04:47
10.0 km
664 m
春の始まり、石割山
御正体山・杓子山・石割山 (山梨, 神奈川)
2024.03.27(水) 日帰り
昨年から行きたかった石割山、どうせ行くなら、絶対に富士山が見える日を選んで行こうと狙っていました。 思い入れが強すぎたのか、最寄駅で乗りたい電車に間に合わないかと慌てて走っていたら、強烈にバタンと転びました。何が起きたのか分からずしばらく呆然としましたが、とにかく電車には乗りました。でも、足は痛い。 大月から、富士急で富士山駅、そこからバスで平野を目指します。出発地点に着いたのは、バスが遅れたこともあり、10時になっていました。平野のバス停には観光案内所があり、道向こうにキレイなトイレもありました。足の痛みがひどくなったら縦走を諦めてピストンにすれば、なんのかなるだろうと、とりあえずスタート。まずは、車道歩きからスタートです。 30分ほど歩いて、神社の左を進んでさらに15分ほど歩くと、鳥居をくぐって、本格的な登山が始まります。足の違和感はあるので、ストックを使うことにしました。スタートした途端に、階段です。それが延々と続きます。心を無にして登りました。時々足が痛みますが、なんとか行けそうです。途中の石割り神社、大岩の御神体のある神社で、その大岩を3周すると幸運が訪れるらしいです。もちろんしっかり3周しました。そこから先、舗装された階段はありませんでしたが、そこそこの急登が続きました。時々富士山見えるので、気分的にはそんなに辛くなかったです。頂上からは、ドーンと富士山。時々雲がかかりますが、おおむねしっかり見えました。石割山の頂上では、木についた氷がポトポトと落ちていました。きっと今日で全ての氷が木から落ちてしまうだろうという感じで、本格的な春の始まりを体感できました。 そこから、平尾山に向かいますが、道はベチヤベチャだし、かなり急な下りで、ストックやローブに助けられながら降ります。かなり下ったかな。平尾山でもドーンと富士山。富士山を見ながらお茶、至福の時間です。 平尾山からも、階段の結構な下り。石割り山からの下りに比べると格段に歩きやすかったけど、 そうこうしているうちにまた登って大平山に到着。ここでも富士山がドーン。いや、ほんとに富士山三昧で楽しかった。。 ただ、山中湖からの帰りは過酷でした。東京まで高速バスで帰ろうかと思っていたけど、予約で満席とのこと。激混みの路線バスで、渋滞の道を1時間ほどかけて富士山駅に戻り、富士急も特急は満席とのことで、混雑した電車で50分ぼとかけて大月まで移動。登山より移動の方が疲れた今回の登山でした。。登山の時は、何時に戻れるか予測できないからいつも予約なしで行くことが多いのですが、今回は通用しませんでした。インバウンド恐るべし、事前にもう少し調べておくべきでした。 あと、雨あがりの晴天とあって、花粉症の症状もひどかった。でも、そんないろんな大変なことを差し引いても、存在感あふれる富士山を眺めながらの山行は、大満足でした。