天気も悪いし家の中でウダウダ。
パソコンを開き、
何となくAmazon prime Videoへ。
すると、惹かれるタイトルの映画があった。
📽イーディ、83歳 はじめての山登り📽
見始めて、最後まで一気だった。
気がつくとボロボロと泣いている自分を発見した。
◇
もう少しで還暦を迎える。
山登りをしていても、思うように身体が動いてくれなかったりもするようになった。名だたる山が遠くに見えるようになってきていた昨今、この映画に出会った。
自らの老いをこれでもかと自覚しながらも、自分の人生を輝かせようとする主人公イーディに後頭部をぶん殴られた感じがする。
挑戦することと無謀であることは紙一重なんだけれど、挑戦を支えているのは意志で、その意志はそれまでどんな人生を送ってきて、残り少ない時間をどうすごしたいかの願いの強さで決まるんだなぁとも思った。
そして、どれだけ他者に思われているのかも…。
劇中、木の若葉を自分のしわくちゃな手の甲に重ねるシーンがあった。わずか2〜3秒のそのシーンにとてつもなく震えた。
ラスト5分は視界が霞んで画面がよく見えなかった。
何とも怠惰な朝だったけれど、この映画を見たことで、今日1日が輝いた。それだけではなく、自分のこれからが変化すると確信した。
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