中野俣川本流 遡行〜弁慶山 登頂〜小松ゾウ沢 下降-2025-7-20〜21
弁慶山地に熱い情熱を燃やすmooreeさんにお付き合いし、中野俣川本流を遡行してきました。 外界は猛暑日、そしてアブやサシバエの猛攻から逃れるためカッパを着込んでの遡行であったため、早々に体力を削られ、初日は予定通りの行動とはならなかったのですが、その分二日目は余裕を持って行動できたのではないかと思います。 私は疲労困憊でほとんど写真を取ってませんでしたので、後日改めて整理したいと思います。
弁慶山地に熱い情熱を燃やすmooreeさんにお付き合いし、中野俣川本流を遡行してきました。 外界は猛暑日、そしてアブやサシバエの猛攻から逃れるためカッパを着込んでの遡行であったため、早々に体力を削られ、初日は予定通りの行動とはならなかったのですが、その分二日目は余裕を持って行動できたのではないかと思います。 私は疲労困憊でほとんど写真を取ってませんでしたので、後日改めて整理したいと思います。
実は最近真室川町の営業担当になりまして営業の会話ネタに相応しい真室川町の山は無いだろうか?と探りを入れた結果、弁慶山が適しているのではなかろうかと判断。バックグラウンドに歴史的な出来事があること、ネーミングからして惚れ惚れするような山であることから山行を決行。 噂ではかなり峻厳な山とは聞いていたが、正にその通り。アップダウンの連続。上がれば下り上がれば下りの繰り返し。特に618P直下のヤセ尾根はナイフリッジ、ピーク手前の尾根沿い右側は絶壁に近い斜度の雪庇。前日の降雪パウダースノーをひたすらラッセルしようやく山頂に到達。山頂には特に何かあるわけでもなく、耳もガスって見えない。猪ノ鼻岳からの戻りに期待し、タイミング良く間近で耳を拝見する事が出来感無量。 帰りは以外と早く下れるかと思いきや、トレースがあるとは言えアップダウンの繰り返しで苦戦。日没前ギリギリセーフで下山しました。印象としては私の知っている範囲で言えば夏の丁岳のアップダウンに雪を付けたイメージになるでしょうか。それ以上かもしれません。ちなみにこの山行、水3リットル消費は想定した方が良いと思います。 次行きたいかって言われたら…マジで考えちゃいますね。耳は登りたいが… 最後に弁慶山は源義経主従の弁慶に起因している様です。山伏姿に身をやつして義経主従は庄内からこの山を越して最上に入り、平泉に逃げたという言い伝えがあります。
誰かが申請したランドマーク、弁慶山。夏道無しの雪山限定だが、1年以上待ってもレポがアップされない忘れ去られた山。申請した人に引け目を感じつつも、もう待たなくてもいいよね?と判断し時機を狙っていたが、ここ何日かの降雨と気温上昇により雪質もちょっとは安定したのでは?ということでいざ真室川町へ。 西川集落南の橋を渡らずに左折。除雪されてないかな?との心配も杞憂となり、駐車できそうなスペースから取りつき。序盤の雪質は硬めのザラメだがスノーシューがほどほどに効くため、今日のところは結局往路は履きっぱなし。368Pの赤沼山に至る尾根は何本かあるが、選択したルートは尾根に上がるのが一苦労。たぶん風下だからだと思われるが、雪壁となっていたため上がるポイントが限定され、急斜面をトラバースするはめに。 赤沼山、372P南峰と2つの小山をクリアし、細かなアップダウンを終えると中盤戦。300から始まり600までの急登の痩せ尾根に苦戦する。ところどころ狭くなる上に尾根上の大小様々な樹木が邪魔をして、やむを得ず崖ギリギリを進むはめとなったり、ツリーホールに嵌まったりとメンタル・スタミナともに削られていく。雪が途切れることはなかったのと、雪質がモナカ気味に変化したのが幸いだった。アニマルトレースは3種確認できたが、熊トレースにはちょいビビり。野郎、目覚めやがったか。3月だしね。 ようやく遮る樹木のない弁慶山、鋭く尖ったのが特徴的な弁慶の耳を眼前に捉えたころからいよいよ終盤戦。ここからの尾根は中盤ほど狭くはないが、急登が一段と冴え渡る。諦めろ~諦めろ~と頭を押さえつけてくるようで、下を見ながら一歩づつ進むのみ。顔をあげるとあまりの進んでなさに愕然。 ピーク周辺は整ったブナと雪原が広がる。晴れ間もちょっと出てくれたおかげで、ここまでの疲れも癒されるファンタジーな世界。ここに至るまでは地獄でしたけど。ピークから西へ進んだポイントからは弁慶の耳の尖り具合がよく分かる。ちょっとここは越えられそうにないな。 さて復路。これまでの雪山はスノーシューを滑らせることにより帰りのスピードアップが計算できたが、この山にはそれは通用しない。登りよりも更に痩せ尾根に恐怖を感じるし、雪質も溶けあんべとなったことで滑落危険もまざまざと。スノーシューではヤバいと感じてアイゼンに履き替えて進む。ズボズボのため滑落することはなくなったが大幅なスピードダウン。なんとか中盤の痩せ尾根下りをクリアした時は心底ホッとした。ただ駐車スペース到着がまさかの5時となるとは思わなかった。 もう一回登る?と聞かれたら、胸を張ってノー!と言える。でも弁慶の耳のふもとまで行ってみたいし、すぐ近くの猪ノ鼻岳にも行きたい。時期ずらすと堅雪となって案外もう少し楽なのかもしれないが、沈まない分滑落の怖さも出てきそう。
出羽丘陵(出羽山地)というエリアに、弁慶山(山形県酒田市と真室川町の境)という山がありまして登って来ました。 麓の集落には、源義経、弁慶主従の伝説も残っていることから、名前の由来は、武蔵坊弁慶から来ているものと思われます。 887㍍と、標高は大したこと無いような山ですが、アップダウンの繰り返しや細い尾根等、心折れる要素満載(笑)弁慶の耳と言われる岩峰は、ジャンダルム(見たこと無いけど)(笑)かと思えるような急峻な岩でした。 お亡くなりになりましたが、池田昭二さんという登山家がいらっしゃいまして(鳥海山や、鳥海山から南の月山にかけての出羽丘陵のことなら、この方の右に出る者は居ないと思われるような凄い方です)、そのような人でも、弁慶山で死にかけたという記録が残っています。 そんな山に登頂することが出来ました。今回一緒に登った仲間達に感謝。
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