岩手山・八幡平・安比高原50㎞トレイル【踏破できず】
岩手山・八幡平・安比高原 50km トレイル
(岩手, 秋田)
2024.04.27(土)
3 DAYS
3泊4日で安比高原〜八幡平〜岩手山のトレイルへ
・全て避難小屋泊のため、シュラフ・マットに加えて残雪期なのでアイゼン・わかん・ゲイター・グローブなど雪山装備。テントは持たないものの夏場の縦走時よりも荷物が重くなった
・途中で食料補給できそうなのは八幡平のみ。営業時間中に通過するとは言い切れないので補給しないですむだけの食料を持っていく。水は雪からつくる
・しっかり荷物を背負っての縦走は去年11月の熊野古道以来5ヵ月ぶり
【1日目】
・6:55盛岡駅〜8:01安比高原駅(電車)
・8:10安比高原駅〜9:02 ANAクラウンプラザ
リゾート安比高原(徒歩)
・トレースも無く、ツリーホールを避けたり踏み抜かないような道を選んだりとルートファインディングに苦慮。踏み抜いた後足を引き抜くのにも体力を使った
・雪が残っている場所と雪が溶けている場所が入り混じりアイゼンの着脱を繰り返し疲れた
・冬の間も登山は続けていたものの運動量が低く体力低下していた。そもそも夏場の縦走時よりも荷物が重く肩が痛くなった
・想定より時間がかかった&疲れ果てたので陵雲荘まで行く予定だったのを茶臼山荘までに切り上る
【2日目】
・茶臼山荘から八幡平までは管理されておりピンクテープのおかげで快適に登れた
・アスピーテライン、樹海ラインのゲートが閉鎖されている時間に行ったので観光客が来る前に八幡平をゆっくり見ることができた
・畚岳手前の分岐で数人のバックカントリーとすれ違う。畚岳にはクラックが入っていたので登らず
・嶮岨森でやっと稜線らしい稜線が見られてテンションが上がる!
・岩手山、ずっと見てるけどまだまだ遠い
・三ッ石山荘まで行きたかったけど、難しそうなので大深山荘まで
・茶臼山荘も大深山荘も貸切だった。トイレも部屋もとってもキレイ!お掃除して帰りました
・体力と肩の痛み(同行者は踵の靴擦れも)、30日の天気予報(雨)など不安要素多く、岩手山まで行くことをあきらめることを判断。持ってる食料をやけ食い
【3日目】
・今日は行動時間が少ないので昨日までに比べて水の量減らしたのと、昨日たくさん食料減らしたので軽い足取り
・小畚山〜三ツ石覘標ノ台あたりの稜線最高。稜線はすっかり雪がなくなって緑々してるのに、脇に広がるなだらかな山々には雪と緑が入り混じっていてステキすぎる
・三ツ石山でやっと登山者に出会う(八幡平を除く)
・岩手山、ちょっと近くなってきたって思えてきたのに会えないんだねー残念。またの機会に!
・三ッ石山荘でちょい休憩して松川温泉方面に下山
・松川温泉は乳白色で濃い硫黄泉の源泉掛け流し!登山の疲れが癒される。日本で最初に設置された地熱発電所もあって楽しめました
今までの縦走は山小屋のランチを利用するなど少しでも食料を減らし、装備もなるべく軽いものを選んで身軽に歩くことを考えてきました(もちろん必要な分は持っていきます)。今回は食料を補給できる場所はほぼ無い上に残雪期の為夏よりも装備が多い。装備が重くなれば体力が削られる。必要な装備が多いということは判断することが増えて気を使い精神を削られる。勉強になりました。。。
体力が圧倒的に足りてないので、夏に向けてがんばらねばです…!
山小屋でご飯を食べられること、水やビールを買えることに感謝🙏
・持っていったが使わなかったもの:わかん