思い出の山① 【大学2年の夏合宿】 2003年8月10日-8月18日 自分にとってのテント山行を振り返ってみたら、やっぱり学生の頃の夏合宿が印象的でした。あの頃は山小屋に泊まる選択肢は全くなくて、今みたいに装備が軽いわけじゃないから体力勝負的な面がありましたね。 2年生の夏合宿は立山室堂から入山し、雷鳥沢、五色ヶ原、スゴ乗越、太郎平、雲ノ平、双六、槍平、そして高山駅でステビバするっていう行程でした。 ※ステビバ(ステーションビバーク)、要は駅でゴロ寝。 奈良から18切符で富山に向かいました。けっこう雨の多い山行でしたね。でも心底楽しかったです。自分が2年なんで、後輩もできたし、リーダーは3年がやってくれるし。中間管理職みたいなポジションでした。笑 この時期の部員は、先輩も後輩も思った事は口に出せる間柄でした。風通しがいいって言うか、互いを尊重し合いながらも本音で語り合える仲間でしたね。 槍に登る途中、先輩達が「これが最後のピークやなぁ」って言ってたのが心に残りました。自分たちもいずれ引退して、卒業後は社会人になっていく様子がなんとなく想像できました。 あれから15年余り。 自分は今も変わらず山に登ってます。 本当にありがたい事だと思います。

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。