長野市のとある穴場へ
陣場平山
(長野)
2025年11月23日(日)
日帰り
ネルギガンテの思いつきで、初冬に入った鷹狩山にて後立山連峰の絶景を楽しんだ。
その帰り道、ムフェト・ジーヴァがどうしても寄ってみたい場所があるという。
早速大町市を離れ、とある場所へ向かった。
降り着いたのは、地蔵峠だった。
早速登り始める……。
今回挑むのは、「陣場平山」と呼ばれるお山。
遡る事、去年の初夏のこと……。
高妻山を攻略した帰り道、クシャルダオラが頸城山塊や北信五岳を一望できるお山を探していたところ、長野市街地でアルクマよりこの陣場平山の存在を聞いてきたという。
しかし陣場平山は、長野市街地の他のお山より非常に認知度が低い上、交通の便が悪い事も重なって穴場になっていた。
落ち葉が敷き詰められた緩やかな道を登っていくと、電波塔が見えてきた。
電波塔の裏へ周り、稜線上をしばらく歩いていく。
そこから程なくして、遂に陣場平山の山頂にたどり着いた。
山頂には三角点と標識が置いてあるのみで、展望は一切利かない。
どうやら展望が開けるのは、この先にある陣場平山の家と呼ばれる便所の近くらしい。
山頂を後にして、さらに奥へ進む事にした。
稜線は起伏に富んでいるが、緩やかなためあまり体力を消耗しない。
稜線上をしばらく歩いていくと、陣場平山の家が出てきた。
やはり便所そのものだったが、その脇からは圧巻の絶景が広がっていた……。
北側のみ木々がなくなっていて、まるで頸城山塊そのものが額に収められた一枚の絵のように見えていた。
長野市街地より大きく構える飯縄山。
僅かに雪を湛えた黒姫山。
峻険な佇まいを見せる戸隠山と、その奥に天を突くように座す高妻山。
さらに奥には真っ白になった妙高山、そして頸城山塊の頂点たる火打山が聳え立っていた。
位置的な都合上斑尾山のみ見ることはできないが、それ以外の北信五岳を一気に見られるのは最高だった。
素晴らしい絶景を楽しんだのち、今度は陣場平山の家の向こうにある東屋へ向かった。
東屋からは、千曲川が流れる善光寺のお膝元長野市街地が一望でき、その向こうには上信国境の高峰が連なっていた。
東家にて少しだけ休み、陣場平山の家のそばにある分岐点より林道へ駆け下りる。
葛籠折れの坂を下りていき、古びた車道へ戻る。
車道からは若干木々がまばらになっているところがあり、そこからは再び戸隠連峰を望むことができた。
林道を戻っていると、曲がり角からは白馬岳が覗かせていた。
雪に包まれた姿はやはり素晴らしい。
そこから林道をしばらく歩き、登りはじめてから30分超えた頃なんとか地蔵峠駐車場まで下りてくることが出来た。
もう昼を回って日が暮れてきた。
食事を済ませて足早に帰宅の路へつく……。
初冬の陣場平山にて、頸城山塊の大展望を味わったムフェト・ジーヴァであった。