八代の龍の背に乗って
竜峰山・竜ヶ峰・八峰山(熊本)
2026.06.21 (日)日帰り
東陽運動公園を起点に、居鷲岳、竜ヶ峰、鞍ヶ峰、竜峰山をピストン縦走してきました。竜の名前がつく二峰。連なる山々が龍の背中のようだからでしょうか。 雨上がりということもあり、カルスト地形特有の石灰岩が非常に滑りやすく、過去一レベルで時間がかかり体力を消耗する山行となりました。 ■ コース状況・注意点 ・駐車場:東陽運動公園の駐車場を利用しましたが、地域のスポーツ大会?と重なり朝7時半でほぼ満車でした。週末は早めの到着をおすすめします。 ■ スギ林から鋭利な岩がむき出しの居鷲岳へ 登り始めはV字に深くえぐれた土の道とスギ林を進みます。程なくして最初のピークである居鷲岳に到着。山頂はカルスト特有の鋭い石灰岩が露出しており、足場の狭い岩の間に手書きの山頂標識がポツンと立っています。景色は素晴らしかったです。岩の間にスマホでも落ちたら絶対取れないので注意。 ■ 竜ヶ峰への道と野生のシカ 苔むした石仏に挨拶をしつつ高度を上げます。次のピークである竜ヶ峰へ向かう樹林帯で、木々の奥からこちらを見つめる親子のシカに遭遇しました。 ここからぐんぐん登って岩尾根をこなして、また3回くらい小刻みに登って、やっと竜ヶ峰(542m)へ。八代の街を一望できる素晴らしい展望です。晴れてよかった。 その後は鞍ヶ岳に向かいます。竜ヶ峰からだいぶ下ります。勿体無い。 下った以上は登りがまってます。唯一のロープ場の急登をこなして、鞍ヶ峰(489m)に到着。 ここまでで結構疲れました。 その後、竜峰山へ向かう道中、「竜の岩屋」と呼ばれる巨大な石灰岩が連なる核心部に入ります。 今回は雨上がりだったためか、岩場周辺には小さなカエルが大量発生。でも小さなカエルだったので問題なし。ヒキガエルならここで帰ってました。 カエルを踏まないように、かつ岩で滑らないように慎重に歩きます。 何より恐ろしかったのが、濡れた石灰岩の滑りやすさです。刃物のように鋭利な岩肌がスケートリンク状態になっており、一度でもバランスを崩せば大怪我は免れません。手と足を総動員し、三点支持で一歩一歩きわめて慎重に進みました。途中、岩に描かれたオバケの顔のような黄色いマークに少しだけ心を癒やされました。 苦労の末にたどり着いた竜峰山(517.2m)の山頂からは、八代平野の水田地帯を一望できる素晴らしいパノラマが広がっていました。 帰りは、縦走の宿命として「帰りもそこそこの登りをこなさなくてはならない」という現実が待っています。復路の登り返しは容赦なくダメージを与えてきました。 昨日の開聞岳のダメージが残っているようです。 下山終盤、雨上がりで踏み跡が不明瞭な箇所がありルートを見失いました。ピンクテープを探し、GPSでこまめに現在地を確認することが必須です。 アスレチックな山行、竜峰山山頂からの八代平野の大パノラマなど見どころは多いですが、しっかりとした足回りの装備と余裕のあるタイムスケジュールでの入山を推奨します。







