登山

四阿山は昨年のクリスマス前後の週末に初めて挑戦したのですが、前週のYAMAP日記を参考に装備（チェンスパ、スリーシーズンの靴）を用意して行ったところ、登山前日に寒波が到来しかなりの積雪があったこと、登山道も当然状況が違うことを当日現地で知り。山頂まであと1時間弱くらいで胸まで雪が来たので撤退、且つ途中でチェンスパを片方雪の中になくすという暗澹たる思いのある山です（なくした際には忘れていたのですが、カンプのチェンスパは買い直したら１万円近く、暫く立ち直れませんでした…）
今回はそのリベンジ登山です。

根子岳まで縦走する予定だったのですが、後述の諸々の出来事から徐々にメンタルが削られ断念し、四阿山のみピストンになりました。

注意したいのは
①熊。出発前夜、ふと思い立ち四阿山、熊でググるとたくさん目撃情報が出てきました。平日のソロでただでさえ不安になっているところ、バスの運転手さんに「暖かくなってきたから熊に気をつけて！熊鈴だと風の向きによっては聞こえないから熊スプレー！」とダメ押しのように注意喚起頂き、登山中、熊鈴を狂ったように鳴らしまくりました。が、平日の哀しさで他のハイカーに全く遭わなかったことや、山頂まで熊笹ゾーンがかなり多いこと、山頂付近がガスで視界が効かなかったこと等から、周囲のちょっとした物音にもメンタルが削られていき（実際、うううう、という唸り声なのか風で揺れる木の音なのか、中四阿を過ぎた周辺で遠くの藪の中から断続的に聞こえました）、時期は違いますが根子岳付近での熊目撃情報も頭をよぎり、リベンジは果たしましたし眺望もガスで望めないことなので、縦走はやめました。

②足元の装備。踏み抜き多数とのYAMAPの情報から、これは買ってから1年以上タンスの肥やしになっているワカンの出番では、と持参し、歩き始めはなんだか良い気がしたのですが、今日の登山道はわりとすぐに雪ゾーンと土泥ゾーン（岩もありワカンの幅が邪魔）が切り替わることから、歩きづらく途中で脱いでツボ足かチェンスパに切り替えたところ、たまに膝まで踏み抜くくらいで午後も普通に歩けました。むしろ、泥まみれになった新品のワカンを固定した真新しいザックが泥まみれになり、えも言われぬ使い古し感を纏ったことから、メンタルが削られました。

③トレース頼りは危険。中四阿を過ぎた辺りから、雪ゾーンの合間に樹林帯に入る箇所があるのですが、YAMAPを見てもここは道が分かりづらいです。トレースを追っていくと、ここよじ登るの？という足場が狭そうな雪の小さな丘？に出くわし、その時はトレースも付いているように見えたので（今思うに、人間の足跡にしては小さく浅かったので動物かも）よじ登ってみたところ、ツボ足だったせいもあるのか登った分、滑り落ちました。幸い、すぐ下が平坦な地面だったのでさらに下へ滑っていくことはなく、適当に回り道して上に登りましたが、多分滑り落ちた時、ザックの脇に入れていたペットボトルを落としました（メンタルがここでまた削られる）。コーヒー用の熱湯が入った水筒をザックに入れていたので脱水症にならずに済みましたが、予備の飲み物の準備はやっぱり必要で、安易な他人のトレース頼りも危険だなと反省しました。そして飲み物が半分ここでなくなったので、私にとっては未知の根子岳まで回るのは危険と判断したのも、縦走をやめた理由です。なお、帰路ではその滑り落ちる丘のような場所にはなぜか行きつかず（落とした飲み物も申し訳ないですがピックアップ出来ずじまい）他に道があったということで、登りで周囲をもっとよく見た方が良かったです。

必要な装備を適時に持参せず、不要な装備を持参してしまう等、四阿山行きは勉強することの多い山行になりました。

帰りは上田駅傍の地下にある居酒屋幸村さんで、前回に引き続き夕食。上田は馬肉が有名なのか、馬刺しとおたぐり（馬モツ）が一番人気とのことで、美味しかったです。

（ご参考）
ウェアは、ミレーのあみあみに、ちょい厚めのポリのベースレイヤーを着て行ったところ、登り下りとも終始、防寒着なしでよかったです。てんくらA、終日曇り、気温6度前後の予報。装備はストック、スリーシーズンの靴、ゲイター、チェンスパ、わかん（わかんは上述の通り不要でした）。泥対策でゲイター、靴の中が若干冷たくなったので靴下の予備がおすすめです。熊鈴も忘れずに。

バスはPASMOやSuica使えず片道現金500円でした。牧場の通過料金は300円になっていました。

四阿山（あずまやさん）は長野県と群馬県の県境に跨る山。標高2,354m。日本百名山の一つに数えられている。吾妻山・吾嬬山（あがつまやま）などとも呼ばれ、嬬恋村では吾妻山が用いられている。

【概要】
約90万年前～30万年前に活動した安山岩質溶岩による成層火山で、34万年前の噴火により直径約3kmのカルデラが形成された。その後の侵蝕により現在の複数峰による（四阿火山）の形態に至る。四阿火山とは周辺の根子岳、四阿山、浦倉山、奇妙山の総称。志賀高原から続く火山帯に属する。
四阿山の南山腹には複輝石安山岩の大岩脈があり、六角柱状の俵を積み上げたような奇観を呈し、四阿山の的岩として国の天然記念物に指定されている。
この山の南西（長野県）側にスポーツ等の合宿で名高い菅平高原が広がり、長野県側及び群馬県側にはスキー場がある。また、この山の北に日本の滝百選の一つである米子大瀑布がある。

四阿山・根子岳

群馬

長野

四阿山リベンジ（菅平ダボスバス停からピストン）

サワラ

中四阿・四阿山・小四阿

Guest

ハイキング

小四阿・中四阿・四阿山

Yama Boy

今シーズン最後の雪山を楽しみに百名山の四阿山へ🏔️
ダボスバス停からふれあい牧場通過して登山口まで1時間遠いし、ズボズボの雪が歩きにくく疲れてペースダウン⤵️
根子岳に回りたかったけど断念して帰りのバスギリギリセーフ💦
身体中疲労困憊です😩

山頂ではガスってしまったけど、天気も良く楽しめましたー✨
でも、0泊3日の旅はしんどいねー🚌

菅原高原ダボス〜四阿山ピストン

ゆう。

金曜に梅田を出て、土曜朝から山登り🏔️
目指すは四阿山！
長野の上田にこんなステキな山があったなんて！

登山口があるダボスはたぶん冬にはスキー客で賑わってるんだろうけど、もう雪が溶けてきたみたいで閑散としてる…⛷️

確かに、歩くと足がとられて体力奪われるくらい雪グジャグジャだ💦しんどい！てか山頂まで遠い！めちゃ時間かかるー！
でも人があまりいなくて山を存分に楽しめました😏しんどいけど、ほんとにきれいな山です！


長野県上田からいつの間にか群馬県嬬恋村に入ってて、県をまたぐとなんだか感動しますよね🥹


四阿山🏔️ちょっとした小旅行だ！

ごん

日本百名山の四阿山（あづまやさん）に登ってきました。
昨年湯ノ丸山と烏帽子岳から見た四阿山、今年登ろう、と決めていました。

予定では23日（土）にアタックするつもりでしたが悪天候予報の為断念。でも諦めきれず翌日の予報を確認すると次に進んでくる低気圧が太平洋側にあるため四阿山付近はあまり影響を受けなさそう…前線の動きとにらめっこしながら最終的にはヤマテンの予報を信じて翌日24日の登山に変更することに！夜行バスのチケットも残り一枚のところでゲットすることができてラッキーでした。

当日の天候は予報以上の晴天となり1日延ばしたかいがありました。ありがとうー四阿山！

その四阿山、深田久弥が日本百名山で『頂上がやや左に傾いだ屋根型をして、その右端に乳首のような丘が盛りあがっている。いい形である。』と紹介している山。また、「必ず登るべき山の一つ・・（略）・・しみじみした情趣をもった日本的な山である」とも記しています。たしかにピッケルは不要で比較的なだらかな山でしたが頂上までのアプローチが私には長く感じられ、往復8時間(休憩含)雪山を登り続けるのはちょっとしんどかったかな・・・と。本当は根子岳まで縦走したかったのですが、根子岳へと登り返す体力は残っておらず残念ながら断念。根子岳にはまた夏に登りたいと思います。

四阿山！

赤ずきん

日曜日の午前中、群馬辺りのみ晴れそうだったので、前夜車中泊で四阿山。
前日の降雪で道路を心配したが、菅平までは問題なく入れる。
お昼頃から天気は下り坂のはずで、早起きして5時前には出発。
晴れのはずがどうも高曇りでビリッとしない。
菅平牧場管理事務所からワカン付けて、前日までの新雪にトレース付けて登る。
基本ピンクテープあるが、山頂近くは森林限界も近づき、ピンクテープをロストして右往左往してしまった。というか、山頂付近はテープない。
展望台から根子岳山頂まで北アルプスの圧巻の眺め。眺めは良かったが、トレース付けて疲れたのと、四阿山も同じかとあっさりパスして根子岳ピストンに。
北アルプス連峰の絶好の展望台でした。

四阿山根子岳ピストン

afterburner

上田バス。
http://www.uedabus.co.jp/sugadaira/sugadaira.html

ピッポ

アヒル使い