恐怖の大平山
社山・半月山
(栃木, 群馬)
2026年03月01日(日)
日帰り
頂上は大菩薩嶺か丹沢山に似ている
今日は天気に恵まれた一日。
せっかくの好天なので、バリエーションルートを歩くことにした。ただ、またしても寝坊…。それでもこの天気を無駄にするわけにはいかない。
序盤から終盤までほぼ急登。乾いたススキは非常に滑りやすく、取り付き周辺は砂混じりの脆い地形で、浮石だらけ。手足を総動員して全集中して登る。ここまで体力を削られる登りは久しぶりだった。
途中、一見踏み跡のように見えるルートに入ったが、どうやら鹿道だったらしい。半分ほど進んだところで下を見て愕然。遮るものは何もなく、滑りやすい草斜面が続くだけ。もし滑落すれば軽く100〜200mは落ちるだろう。とっさに斜面に伏せ、草の根を掴み、指を土に食い込ませて体勢を立て直す。
その先にはさらに岩場。全体的に風化が激しく、信頼できる石はほとんどない。ひとつひとつ確かめながら慎重に通過した。
岩場を越えると千島笹帯に入る。夏の皇海山ほどの“地獄”ではないのが救い。依然として急斜面ではあるが、千島笹は強度が高く、しっかり掴めるのがありがたい。
途中で鹿の骨を発見。ただし角や頭骨は見当たらず、骨盤や肋骨も見つからなかったのは少し残念。
山頂が近づいた頃、新たな試練。残雪帯が現れる。今回はスノーカバーを持たず、ミドルカットの登山靴のみ。できる限り雪を避けたものの、結局靴下は半分ほど濡れてしまった。
下山路は登りよりはるかに安全ではあったが、それでも滑りやすく、全体的にかなりワイルドな印象。しばらく人が入っていないのかもしれない。途中、山体崩落箇所もあり、大きな木の根がむき出しで左右とも巻けず、最後は腕力で直登。
そいえば、手軽に皇海山に登りそうな感じだけど…
そしてようやく車道が見えた。
無事に“人間社会へ帰還”。
妙義山もジャンダルムよりも、レベル違いの恐怖