04:46
5.5 km
639 m
三子山、残り2ピーク回収
安蔵寺山・燕岳 (島根, 広島)
2024.03.10(日) 日帰り
〇山を選ぶ 2年半前に日浦ルートから登った三子山 https://yamap.com/activities/12747568 。その時は登山口につくまでの道迷いと天候不良で南峰のみで引き返し、いずれ残り2ピーク+1展望所をとるつもりでいたが、ようやくその時が来た。今日はYさんと一緒に登る。前回は日浦ルートで登ったが、今回は清谷ルートを行くことにする。 〇駐車場 3月に入ったが寒い日が続き、この前日には雪予報。登山口周辺の道路は2㎝程度の積雪があった。清谷登山口の看板のそばの路側帯に車を停める。ここまでの道路のアクセスも良く、路側帯も広くなっているところが多く、駐車に困ることはないだろう。 〇清谷ルート 橋を渡り、民家の前を通りワサビ田のそばの細い道を登る。5㎝程度の積雪あり、道がよくわからないが、なんとなく道に沿い、ワサビ田を抜け登山道に取り付く。さっそく朽ちた橋に出たが、ここを渡るのは危険そうなので沢に下りてわたることにする。と言っても1mちょっと幅なので何と言うことはない。 標識から沢を離れやや高い細い登山道を進む道となる。積雪のせいもあってか道は狭く、沢までの落差はけっこうある。足元に注意しながら進む。念のためにと思って持ってきたチェーンスパイクが大活躍した。この細い道に大きな倒木もあり、滑らぬよう気をつけなければならないスリリングな箇所もあった。 うっかり靴を沢につけてしまう渡渉を経て、さらに登ると開けた箇所に出て正面に立派な杉の木が迎えてくれる。この木の根元で少し休憩して先に進むことにする。 相変わらず谷をつめていく。途中大岩が現れるが、大亀岩というらしい。さらに登ると林道に出合う。といってもずいぶん前から使われていないらしく木々が生い茂っている。そこからもうすこし登ると主尾根に合流する。 〇主尾根 主尾根までの所要時間を1時間30分とみていたが、雪で足元をとられ道も不明瞭でここまで2時間かかった。ピンクテープに助けられた山行だった。だが主尾根に出てしまえば迷う心配もない。まずは2年半前に取り逃した中央峰を目指す。 数分で中央峰についたが、ここは眺めもあまりなく伐採された空間と三角点、標識がこの三子山の最高峰であることを教えてくれる。この先の南峰は以前に行ったので今回はパスする。 すぐに引き返し、次は北峰だ。分岐から急登を登るとすぐに北峰につく。ガイドブックには展望なしと記載されていたが、益田市街を眺める展望が望める。ここまでいいかと思ったが、せっかくなので岩乗まで行ってみることにする。 だが、この先は笹ヤブ。雪でそれほどヤブ漕ぎ感はないのだが、明らかに笹が刈られていない。不明瞭な道を行き当たりばったりで進み、鞍部から登り返すと岩乗につく。ガイドブックには三子山の展望はここのみと書かれていたのだが、木々が生長しているため、見渡せるのは安蔵寺山方面の限られた方向のみだ。さっきの北峰に比べるとがっかり感は否めない。そして、それで笹が刈っていないのだと合点がいった。 〇山メシ 展望はどうであれ、目的を達成したのであとはもう一つのイベント、山メシにする。今日は辛ラーメンだ。冬山には辛いラーメンがマッチする。トッピングはもやし、チャーシュー、春菊、温泉卵だ。辛みをまとった熱々の麺とスープは、体の奥からエネルギーを生産してくれるような感じがする。 〇下山 下山は来た道を引き返す。下山時には雪は解けかかり、ぬかるみのところも多かったが、チェーンスパイクで安心して歩くことができた。