両崖山・仙人ヶ岳・石尊山(栃木,群馬)
2026.05.24 (日)日帰り
5月下旬に入り、梅雨の足音が少しずつ近づいてきた。
茹だるような暑さもじわじわと出てくるようになり、朝夕の寒暖差で身体が思うように言うことを聞かない日々が続く。
そろそろ、南アルプスをはじめとした長いお山に手をつけたいと思うこの頃。
そんな中、ムフェト・ジーヴァよりどこか遊びに行きたいと強請ってきた。
本日は、午後から仕事がある為手短に行けるお山にしておきたい。
そこで今回は、とあるお山に挑む事にした。
それは、「妙見山」。
足利は両崖山系に位置するお山で、仙人ヶ岳から渡良瀬川へ続く稜線の末端に聳え立つ。
そんな妙見山へ、ネルギガンテ、ムフェト・ジーヴァと共に挑むこととなった。
降り着いたのは、熊野神社駐車場。
早速登り始める……。
鳥居を潜り、石階段を登っていく。
石階段を登り詰めると、熊野神社の本殿が出てきた。
大きなお社の脇には、山頂へ続く薄い道が続いていた。
樹林帯の中を歩いて行き、薄い道を経て山頂を目指す。
更に登っていくと、南面が開けてきたが、目の前には鬱蒼と茂る笹薮が広がっていた。
隣には天理教の両野分教会があり、その脇を突き抜けるようにして笹藪の急登が続いていた。
登るにつれて笹薮は濃くなり、いよいよ深い藪漕ぎが始まった。
朝露なのか、前日から降っていた雨のせいなのか、笹薮は濡れていて歩くたびに下半身がずぶ濡れになってしまう。
登れば登るほど斜面は急になり、藪も深くなかなか脚が進まない。
靴や下半身がずぶ濡れになりながら藪漕ぎに苦しめられていると、少しだけ斜面が緩やかになった。
深い樹林帯に突入して、笹薮を掻き分けながら登っていくと、遂に妙見山の山頂にたどり着いた。
山頂には標識と三角点、祠のほか、防災無線用の拡声器が置いてあった。
少しだけ休んだのち、下りる事にした。
登ってきたということは、あの藪漕ぎを下りることを意味する。
下りるにつれてどんどん藪が深くなり、これまた下半身がずぶ濡れになる。
靴に雨露が入ってきて、最早沼の中を歩いているような気分である。
ずぶ濡れになりながら藪漕ぎを抜けると、少しずつ目の前が開けてきた。
眼下は太田市街地、その街中に鎮座する太田八王子丘陵が見えた。
曇り空に霞む関東平野を望みながら草原地帯を下りていくと、再び樹林帯に入った。
そこからだらだら駆け下りていくと、熊野神社の本殿が見えてきた。
あとはそのまま境内を歩いて、石階段を下りていくのみである。
鳥居を潜り、登り始めてから20分を越えた頃なんとか熊野神社駐車場まで下りてくることができた。
このあと仕事が控えている為、太田市街地にてお食事を済ませ足早に帰宅の路へつく……。
曇り空の妙見山にて、藪漕ぎの苦行を味わったネルギガンテとムフェト・ジーヴァであった。