小矢部市(富山)
2026.05.03 (日)日帰り
北国街道
金沢を発ち、高田を経て、中山道の追分宿へ。
お館様、自らの足と放月のみを頼りに、その踏破に挑む。
まずの目標は、富山・新潟県境、境川。
金沢の北国街道元標より、小矢部石動駅まで、およそ三十キロは既に踏破済みである。
残るは百キロ余り。数字にすれば大したものだが、歩けば〝尚も〟大したものである。
もっとも、ただ先を急ぐだけでは芸がない。
道すがらに眠る山城跡、三角点、そしてヤマップの山頂。
すなわち、TSM。
旅は寄り道してこそ、本道となる。
さて、本日は昼前より雨の予報。
空の機嫌はあまりよろしくない。
ならばと、かねて偵察の機を窺っていた富山県側へと〝117〟の舵を切る。
目指すは、北国街道沿いに佇む一城。
そこには、加賀百万石を築いた前田家の遺構が、静かに時を刻んでいるという。
雨を避けて出たはずが、悠久の歴史に降られる。
これぞ、放浪の醍醐味である。