石鎚山系〜皿ヶ嶺山系縦走
石鎚山・堂ヶ森・二ノ森
(愛媛, 高知)
2023.05.03(水)
3 DAYS
石鎚山系完全縦走ということで東は翠波峰から西は谷上山を経て伊予市を目指して縦走しました。
結果は3日目の工程が厳しく、疲労も限界に近かったので砥部の上尾隧道までとなりました。
残りの西側は伊予市までと言わず、せっかく残りを行くなら双海まで抜けたいですね。
皿ヶ嶺連峰と言えばほとんどの人は東温アルプスの西の引地山までをイメージすると思いますが、本来の皿ヶ嶺連峰県立自然公園は伊予市の谷上山までの広範囲となっています。
登山道はありませんが、三好の仙人さんが昔に三坂峠から伊予、双海まで抜けたという記録を見ており、仙人さんが道の確認を続け伊予大平までのルートを繋げていました。
しかし、仙人さんでは体力的に全縦走は厳しいので今回自分がチャレンジしました。
山行についてはマイナーなルートを主に記載します。
1日目は法皇山脈の東の翠波峰からスタート
赤星山~峨蔵峠は少しマイナーなので踏み跡が少ない場所がありますが、危険個所は無くアップダウンもそれほどでは無いので実は割と快適なルートです。
問題はこの先の蛾蔵越で、アップダウンが激し過ぎて体力勝負の区間です。
普通にここだけでも疲れるのに縦走の途中にここを通ると泣きそうになります;;
必死の思いで東赤石まで抜けましたが、脚が売り切れて1日目でフラフラですw
10日前にUTMF FUJI 165kmを走ったのでレースの疲労が抜けてないです💦
ペースを落として大阪屋敷越まで進みましたが、時間がやばく日没が迫っています。
予定では寒風山を通る予定でしたが、安全を考慮して笹ヶ峰から直で下山しました。
2日目は大人気の石鎚山系の縦走路
瓶ヶ森の男山に着くと応援の2人と合流します。
暫く進むと三好の仙人さんとも合流して4人で土小屋(自分だけ昼食)石鎚山に登ります。
石鎚山で仙人さんとは別れて3人で黒森峠まで抜けました。
自分は登りの脚が売り切れていて遅いので、2人の脚を引っ張った感がありました><b
※青滝山~黒森峠は笹が伸び始めていました。今年刈られなかったらヤバイかも?
3日目は今回の核心の皿ヶ嶺山系
2日間の疲労が溜まっておりスタートから登りの脚が動きませんw
東温アルプスの東側は元気な時の自分と比べて2倍近く時間が掛かっていたかも?
上林峠で応援の3人と合流します。
4人で引地山まで行きましたが、いろいろ話せたのと登山道がフラットなのもあり少し体が楽になりました。
引地山からは2人と別れて、この先は2人で進みます。
三坂峠までは尾根を進むべきなのですが、ここの笹はマジでやばくどうにもならないので黒森山取り付きまではロードと林道を進みました。
黒森山から西は登山道はありません。
黒森山から鉄塔巡視路までは笹漕ぎとなりますが、幸い先人達の踏み跡が尾根にありそれをトレースします。
1ヵ月前は走って黒森山から鉄塔巡視路まで30分ちょいで抜けましたが、今回は1ヵ月経って笹が元気になっているのと南からの強風で笹が北側に倒れて踏み跡が見えにくくなっています。
この区間は大苦戦で1時間半も掛かりました・・・。
やはり笹漕ぎは冬場が楽ですね。
鉄塔巡視路に出たら、ここからゴールの上尾隧道までは長いですが全て鉄塔巡視路を通ります。
しかし、ここでアクシデント発生
相方の脚の疲労がやばく下りが歩くのもきつくなってきました。
久々の山行で昨日は28km、今日も風穴から上林峠、そしてここまで自分と一緒に来たので超ハードですよね。
三好の仙人さんに救援を要請して立野まで迎えに来て貰いました。
師匠ありがとうございます><b
立野から上尾隧道まではまた一人旅となります。
この鉄塔巡視路は物凄く整備されていて超走りやすいです。
立野で休憩できたのもあり最後はいいペースで進めました。
最後だけ上尾隧道の上を通るのと517Pの鉄塔もあるので結構きついです。
※最後上尾隧道の方の鉄塔線に曲がるのに、気持ちが良いので暫く真っ直ぐ進んでましたw
ゴール手前は民家が倒壊しているので巻いてロードに出ます。
伊予市までは抜けれませんでしたが、
3日間で115km 累計標高約10000mとなりました。
流石の自分も脚の筋肉痛がやばいです🤣
残りの区間は三好の仙人さんと2人で攻略したいと思っています。