知多半島(任坊山・本宮山・鍋山)(愛知,三重)
2026.05.24 (日)日帰り
奈良の低山を巡る予定でしたが、天気が心配でより大丈夫そうな公共交通機関での超低山巡りを計画します。唯一晴れの予報が出ている岡崎・聖ヶ峰登山口近くの岩中停留所へ向かうバスは、7時台12時台15時台の一日3便。7時台は始発電車でも間に合わず断念。
1時間もあれば登って降りれるので、12時台でいき15時台で帰るのは、時間が余り過ぎ、しかも帰宅が遅くなる。ので、箱柳城址二峰を訪ねて、約4㌔を徒歩移動で岩中へ→12時台で東岡崎へ戻ることに。逆算すると、東岡崎8:55のバスでOK。
ではその前に、いつの間にかYAMAP認定されていた名鉄本線沿いの二峰も片付けてしまおうと、近鉄始発電車に乗り込み、6:11名鉄東岡崎行普通で6:38に有松下車。イオンの左手の坂を登って、中学校前交差点を左。天満宮入口から登り〜と思いきや一気に谷底へ。
左手に鳥居を見て落ち葉の道を登ります。手入れされた竹林を抜けると高みに広場。良くある城趾かと思いきや、江戸期の豪商・下郷家の別荘地を名古屋市がオアシスの森として整備。下郷家の墓石や史跡が残されています。
なだらかな山頂で眺望もなく駅へUターン。有松7:12の電車で7:16。不思議な名前の前後(ぜんご)駅着。この豊明市には国内最大の病床数を誇る、藤田医科大学病院があり、次の山の最寄り停留所を通るバスの終点が、その病院。
土日も1時間に3便あり。看護師さんの列に並び、7:30のバスで7:41勅使台口下車。紫雲殿の看板から山に入り雑木林を5分で大きな展望台が現れます。登ると良い眺め。古くからの景勝地として知られ、鎌倉街道が際を通り、平安時代の歌碑もあります。
説明文によると、「山頂の展望台からは濃尾平野のほか、晴れていれば御嶽山や伊吹山地まで360度の大パノラマを一望できます。」とありますが、霞んで遠くの山々は見えず残念。下山して勅使台口停留所から、8:05のバスで前後駅に戻ります。
8:21の豊川稲荷行急行で東岡﨑に8:37着。駅前絶賛大改造中で迷っていると、そこ通ったらダメやろ〜とバス運転手に怒られますが、なんとそのバスこそが探していた「真伝吉祥行」。共にトイレを済ませ(笑)。8:55に発車して猫沢池前停留所に9:15着。
東へ1km程歩くと箱柳石仏遊歩道の古びた案内木柱。橋の袂には、箱柳城址の大きな石碑。さらに由緒有りげな「石佛遊歩道」。橋を渡り、石仏遊歩道西入口。右折して未舗装林道っぽい道を進みGPSをチェックすると…ズレてる。
UターンしてGPSを見ながらゆくと、西山頂の案内板。二次林を登ると次々に岩の上の仏像です。左折して朽ちた丸太階段→急勾配となりロープ場→シダ道となり、石仏遊歩道の案内板。弘法大師っぽい像の次は、丸々太ったヤマカガシ。
刺激しないよう、ソロリ迂回して分岐。左折して西山頂こと平松山。眺望無し。石組の台座の上に天照天皇。この辺り、明治大正昭和初期にかけて、40体の石像が建立されたとのこと。二次林の稜線を歩いて、もう一つの頂・東山。
こちらのほうが少し高く、岩の上に仏像。シダが茂り木々に遮られ眺望無し。反対側に下山しようとすると倒竹祭。潜ったり乗り越えたり。抜けると大きな石碑が横倒し。そして箱柳城址。竹藪の中に見事な石垣が点在。室町時代に土豪が築いた模様。
橋を渡って岩谷観音街道に戻り東進。思いがけない場所にローソンがあり、アイスとパンを購入。陽射し強く暑い。箱柳城址から1時間。ようやく見えてきました新東名高速の橋脚。帰りのバス停と時間をチェックして、奥の院裏参道案内表示から入ります。
農作業を終えた御二人と出会い、道を確認。白地の旗が並ぶ道を往きます。二次林→植林境界→植林帯。峠道が交わるコルを過ぎ、緩やかに登ると巨岩が見えてきます。分岐を左に行くとさお岩びょうぶ岩と名付けられた巨岩が抱き合うように重なり合っています。
その岩窟に十一面観世音像を祀る祠が据えられていて、左手にはふな岩。山頂に向かってよじ登ると、座禅岩に説法岩(畳岩)。見下ろすと巨岩の上に像が据えられ圧巻。山頂には八州一覧石。そして気持ち良いブランコもあり北西方向の眺望。
地元の方が二人。歓迎してくれ景色も案内。そしてトレランの2名も到着。一気に賑やかになります。岩の上の像を下から見直して、鎌倉時代の「慶念法師の碑」に驚き、石ゴロゴロの急斜面を降りて岩谷観音&白山社に降り立ちます。
さらに高速道路の真下あたりの県道沿いに「説教」と掘られた背より高い石柱。停留所の斜交いには、高さ7-8mはある十三重の石塔が説明書きも無く、さりげなく存在。流石に歴史が古く積み重なったこの地域の奥深さを感じさせます。12:53バスで東岡崎へ〜