六ヶ岳(福岡)
2026.05.23 (土)日帰り
【活動データ】
タイム: 瞬きする間(サクッと周回)
距離: お散歩レベル
累計標高(上り/下り): 驚異の81m(ビル約25階分)
「高尾山に行ってきたよ」
そう周りに言えば、誰もが東京の、あの年間300万人近くが押し寄せる「世界一の山」を想像するだろう。
だが、私が向かったのは福岡県直方(のおがた)市。
初見殺しの難読地名にひっそりと佇む、標高81mの「もう一つの高尾山」だ。
本家(?)に負けず劣らず、登山道はめちゃくちゃ綺麗に整備されている。歩きやすさは本家並み、いやそれ以上かもしれない。
しかし、決定的な違いがひとつ。
あちらが「世界一登山者が多い山」なら、こちらは「今日、すれ違った登山者ZERO」の山。
歩きながら、ふと思った。
もしかしたら、この直方の高尾山の「年間」登山者数は、東京の高尾山の「午前中」の登山者数よりも少ないのではないか……?
いや、ヘタをすれば本家の最も混雑する「朝の10分間(通勤ラッシュ並み)」にすら、こちらの年間トータル数が敗北している可能性すらある。
だが、それがいい。
向こうが「大都会のオアシス」なら、こちらは「完全なるプライベート・マウンテン」。
整備された美しい登山道を、風の音と鳥のさえずりだけをBGMに歩く贅沢。すれ違う人がZEROということは、この素晴らしい空間も、マイナスイオンも、すべて私一人の独占契約だ。
東京の高尾山では絶対に味わえない「究極のソーシャルディスタンス」と静寂が、ここ直方(のおがた)にはある。
知る人ぞ知るニッチな低山ハイク、これだからやめられません。