皆川樋ノ口線」で、栃木市唯一の温泉宿と謳われる「柏倉温泉太子館」にアクセスするバスである。老舗の豪華旅館に用は無いけれど、高富士山に登ろうと云う我々にとっては、渡りに船のバスで、乗らなければならないなと思う。
御馴染みの牛丼屋で朝食を済ませてのんびりしていると、いつもより一本早い電車で到着することが出来たと云うKZ氏が入店してきた。三回目にして穏やかな待ち合わせが実現して、今日の行程に就いての会話になる。
出流観音周辺の山が残ってるのに、なんで高富士山なんだよとKZ氏が云う。ふれあいバス寺尾線の終点である出流観音の背後には、栃木市最奥の山々が控えているから、尤もな意見である。
お愉しみは最後に取って置きましょう。私はそんなことを云ってはいるけれど、高富士山から佐野市に抜けて、美味しかった佐野ラーメンをふたたび食したいと云う狙いも有る。
栃木市の皆川地区から入山して、高富士山から尾根を伝い西を目指せば、佐野市との境界線尾根に行き当たる。山を越えて東武佐野線の終着駅、葛生(くずう)迄歩くと云う長い道のりである。
それじゃあ、佐野ラーメンの店を探しておいてねと、満更でも無い感じでKZ氏が云った。そんな経緯で、拉麺を目指しての低山巡りと云う、ふれあいバスの旅が始まったのである。