大小山(妙義山)・西場富士(栃木)
2026.05.15 (金)日帰り
【閲覧注意】
※15枚目の写真は、野生のネルギガンテの捕食をAIにて描いた物の為ご注意下さい。
5月も中旬を迎え、かなり暑くなって来た。
もう初夏まっしぐらであり、刻一刻と今年の古龍たちの夏が近づいて来ていた。
そんな中、ネルギガンテより散歩に行きたいと強請って来た……。
勤務明けのこの日、祖父が家の近所を散歩しようとしていた。
しかし…祖父が口にする毎日のあの莫大な甘ったるいものから考えるに、とても散歩如きで消費しているようには見えない。
そこで今回は、とあるお山へ行くことにした。
それは、「駒場山」。
大小山系に属するお山で、大小山南稜から更に東に派生する支稜の末端に位置する。
前から行きたいと思ってはいたものの、大小山から直接縦走することができない為長らく放置していた。
そんな駒場山へ、ネルギガンテ、ムフェト・ジーヴァと共に挑むこととなった。
降り着いたのは、三柱神社駐車場。
早速登り始める……。
鳥居を潜り、階段を登って神社の境内へ入る。
本殿を通り抜けると、いよいよ駒場山へ登ることになる。
しかしこのお山には、全く登山道が敷かれていない。
足利百名山は大抵、灰色峰でも古い林業用作業道が残っていたりして踏み跡を辿れば登ることができるが、今回の駒場山にはそんなものはなかった。
完全な“バリエーションルート”になっていて、樹林帯の中を適当に登らなければならなかった。
斜面は非常に急で、足下はほぼ落ち葉の絨毯。
一歩進んでもとにかくずり落ちて転ぶ始末。
木々にしがみつきながら登っていくが、思いの外手間がかかる。
結構登って来たと思っても、実際はたいして進んでいない。
ごく小さなお山ながら、登るだけならかなり時間のかかる代物だった。
深い樹林帯の中を適当に登っていくと、稜線上に出たのか少しだけ緩やかになった。
そこから程なくして、遂に駒場山の山頂にたどり着いた。
山頂には標識が置いてあるが、それだけで特に展望などはなかった。
少しだけ休んだのち、下りることにした。
結局道などはどこ探しても無く、やはり下りも強引に樹林帯の中を下りていくしかなかった。
要するに、心の目と野生の勘を研ぎ澄まして自分なりの道を見つけろと言ったところだろうか…。
緩やかなら多少は安心できるが、落ち葉だらけの激下りで下がよく見えないため、足をとられると大きく転んでしまう。
登り以上に、下りは慎重に歩かなければならない。
木々にしがみつきながらゆっくり下りていくと、三柱神社の本店が見えてきた。
此処まで来ればもう森を抜けられる。
だらだら下り続けると、三柱神社の境内に入った。
階段を下りて鳥居を潜る。
そこから歩いていき、登り始めてから30分を超えた頃なんとか駐車場まで下りてくることができた。
お食事を済ませ、足早に帰宅の路へつく……。
初夏の駒場山にて、刺激的な散歩を楽しんだネルギガンテであった。