アブ🪰🪰に身を捧げてきた
まるで手を切ってジョーズのいる海に飛び込んだような。 裏山にたった1人飛び込んだ人間に、体温だか二酸化炭素だかを感じ取ったアブが一斉にたかってくる。 昨日はずっと同じ個体がついてくるイライラで済んだけど、数が増えて視界に何匹もブワァァァンと飛んでくるともはや恐怖で、パニくりぶち切れ叫びながら神に祈り泣いた。 フードをかぶり、手を袖に引っ込め、自分の頭と身体をはたきまくる。袖が遠心力で伸びる。 巨大グモの巣を手で払う余裕もなく、迫りくるアブから逃れるためにブチブチ音を立てて顔で破壊していく。女郎蜘蛛ならまだしも、タランチュラ的な見た目の足太のやつ本当に無理…でもアブよりはかわいいよね。 ただただ早く降りたいだけの登山で心が折れた。肘下10カ所は腫れてかゆい。首は肩こりかと思ったら腫れてて痛いし重い。死守したはずの顔にも3箇所刺された。 こんなにアブに恐れている活動日記は他に見つからず、自分の余裕のなさ、自然への自分勝手さに落ち込む。 ……アブさん、お邪魔しました。登山中は死ねって思ってましたごめんなさいそちらが先住民ですよね…。おとなしくイノシシ吸ってろよオオオオオ!!!





