03:36
6.5 km
301 m
ミヤマヨメナ&ゲゲゲのブッポウソウ 吉備中央町天福寺~大平山
大平山 (岡山)
2026年05月17日(日) 日帰り
【ミヤマヨメナ群生が見られる天福寺と西谷池】 この日はミヤマヨメナの観賞が第一目的でした。 ミヤマヨメナはキク科シオン属の植物で春(5月)に開花する数少ない野菊の一つです。 Googole AIに「岡山県のミヤマヨメナ観察スポット」を質問したところ、鏡野町の岡山県立森林公園、真庭(まにわ)市の三坂山(草刈りで激減していたことあり)、そして5月14日に訪問した岡山市半田山植物園の3か所がヒットしました。 一方、Microsoft Copilotに同内容を質問したところ、玉野市の深山公園、和気町の岡山県自然保護センター、新庄村の毛無山(けなしがせん)の3か所が挙げられました。 さらに、Google Chrome AIは高梁(たかはし)市と吉備中央町にまたがる大平山、三坂山(草刈りで激減していたことあり)の2か所と答えました。 3つのAIがそれぞれ異なる回答を出したことに笑撃を覚えましたが、検索結果のうち大平山のトップに見覚えのあるタイトル「大平山 ミヤマヨメナロード 5月の花&はな&ハナ」へのリンク先が貼られていましたのでリンク先のHPを開いてみると、ちょうど1年前にYAMAPに掲載した自分たちの活動記録が出てきました。 <2025年5月18日活動記録 https://yamap.com/activities/40094353> 高梁市有漢町(うかんちょう)側から大平山に登っていると、舗装道路沿いにミヤマヨメナが咲いているのが見られます。最初に見たのは2024年で、実は今回が3年連続3回目です。 今回は昨年、一昨年の高梁市有漢町の反対方向にある吉備中央町の天福寺(てんぷくじ)を起点にすることにしました。 天福寺は4年半ぶりです。シャクナゲや平戸ツツジは終わりかけて傷んでいましたが、クロアゲハは喜んで蜜を吸いに来ていました。 境内の北東端で仏像を見つけ、ふと気づくと奥に白い花が。近づいた連れが「あーっ、あったー!」ミヤマヨメナの群生<写真07>でした。 写真だけではその規模が伝わりにくいため、動画も撮影しました。 興奮が収まった連れ「あーっ、もう目的果たしてもうた。どうする?もうちょっと歩く?」 そら、10分でおしまいにするわけにいかんやろ😅 境内のあっちこっちにまとまって花が咲いており、ここだけで昨年と一昨年に高梁市有漢町側で見た数を超えてしまったかもしれません。 幸先良いスタートに気分をよくして舗装道路を歩いて大平山に向かいました。なんと、道端でも何度もミヤマヨメナを見ることができました。もっと早く行っときゃよかった😅 大平山頂上<写真28~37>の南はいこいの森として整備されています。舗装道路を歩いて西谷池に向かうと、トイレ付休憩舎の南にこの日見た中では最大規模の群生<写真21>が見られました。 最後に大平山北西のミヤマヨメナロード<写真39>を見に行きました。ここは3回目で距離は7~8mでした。 県外の山中のとは比べ物にならないほど短いのですが、今回見た中では最も密集していました。 今後、AIネット検索で岡山県のミヤマヨメナの観察スポットを尋ねると、我々の記録が出てくるかもしれませんが、静かに見て楽しむだけにしていただきたいものです。 【予定外の土道はヤブコギ気味】 今回は大半が舗装道路で、西谷池から北に延びる遊歩道のみ土道のはずでした。歩いたことがある道ばかりなので、安心して運動靴で出かけました。 育成の森の道標から草がたまに脚に当たる土道に入りました。この遊歩道を西谷池(<写真24,25>撮影地点)に向かって南下していると、コガクウツギが道のど真ん中に生えていました<写真15>。 後日、ログを確認してみると、この辺りから正規ルートの西寄りに逸れたようです。木の枝などが体に当たりますが、足元は道のようだったのでそのまま進みました。 幸い、細枝はかき分けずに歩けるギリギリでしたが、普通の人はこれをヤブコギと呼ぶのでしょう。 西谷池(<写真24,25>撮影地点)の近くで池のほうにも進めそうでしたが、右折しました。枝が肩に当たる道でしたが、すぐに舗装道路に出られました。 出た辺りには道標があり、大平山頂上<写真28~37>と高爽(こうそう)の森展望台<写真18~20>の分岐でした。 西谷池(<写真24,25>撮影地点)に行きたかったので、「トイレ休憩所」の道標から池に延びる舗装道路に入りました。 池の北は途中から土の細道になり、木の間から木道に下りられました。池の南で木道から下りると、西に適当に歩いて舗装道路に戻りました。 土の細道で木道に下りずに北上すれば正規の遊歩道に入れただろうと思いますが、引き返して地形図の実線のほうの舗装道路に出ました。 ミヤマヨメナロード<写真39>からの帰り道、地形図上は大平山頂上<写真28~37>に向かって破線の道が延びているのに気づきました。 これが歩ければかなりのショートカットになります。ヤブの斜面に取り付くと、ステップが切ってありました。 登り切って連れに声をかけました。「歩けそう。」 喜んで登ってきた連れと一緒に道をたどりましたが、木の細枝はたまにかき分けなければ歩けないことも。デジャヴちゃうな。今日はこういう日か😅 コツクバネウツギ<写真40>撮影地点を過ぎ、標高685m辺りで突然、目の前に松の倒木が現れました。 これ、越えなしゃあないな。とりあえず進め。歩いていると、連れが「これ、切られたな。跡があるわ。放置したまんまや。」 どうやら、下から登ってくるもの好きは想定外だったようです😅枝張りがすごいので、歩けるところを選んで枝を踏んだりまたいだり、なんとか抜けた所で東に登りました。 細い踏み跡が現れましたが、すぐにヤマツツジの通せんぼ😅抜けたら今度は切られた枝が散乱😅 幸い、すぐに越えられ、前方に見覚えのある大平山頂上展望台<写真29>が。しかも、下にピクニック中らしきファミリーがおられました。 ご挨拶しましたが、2m近く離れているとはいえ、斜め下から不意に現れた人間に一瞬はっとなさったようでした。すみません😅 【ゲゲゲのブッポウソウ】 天福寺<写真01~11>を出ると、ゲゲゲ、グゲゲゲと奇妙な鳴き声が聞こえてきました。その独特の鳴き声からすぐにブッポウソウだとわかりました。 実は、地鳴きもゲッ、ゲッなのです。青い体で森の宝石と呼ばれるのですが、まさに天は二物を与えず😅 2羽が争うような鳴き声と、反対方向からも1羽の鳴き声がしますが、「ゲゲゲのブッポウソウ」はどこ? 鳴き声がするほうを凝視していると、2羽が飛び回っているのが一瞬見えましたが、撮影するのは非常に困難でした。止まらんかーい😅 唯一撮影できたのは飛び去るシーン<写真12>ですが、被写体(ブッポウソウ)との距離がありすぎて、辛うじてその羽の模様からブッポウソウと判別できる程度でした。 ブッポウソウは夏鳥で、春になると東南アジア方面から飛来し、日本で繁殖した後、秋には再び南へ渡っていきます。岡山県内では絶滅危惧Ⅰ類に指定されています。 Googole AIに「岡山県でブッポウソウが観察できる場所」を尋ねると、日本トップクラスの繁殖地である吉備中央町を紹介してくれました。 実は、日本に飛来する約3分の1がやってくるといわれています。町のHPで観察小屋が紹介されており、子育ての様子をライブ映像でも見ることができます。 代表的な観察場所としては同町内の横山様(腰痛地蔵尊横山様)がありますが、ここはバードウォッチャーの聖地でこの時期は連日、大砲のような望遠レンズ付きの一眼レフカメラや双眼鏡などを携えた方々が大勢来られます。 ところが、大平山一帯は観察マップからは外れているので、ブッポウソウはミヤマヨメナ群生と並ぶビッグサプライズでした。 おそらく、営巣地を探して争っていたのでしょう。巣箱があるのはここより南東なので、そのうち観察マップに記載されている一帯に落ち着くだろうと思います。 ブッポウソウは警戒心が強く、人間が巣箱の側にいるのがわかると巣を放棄することもあるそうです。巣作り前でよかったです。 一度、横山様の観察小屋に行ったことがありますが、高倍率とはいえコンデジでははっきりと写らず、親切な方が超望遠レンズに写っている姿をスマホで撮ってくださいました。 あのときよりも多少倍率がいいコンデジを携えて、またいつか観察小屋からブッポウソウウォッチングに興じたいと思います。
