登山

（長くなります）
今季2度目の南アルプス深南部へ。
ひと月前の池口岳〜鶏冠山山行で信濃俣を間近に眺め、存在感あるこの山がど〜しても気になってしまいました。
雪がまだ比較的少ないうちに行くには今季最後のチャンスと、2度目の深南部はこのルートに決めました。

本当は大無間山も一気に繋げたかったけど、積雪期に3日間ならこのルートが限界😓

畑薙第一ダムの沼平ゲート手前Ｐに駐車し、登山口まで歩きました。

畑薙第一ダムから信濃俣分岐までのバリエーションルートについては、全体に踏み跡はありますが薄いですし、その上に雪が付くと分かりにくいです。

積雪は、百俣沢の頭までは雪少なく、雪があったりなかったりでチェンスパが大活躍。
それでも標高2100m越えた辺りから、びっしり雪が付いてきます。
大根沢山からブナ沢のコルの下り、信濃俣から信濃俣のコルに向けての下りは12本爪アイゼン。念の為ピッケルも出しました。

今回、輪かんを持って行くか直前まで悩み、結局置いていきましたが…、
これが失敗。

直近記録を見てそれなりに稜線には雪あることは知っていたし、樹林に覆われた山は遠目で感じるよりも、実際には山に雪が多く付いていることがあることも知ってはいましたが…

まあ、稜線上は風で雪も飛んだり凍ったりしてるやろ、百俣沢の頭〜信濃俣分岐の区間のラッセルさえこなせば、信濃俣分岐から先の稜線上は誰かのトレース位あるやろ〜と都合よく考えていきました。

ところが、信濃俣分岐にたどり着くとトレースなどなく、多い箇所は腿まで没するラッセル。
そうか、光岳周辺は樹林帯だから雪が吹き溜まりやすいのを忘れてた…😨

ここで光岳まで行くのは諦め、イザルガ岳や仁田岳も諦める。
易老岳に向かう途中で易老渡から来られた方に行き会い、そのトレースに助けられた。
ヘトヘトになって易老岳手前で雪上幕営。
翌日の易老岳〜希望峰区間は全くトレースなく、ラッセル踏ん張り。
希望峰から茶臼岳までの区間になると、雪が風に飛ばされ凍結している箇所が多く、アイゼンで格段に歩きやすくなり助かりました。

今回、初日に水は3.5リットル背負いました。ブナ沢のコルをかなり下ると水が取れるという情報もありましたが、季節的に取れるかどうか分からなかったので冒険はしないことに😅
2泊目は雪で水作りました。

今回の教訓は以下です😭

・他人のトレースはアテにするな。

・装備と予備日はあればあっただけ安心感がある。（しかし装備は重量とのトレードオフであり、重量を抑えて行動を身軽にすることも重要なのだが）

・（改めて）樹林に覆われた山は遠目で感じるよりも、実際には山に雪が多く付いていることがよくある。



聖岳（ひじりだけ）は、赤石山脈（南アルプス）南部の静岡市葵区と長野県飯田市の境界に位置する標高3,013 mの山である。日本百名山に選定されている。

【概要】
南アルプス国立公園内にあり、主峰は標高3,013 mの聖岳（前聖岳と表記される場合がある）で、その東側約500 m の地点に奥聖岳 、南側約800mの地点に小聖岳を従えている。南アルプス中で最南端の3,000 m峰である。なお、富士山が日本で最南端の3,000m峰である。山頂周辺とその南側の標高2,300m ほどに位置する聖平に、大規模な高山植物の群生地がある。山名は、南東を流れる聖沢が肘（ひじ）を曲げたような形で、その「ひじ折る」や「へずり」が転化したのとされている。別名が「日知ヶ岳」（ひじりがたけ）。南面にはカール地形がある。南西斜面には大規模な崩落地があり、赤色チャート（ラジオラリア盤岩）の露出地がある。

聖岳・大沢岳・光岳

長野

静岡

山梨

大根沢山〜信濃俣〜易老岳〜茶臼岳周回（南アルプス深南部）

やまぐつ

光岳から信濃俣を南下し大根沢山、大無間山から小無間、明神橋で白樺荘下山です。
長い深南部の縦走満喫しました。

大無間山（だいむげんざん）は、静岡県の赤石山脈の深南部にある標高2,329 mの山。日本二百名山に選定されている。

【概要】
山頂には一等三角点が置かれている。南アルプスで一等三角点を持つ山は、甲斐駒ヶ岳、赤石岳、黒法師岳とこの山の4山のみ。麓には大井川が流れ、井川ダムの人造湖である井川湖がたたずむ。大井川の支流の明神谷、関の沢川、栗代川の源流の山である。周辺の山域は1968年（昭和43年）4月1日に、静岡県の奥大井県立自然公園に指定された。

【登山】
頂上はシラビソやコメツガなどの樹林に囲まれ展望はないが、小無間山を通過する登山道では、途中何カ所か展望が開けており、富士山や南アルプスの南部の山々を眺められる。

大無間山

光から信濃俣、大無間山で明神橋、白樺荘へ

かわいいカワウソ

暑かった。今までの山行で１番水分を欲する山行だった。水分が無くなり、こんなに体がいうことを効かなくなることを知れた良い意味でも悪い意味でも貴重な経験となった。明らかに脱水症状を起こし、胃が痙攣してしまって2日目の夕飯を食べ逃してしまった。水分摂るのが精一杯でした。
でも、夜中に腹減って起きてしまい、その後寝れなくなってしまった…。

深南部は静かですが、倒木が多く、テン泊道具背負って障害物競走的な歩きや、倒木の上に倒木があり、尚且つ、枝も張り出しているから人間知恵の輪状態はキツいです。

当初は天気を心配しておりましたが、天気には恵まれ3日間気持ち良く歩けました。そして、富士山の朝焼けは圧巻でした。

ご一緒いただいたmemberと無事に下山出来たことに感謝ですm(_ _)m

【1日目】
芝沢ゲート〜易老岳〜光岳〜百俣沢丿頭手前で幕営
【2日目】
百俣沢丿頭手前〜信濃俣〜樺沢丿頭〜大根沢山〜アザミ丿コル〜三方嶺手前にて幕営
【3日目】
三方嶺手前〜大無間山〜小無間山〜赤石温泉♨

易老岳・イザルガ岳・光岳・百俣沢の頭・信濃俣・椹沢山・樺沢ノ頭・ブナ沢ノ頭・大根沢山・小根沢山...

せいうち

島田山の仲間の"光岳 寸又川左岸稜交差縦走"の計画に参加させていただきました。
自分にとって今までで一番ハードな山行でした。
深南部の美しい森を繋ぎ、ハイマツの南限の光岳に到達。初の光岳です。
　どこまで続くのかと思えるイワカガミロード、苔蒸した素敵な森、けもの道だらけの笹ロード、を超えての光岳。
　感動的でした。
一緒に登ってくださったお二人に感謝です🤗

光岳　大無限山〜信濃俣を超えて

こんよこ

以前大無間山から大根沢山に歩いた時に次は光岳まで歩いてみたいと思い計画。沼平ゲートを出発してまずは茶臼岳登山口まで林道歩き。登山口から畑薙大吊橋を渡って登山道に入りました。ヤレヤレ峠を越えて上河内沢へいったん下ります。吊橋をいくつか渡りながらしばらく沢沿いの道を進みます。ウソッコ沢小屋を過ぎると急登が始まりました。横窪峠を越えるとすぐに横窪沢小屋。さらに登りが続きます。茶臼小屋に着く頃には明るくなり富士山が綺麗に見えてきます。稜線まで登ると冷たい西風が吹き休憩すると寒いのですぐに光岳にむけ縦走を開始。茶臼岳に登ると360度の展望です。上河内岳や聖岳がよく見えています。途中、仁田岳に立ち寄りながら進み易老岳へ。ここは長野県側の芝沢ゲートに下る分岐点になっていて前日光岳小屋に泊まられていたグループが休憩されていました。三吉平から登り返して静高平に到着。樹林帯を抜けて景色が広がります。イザルヶ岳で景色を楽しんだあと光岳小屋に到着。頂上まで往復したあと、百俣沢の頭を目指します。今までと違い、踏み跡は薄くなりますがテープの目印はついています。ハイマツ群生地の日本最南端と言われているところを通過。ここからは池口岳や光石が眺められます。すぐに樹林帯に入ります。百俣沢の頭は信濃俣方面と寸又川方面への分岐になっていますが、現在は寸又川に下っても林道が崩壊していて寸又峡温泉まで行くことができません。信濃俣方面に向けて尾根を下ります。標高で300ｍほどくだり信濃俣へ登り返しますが、途中アップダウンが多いです。急斜面を登りきり信濃俣に到着。残念ながら展望はありません。少し下り登り返したところが椹沢山。樹林の中の平坦な山頂です。テントを張るのに良さそうなので、本日はここで終了。風は吹いていますが、樹林の中なのでほとんど影響はありませんでした。

翌朝は４時過ぎに起床。薄明るくなる頃に出発しました。西に伸びる尾根を進みます。樹林越しに深南部の山々を眺めながら歩きます。樺沢ノ頭からは南に向かう尾根を進みます。ゆるやかに標高を下げていきます。ブナ沢ノ頭を過ぎると大根沢山が目の前に迫ります。鞍部に降り立つにはちょっとした岩場になっていました。ここからは急斜面をひたすら登り返していきます。標高2100ｍ付近にある岩の上からは歩いてきた尾根を見渡せました。さらに登り平坦な台地状の地形になるとまもなく大根沢山の山頂です。山頂では大無間山から縦走されてきた二人組が休憩されていました。光岳以降で他の登山者とお会いしたのは今回だけでした。大根沢山からは畑薙第一ダムに向けて下ります。田代沢ノ頭の手前の崩壊地からは素晴らしい展望が見れました。枝分かれする尾根の方向に注意しながら下っていくと最後は反射板に出ました。どこから下るのか右往左往しましたが、反射板の横から作業路がありました。最後は信濃俣林道に降り立って終了。あとは沼平ゲートの駐車場まで歩くだけです。

光岳以降は一般的な登山道ではないので地図読みが必要です。要所要所にテープの目印がありますが、地形の分かりにくい場所や踏み跡が消えいている区間も多々あるのでそう言うのが好きな人向けな縦走路でした。

池口岳（いけぐちだけ）は、長野県と静岡県にまたがる赤石山脈南部にある山である。標高2,392m。北峰と南峰の双耳峰。日本二百名山のひとつ。

池口岳・加加森山・光岳

畑薙ダム⇒茶臼岳⇒光岳⇒信濃俣⇒大根沢山⇒畑薙ダム

よっしー

光岳に畑薙からバリルートでぐるっと回ってきました。
光岳に畑薙から行くとなると茶臼小屋経由で行くのが一般的かなと思いますが、よく地図を見ると別のルートあるんですね。冒険者のつもりで行ってきました。
あまり人が歩いていないため、ピンテが落ちてしまって少なく、倒木だらけで不明瞭なところや薮漕ぎ地獄で普段歩いてるよりも相当体力削られました。
コースタイムも把握できずおおよその時間で計算しましたが地図の読み取りと実際の地形を把握し安全なコース取りをしないといけないと思います。今回いろいろ勉強になりました。
終わってみれば楽しかったけどお腹いっぱいです（笑）大無間に寄り道はちょいと厳しかったのでまた今度。

◯畑薙ダム〜仁田岳
まず林道からの恐怖の吊り橋。板が今にも割れそうというか、すでに割れて板の幅が10cmくらいな部分もあってめちゃくちゃ気を使った後の急登。
一気に500mくらいはあるのかな。ずっと樹林帯で途中から左にイザルヶ岳、右に茶臼岳が見えます。
仁田岳の登りに入るとハイマツがワッサーと現れ、薮漕ぎ地獄です。身長軽く越えるようなデカハイマツ他地図見ても、「えっ、ここルート合ってる？？」ってことばかりでルートなんて一歳ないです。ハイマツの上に上がって這いつくばって進みました。ここが今回の核心部でした。
なんとか上がりきるとハイマツの背も低くなって仁田岳山頂です。

◯仁田岳〜光岳
ここは主稜線なので問題なし。アップダウン繰り返して三吉平から一気に登り。
登り切ったところに静高平、水場あります。
小屋まで繋がる木道がステキです。

◯光岳小屋
今回はテントのため小屋には宿泊せず。テン場2000円。

◯光岳〜畑薙ダム
ピンテありますが踏み跡がわかりづらいです。地図で確認しながら歩いた方がいいです。アップダウンが多く足にきます。大根沢山山頂は広くなっておりピンテ多くありますが迷いやすそうなので注意です。
田代沢ノ頭まではなんとかわかるものの、それより先は倒木あったり踏み跡なく非常にわかりづらいです。尾根沿いに行くイメージだけど、気づいたらそれてたり…。地面がフカフカな上にかなりの急下りなのでズルッとなりがちです。
そんなのを乗り越えて高度下げ人工物が見えればダムもすぐそこです。

光岳（バリルートで周回）

karikoryo

極寒になる前にまだまだテン泊したい！
ということで今回選んだのはある程度風が防げそうな光小屋のテン場。
光岳へは歩きたいルートがいくつかあって、今回のルートは畑薙ダム→仁田岳のバリルート⤴️
光岳→信濃股→大根沢山のバリルート⤵️
仁田岳への最後の100mは藪漕ぎというよりは木登りみたいな感じで1時間もかかっちゃいました😅
その分仁田岳の山頂についたときは最高！！
ラスボスの大根沢山への登りは急登×3でした。
やっぱりバリエーションは不明瞭、痩せ尾根、急登の連続でかなり時間かかりますね。
今回はテン泊を楽しみつつ良い修行ができました👍

バリバリで光岳ラウンド

Hiro@mou.re

で、遊んで来ました。いわゆる深南部⛰️

ピンク🐗の人やらアフロのおじさん界隈の人達の庭⛰️⛰️
森の中　楽しかった🦍

今日も感謝っ⛰️

ブナ沢ノ頭

このランドマークを通る活動日記

大根沢山〜信濃俣〜易老岳〜茶臼岳周回（南アルプス深南部）

光から信濃俣、大無間山で明神橋、白樺荘へ

易老岳・イザルガ岳・光岳・百俣沢の頭・信濃俣・椹沢山・樺沢ノ頭・ブナ沢ノ頭・大根沢山・小根沢山...

光岳　大無限山〜信濃俣を超えて

畑薙ダム⇒茶臼岳⇒光岳⇒信濃俣⇒大根沢山⇒畑薙ダム

光岳（バリルートで周回）

バリバリで光岳ラウンド

南の南の深いところ⛰️🦍

このランドマーク付近の写真

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光から信濃俣、大無間山で明神橋、白樺荘へ

易老岳・イザルガ岳・光岳・百俣沢の頭・信濃俣・椹沢山・樺沢ノ頭・ブナ沢ノ頭・大根沢山・小根沢山...

光岳 大無限山〜信濃俣を超えて

畑薙ダム⇒茶臼岳⇒光岳⇒信濃俣⇒大根沢山⇒畑薙ダム

光岳（バリルートで周回）

バリバリで光岳ラウンド

南の南の深いところ⛰️🦍

ブナ沢ノ頭

光岳　大無限山〜信濃俣を超えて