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魚眼レンズなので周辺部が歪み、距離感も遠くなるので、より険しく高く見えます。それを差し引いても山頂直下と大岩盤の折り返し直登部はなっかなかな角度です。その時に自分は手足に集中しているので意識してないですが。

ヘルメットから30cmしか伸ばせないので、頭を映像に入れると超広角になって歪んでしまいます。スキーはザックに115cmの自撮り棒を付けられるのでマシなのですが… 登山は手足の動きが大きいので、邪魔にならないようカメラを装着するのが難しいです。ヘルメットに2台だと重くて首筋を痛めそうだし、しばらくは試行錯誤です。

たぶん足元の映像こそ自分が実際に見ている視野に近いのですが、絶対に谷底なんか見ていませんから、映像になった方が怖いのですよー。はい、深呼吸、深呼吸。

そんな怖い体験せんでも…笑 いちおう目測をつけてから足を降ろすのですが、浮石だったり思ったより傾いていて別の足場を踏み直すことはしょっちゅうあります。登りの方が手で掴むときに一度見ているから足を置きやすいのだと思ってます。 ホントに見えない置き場所を探りながら降ろさなあかんのは、剱岳のよこばいの最初ぐらいかなー。