日向市東郷町 熊山林道より熊山
冠岳
(宮崎)
2021.12.19(日)
日帰り
日向市東郷町の広域基幹林道 熊山線のダート区間を県道301号側よりウォーキング、おまけに熊山無線局と熊山山頂に寄り道。
【熊山林道】
総延長約18kmの広域基幹林道。起点から終点まで、全線が宮崎県日向市東郷町大字山陰に属する。
起点は耳川沿いの国道327号、冠橋を渡り、冠岳登山口を通りすぎ南西へ進んでいく。起点より約8kmほどは舗装済み、以降はダートと舗装路との繰り返し。
終点は石並川沿いの宮崎県道301号。この県道は宮崎県屈指の険道としても有名(要出典)。終点付近からしばらくはダート。
【林道終点まで】
ここまでの宮崎県道301号山陰都農線がヤバイ。都農町の征矢原地区の先からとてもヤバイ。この県道への訪問は4回目だが、今までで2番目くらいに落石過多、落木過多。相変わらずといった状態。一応県道だけれども、車高の高い車両推奨。
【①林道終点〜峠】
熊山林道の終点付近に駐車できそうな路肩があったので、駐車しウォーキング開始。
最初の数百mは舗装路、最初の橋を渡るとダートに。路面状況は、四駆推奨な典型的なダート林道。ある程度車の往来がありそうな感じ。
終点が標高210mほど、約4km地点の峠で標高550mほど、350m弱を一気に登る。ずっと登りなので結構疲労。ダートなので車でも結構大変なのだろうか。
峠には特に看板などなし。名無しの峠かな。
【②峠〜熊山無線局入口】
峠からはひたすら下り。
少し下ると右手に広い広場と林道。工事現場の詰所跡か、でもきれいに整備されているのでなにかの建物でも建てるのだろうか?
更に下ると林道分岐。名前付きの林道で、林溝林道松尾線。国土地理院地図では東方面の集落から登ってこれそうな雰囲気。ちょっと気になるのでまた調査しに行くかもしれない。
更に進むと熊山無線局入口の急勾配な坂道と、左手に峠道のようなもの。あと路肩に車が2台停まっていた。国土地理院地図ではこの場所は七曲越という峠のようで、東郷町下三ケ方面から峠越ルートがある模様。ちょっと気になるところ。
【無線局入口〜無線局】
無線局まではコンクリート舗装された急勾配な道路。以前訪問時に車で登ったときも大変だった勾配、徒歩ではけっこう大変だった。
何分か登ると鉄塔が見えてきて、熊山無線局へ到着。NHKの東郷デジタルテレビ中継局、民法二曲の中継局と防災行政無線熊山中継局、九州電力の熊山無線局など…いろいろな建物が立ち並ぶ。
展望はいまいちだが、西方面には西林山や神陰山などがよく見えた。いつか登ってみたい。
【無線局〜熊山山頂まで藪こぎ】
国土地理院地図によると熊山の山頂はこの無線局ではないらしく、一つ隣の山らしい。前情報では藪こぎ必要とあったが、やや藪こぎといった感じ。赤いテープはしっかりあるので、迷わないようにやや山を下り、また登っていくと熊山山頂。
山頂からの展望は全く無し、熊山表記も見当たらず、三角点のみ。藪に覆われていたためくつろげるスペースもなし。そそくさと退散。
【無線局入口〜】
無線局入口まで戻ってきたあとは、引き続き熊山林道の続きをウォーキング。
歩き始めてすぐ舗装路に。結構新しそうな舗装。最近舗装されたのだろうか。
ここからはあまり代わり映えしない景色がずっと続く。何回か分岐あり。路面もダートになったり舗装路になったり。
舗装路で何度目かの分岐あたりでウォーキング終了。一年前訪問時にはダートだった区間がいくらか舗装されている模様。ちゃんと管理されているようだ。
【まとめなど】
・熊山林道、熊山無線局に再訪できた。また来ることになると…といった感想。
・熊山山頂に登頂できた。しかし山頂があまりに物足りなかったな。
・ウォーキング開始地点までの県道ドライブが一番大変だった気がする。