登山

広河内岳から池の沢を下り、池の沢小屋へ
ここから大井川の東俣を登り、三国沢へ
大井川の最初の一滴を確認してから間ノ岳へ登り、後は北岳山荘から八本歯のコルから御池小屋へ。
広河原からの最終バス時刻が、16:40で北岳山荘からは小走りで進みました。
　南アルプスの雄大な山域に改めて感動しました。

北岳（きただけ）は、山梨県南アルプス市にある標高3,193mの山。日本第二の高峰である。

【概要】
富士山に次ぐ日本第二の高峰であり、火山でない山としては日本で最も高い。日本百名山、新・花の百名山及び山梨百名山に選定されており、同じく日本百名山の一峰の間ノ岳、日本二百名山の農鳥岳とともに白峰三山を構成する。「南アルプスの盟主」とも呼ばれる。野呂川 (早川の支流) の源流の山であり、山体は他の県と接しておらず山梨県内に含まれる。全山古生層の堆積岩から成る。山体の東側斜面は北岳バットレスと呼ばれる岩壁があり、登攀対象ともなっている。

北岳・間ノ岳・農鳥岳

山梨

長野

大井川の最初の一滴を求めて

かわいいカワウソ

初めてみやびさんのレポを見たのは、飯豊山縦走だった。
飯豊山を調べてたら、ソロで爽快に楽しそうに綴った写真が並ぶ。でも3日間でフルコース歩いてる内容はマジで半端ない😳
次に薬師岳を調べてたら、剱岳まで縦走する楽しそうなレポを発見！やっぱり内容は半端なくて、どちらも偶然みやびさんのレポだった。
平日の深夜、風呂上がりにふとYAMAPを開いて内容に驚いて夢中にポチポチDOMOを送ってたら、翌朝みやびさんからメッセージが届いた。

🙎‍♂️「沢山レポ読んで頂きありがとうございます。以前いやまゆさんとnaokkyさんから、サンダルで登る面白い人が居ると聞いてました。」

今年の5月半ば頃、みやびさんとの出会いはこんな感じだった。（現実には会ってなく、YAMAPで繋がっただけ）
みやびさんのレポはルート計画がワクワクするものばかりで、ロング縦走やバリや岩場もある。
いつかそんなワクワクルート計画を一緒に登ってみたいなぁと憧れてた😃

みやびさんの飯豊連峰縦走(弥平四郎～大石ダム)
https://yamap.com/activities/20294326

みやびさんの薬師岳～剱岳
https://yamap.com/activities/19573833

そろそろ7月の3連休。ダメ元で白峰三山と塩見岳の計画を誘ってみた。
🙎‍♂️「そのルートは似たのをやった事あるのでごめんね。」やっぱりダメよね…🥲
🙎‍♂️「実は同じ北岳予定してるんだけど、あまりに藪漕ぎでバリルートの計画なので、yassyさんを誘いたいけど誘えないんだよね。」
🩴「えっ⁉️何それ‼️ちょっと詳しく聞かせて下さい😳」

①まず広河原からバリエーションルートでボーゴン沢ノ頭へ登って池山吊尾根で北岳へ
②間ノ岳経由して熊ノ平小屋でテント泊
③バリルートで大井川源流を下って渓流釣りと秘境池ノ沢池でテント泊
④バリルートで広河内岳へ登り返して、白峰南陵を縦走して笹山ダイレクト尾根で奈良田に下山

北岳と源流釣りと秘境の池と白峰南陵ですと⁉️😳
なんて変態的でワクワクてんこ盛りなルート計画なんでしょう😍
🩴「それ、僕も御一緒してもいいですか？」
🙎‍♂️「白峰三山と仙塩尾根通って塩見岳のルートの方が稜線歩きで絶景だと思うよ。コレ谷まで下ってまた登り返すって訳分からんルートだし。大井川源流の倒木の状況分からなくて、リスクあるので誘えないよ。藪漕ぎと倒木越えのルートだけど大丈夫？？」
🩴「この前ザック回収で藪漕ぎしたので大丈夫です！登山と渓流釣りと秘境の池を全部堪能するだなんて、思いっきり楽しそうなので‼️😍」

そんな感じで、初めてのみやびさんと一緒の山行はワクワクドキドキ‼️アドベンチャー感満載なルート計画となりました😊
それでは早速いってみよう( •̀ᄇ• ́)ﻭ✧

【池ノ沢池】
かつて「南アルプスの真珠」と呼ばれた奥深い池。明け方の景色は静寂で幻想的で、シシ神様が住んでてもおかしくないような素敵な御池

みやびさんの南アルプスの真珠(池ノ沢池)
https://yamap.com/activities/25535628

南アルプスの真珠池ノ沢池と倒木バリルート祭り

yassy8686

藪山山行です。
1年前、白峰南嶺の広河内岳を歩いてた時にここを下っていくと神秘の池があるんだよと教えてもらったのが池ノ沢池。
キラキラした目で嬉しそうに話してくれたその言葉だけで好奇心を掻き立るには十分でした。
その後調べてみても人が足を踏み入れることがない場所にある池の情報は少なく、只かつては“南アルプスの真珠”と呼ばれていたそうな。
3日間の連休で時間はたっぷり取れたのでザックにドキドキとワクワクを詰め込んでyassyさんと神秘の池を目指し秘境の地を歩いてきました…

PW14キロ

※熊ノ平から大井川に下って白峰南嶺の稜線に登り返すルートは整備された道ではありません。
旧林道の廃道がありますが、ほぼ消滅してます。
日々状況が変わっていくルートなので軌跡はあてになりません。



南アルプスの真珠（池ノ沢池）

みやび

沢登り

#島田山の仲間
　地元大井川の頂点、はじめの一滴を確認し、間ノ岳まで大井川東俣を遡りました。
　源流域を楽しむには、広河内経由池ノ沢下降、熊ノ平小屋の乗越沢を下るルートなど複数ありますが、今回は伝付峠を登り、二軒小屋から大井川東俣を辿りました。
　自身２度目の三国沢ですが、東俣堰堤上流は水流多く、堰堤の取水が大量にされていることが分ります。水量が多い場合は渡渉も難しいと思いますが、今回はなんとか３名でスクラムを組んで突破しました。渡渉も上流で20回以上はしていると思います。
　上流の清流の周りには、豊かなコケや針葉樹とともに、シロバナノヘビイチゴのストロベリーフィールドがいくつも広がっています。わたしはこのイチゴ畑を見るのを楽しみにしていました。
もちろん、ヤマトイワナの魚影も濃いわけですが、堰堤下の奈良田越までは釣り師が何パーティか入っていました。上流部から雪投沢を下ってきた登山者も、上流から下ってくるパーティもいました。
ことごとく、林道は崩壊し、一般登山者は入ってはいけない山域です。
往事の林業の昭和遺産がたくさん残る光景は、自然の中で人間の造作は無力だと改めて思うとともに、天空の城ラピュタの様に自然に還ることに美しさを感じたしだいです。
　大井川流域に住んでいる身として、沢登りを通して、山登りを通して、地元の南アルプスを少しでも知っておきたい。県境や地域の成り立ちも流域単位で区分されてきたんだなということも考えさせられる山旅です。
清流の清らかさ、魚止ノ滝の荘厳さ、源流の森とコケの美しさ、はじめの一滴に命を感じるそんな山旅でした。同行した仲間にも感謝です。
　最後に、タイムは山の仲間のメンバーが以前遡行した記録を参考にしました。こういう積み上げが山岳会の基礎となるものです。ありがたく感謝をしながら、また次のパーティへ繋いで行きたいと思います。

１日目（９時間30分）
新倉6：30～12：50伝付峠　　（6時間20分）
伝付峠～14：00二軒小屋（１時間）
二軒小屋～東俣曲輪沢出合16：00（２時間）
２日目（12時間）
曲輪沢出合5：50～8：50奈良田越下（３時間）
奈良田越下～11：40堰堤（１時間40分）
堰堤～14：50池ノ沢（４時間）
池ノ沢～18：40魚止ノ滝（３時間）
魚止ノ滝～三国沢幕営地18：20（10分）
３日目（10時間30分）
三国沢幕営地4：40～5：00乗越沢出合（20分）
乗越沢出合～6：25農鳥沢出合（１時間20分）
農鳥沢出合～8：00源流はじめの一滴2800ｍ付近（１時間30分）
10：20間ノ岳～11：30北岳山荘（1時間）
北岳山荘12：00～15：40広河原（４時間弱）


大井川東俣源流の山旅　はじめの一滴　

今年どうしても行きたかった大井川遡行→愛ノ岳(間ノ岳)を遂に実現できました。久しぶりに南アルプスに浸ることができたこともあり大満足の山行になりました☺️

静岡県が誇る大河の一つ、大井川。その最初の一滴を辿り、静岡県最北端の愛ノ岳へ至ります。大井川東俣にはかつてそこで行われていた事業の名残があり、遡行の枠に収まらない味わいがあります。

【ルート】
●1日目
奈良田→笹山東尾根→白峰南嶺→伝付峠→二軒小屋→蝙蝠岳登山口(泊)
●2日目
蝙蝠岳登山口→東俣→三国沢・農鳥沢出合(泊)
●3日目
三国沢・農鳥沢出合→三国沢→間ノ岳→農鳥岳→白峰南嶺→笹山東尾根→奈良田

【あれこれ】
1. 大井川東俣
東俣遡行記録でよく見かける言い回しのように膝下渡渉ベースのつもりでしたが、ほんの一部ですが腰に近い水位や水圧の高さで危険を感じた所もあったので、コンディションによってはそうした状況にもなり得ると考えて入渓された方が良いように思います。
「命は一つ。誰にも平等にね」(Dr.チョコレート役の女の子風に)😷
また、幕営適地は各所にあり、今回僕は初めて沢登りで沢沿いに幕営する醍醐味を感じることができました。山の中で張るテントとはまた違う良さがあり、源流域に出かけて行っては料理などを楽しむ方々の気持ちを少し理解できた気がしました🙋‍♂️(←とか言ってレトルト系しか持ってない奴)

2. 累積標高差
経験的に谷地形やトラバースは計測誤差を生みやすいため、累積標高差には疑問が残ります。
「累積標高差なんてただの数字」(Dr.チョコレート役の女の子風に)😉
簡単だと解釈可能なので明示しますが、実際にはそれなりに大変でした🥵(体力度)

3. 南アルプスの山容
僕の文脈は6月の穂高・槍集中月間からでしたので、久しぶりの南アルプスは初めて知った頃のように新鮮で感動しました。ある方が大きくて深い山が好きと書かれていた事を思い出しましたが、大部分が緑に覆われ、山の中に緩やかな曲面が多く、何より大きい、そして深い。
山も谷も歩くようになった今ではそうした南アルプスの各所の特徴を以前より細かく感じ取れるようになってきて、それを今回の山行、具体的には三国沢を詰めている時に東俣を振り返ってそう思いました。
うーん！やっぱり南アルプスが好きです👍

【参考山行】
坂さん「今年三度目、愛ノ岳(沼平より)」
https://yamap.com/activities/13419785
骨折しながらバリエーションルートを連続して愛ノ岳へ登られた真似のできない内容です。名句「ジャンジャン行こうジャン🎵」はこの記録です。

shimoさん「大井川源流を辿る山旅」シリーズ
https://yamap.com/activities/19112211
https://yamap.com/activities/19112218
https://yamap.com/activities/19112225
新倉湧水から伝付峠越えによる周回です。かなり似たルートを計画したため、所要時間等が大変参考になりました。ありがとうございました🙇🏻‍♂️

【8/2追記】
『現代登山全集5 北岳 甲斐駒 赤石』(昭和50年)
P.107 東俣源流地帯について
ここに道はない。しかし悪場もぜんぜん無い。そして広い河原と美しい流れだけはふんだんにある。熊ノ平の小屋を作るときにつけたボッカ道は台風できれいに流されてしまったが、歩くのに困難はない。もし君の南アルプスの計画がいそぎ足で行くものでなかったら、この東俣源流を歩いてみるといい。きれいな水と盛大に燃える焚火、それから人気が全く遠いものになることだけでも、きっと君は満足するだろう。

間ノ岳と三峰岳に囲まれた壮大なカール状のガラ場が東俣の最源流である。ここはどこでも歩けるが三峰岳を少し井川越にまわったあたりを登降するのがいちばん浮石がすくなくて安全だ。農鳥小屋からまっすぐに東俣目指して下ることもできる。熊ノ平からの越路沢くだりも本流へ出る近道のひとつ。
東俣本流は右岸と左岸を、ちょうど半分ずつ歩くような感じだ。なんどもいうようだが悪場は無いから勝手気ままに歩ける。ときどき思い出したようにケルンがあるが、これはあまり気にしなくてもいい。東俣唯一の滝場が越路沢と滝沢の中間にあるが、ここは右岸に踏みあとがある。二〇メートルと一〇メートルぐらいの二段の滝だが、あとの本流はウソみたいに平らでゆるやかだ。
新蛇抜山から口をあけている目立って大きなガレがあるが、あすこの登降も見た感じよりはずっとやさしい。上の方でガレがふたつに分かれているが、これは右の方、つまり塩見岳にちかい方が楽である。しかしここのガレの登降は大荷物のときは敬遠したほうが無難だ。北荒川岳の水場をそのまま下っても簡単に本流に出られる。地図に出ている雪投沢の一本奥の沢がこれである。この沢を登れば雪投沢を登るのより時間的には早く稜線に出られる。

池ノ沢出合付近を東俣広河原と呼んでいる。その名前が示すとおり、ここから下流の向池ノ沢の辺りまでは、ほとんど傾斜の無い広いひろい河原だ。台風前には河原の左岸の茂みのなかに林道があったのだが、いまは流されてしまっているから河原を歩くより手はない。
それでもなるべくここは、左岸を歩くようにしたほうがいいだろう。台風の難をまぬがれた林道が途切れがちだが残っているから、河原どおしに歩くよりは、多少の道さがしをやったにしても時間的には早いはずだ。
地図中の押出沢のすこし下流に材木を流す大きなテッポーがあり、飯場もあって事業道はここから二軒小屋までは完備している。うえから降りてきたときはこの道に出られるおエラク嬉しいが、二軒小屋から遡ってきたときは、いきなり道がテッポーのところでプツンと切れてしまうのだから面喰らってしまうかもしれない。
押出沢のテッポーから二軒小屋までは立派な道で、ルートの不安も迷う心配も無い。西俣との出合に着くまでに三問釣橋を渡る。右岸を歩くときのほうが多いようだ。東俣あるきのフィナーレ、あるいはプロローグかもしれないが、西俣に出合うところも、右岸の縁がしたたるしっとりとした路のなかだ。
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時の流れを感じる文章ですが、今に伝わるその魅力は確かにそこに封じ込められているかのようです。もちろんこの文章から状況は変化していますが、そうした違いも楽しむ事ができる貴重な記録だと思います。
今年の6月、有識者が「記録を残すことで未来に伝わっていきます」と話していましたが、正にその通りだと思います。
その一方で、記録には残っていないが確かにそこにいた人の記憶もあります。書籍やネットが全てではない、と強く感じるこの頃です。

大井川東俣→愛ノ岳&白峰南嶺(奈良田より)

SGtyuta

🔳ルート
▲1日目
新倉駐車場～林道～田代発電所入口～林道終了地点～堰堤～尾根取付き～廃屋のある肩～内河内川～東京電力管理小屋～二俣出合～伝付峠～ニ軒小屋ロッジ～蝙蝠岳登山口～大井川東俣～奈良田越～大井川ダム～広河原事業所跡～池ノ沢小屋(小屋泊)
▲2日目
池ノ沢小屋～滝ノ沢出合～魚止ノ滝～乗越沢出合(テント泊)
🔳アクセス&駐車地の状況
▲新倉駐車場利用·10台程可能
▲田代発電所入口(ゲート)までの林道は通行可能(荒れた箇所有)ですが、駐車スペースもなく林道工事&リニアの工事車両が通行する為、林道に進入しない方が良いです(早川町の進入禁止の看板有り)
🔳ルート状況
▲新倉駐車場～林道～田代発電所入口
林道歩きになりリニア工事関係の施設を何ヵ所か通過しますが、照明が煌々と灯っています。
▲田代発電所入口～林道終了地点～堰堤～尾根取付き～廃屋のある肩～内河内川(破線ルート·悪場の危険箇所有り)
林道終了地点から河原歩きなり堰堤を越えると尾根に取付きます。標高差約200mの細尾根&激急登でワイヤー&補助ロープが設置され両側が切れ落ちたガレの痩せ尾根の通過も有り要注意。廃屋のある肩から内河内川までも急斜面のトラバースの下りになりワイヤー&補助ロープが設置されてます。
▲内河内川～東京電力管理小屋～二俣出合～伝付峠(破線ルート·ピンクリボン時たま·不明瞭箇所有り)
内河内川沿いの斜面のトラバース道となり渡渉も数回有ります。ルートは荒れ気味で余り整備はされてません。二俣から尾根に取付くと道も明瞭になりシラビソと笹原に変わり水場を越えると伝付峠に至ります。伝付峠にからは富士山の眺めが素晴らしいです。
▲伝付峠～ニ軒小屋ロッジ～蝙蝠岳登山口(一般ルート)
明瞭な踏み跡に標識が整備されて特に問題無し。今季もニ軒小屋ロッジは休業されてますが、付近にはリニア関係工事の起点になってます。
▲蝙蝠岳登山口～大井川東俣～奈良田越～大井川ダム～広河原事業所跡～池ノ沢小屋(沢装備に変更·沢&廃林道歩き)
蝙蝠岳登山口から入渓し池ノ沢小屋まで約12㌔になります。
🔳大井川東俣遡行に付いて
東俣林道は落石·倒木·崩壊部も多々有り河岸段丘の谷の中を歩いた方が歩きやすく安全な場合も有り、この辺りは臨機応変に対応。水量は深い場所で膝上ぐらいです。普通の登山靴だと確実に濡れて滑るので危険です。大井川ダムは左岸に廃林道が残ってますのでそれを辿り通過。広河原事業所跡へは右岸の廃林道を辿り廃屋·林業施設跡&飯場跡·廃作業車が広域にわたり見られます。池ノ沢小屋は池ノ沢との出合付近の左岸の高台に有ります(問題なく使用出来ます)
▲2日目
池ノ沢小屋～滝ノ沢出合～魚止ノ滝～乗越沢出合(テント泊)
魚止ノ滝が近くなって来ると谷幅が狭くなり魚止ノ滝は右岸に高巻きの踏み跡が有り問題なく通過出来ます。テントは乗越沢出合の小高い場所に張りました(増水も考慮)
🔳出合った方
▲東京電力管理小屋手前で下山される方とすれ違い→1人
▲その他無し→0人(1·2日目とも)
🔳備考
今回の活動日記は大井川東俣遡行1·2日目·3日目と白峰南嶺縦走4日目と三つに分ける事としましたので宜しくお願い致します(東俣遡行だけでも内容が多々有りますので)

🔳レポ(長文になります🙏)
始めに、今回は悪天候等で色々な決断や判断を迫られる事が有り自身に取って大変に良い経験&勉強をさせてもらった山旅になりました。全体のレポが長文になりますが良かったら読んで見て下さい。

【南アルプス·大いなる山 静かなる山】
永野俊夫·正子 著で紹介されたルート、【大井川の水源を求めて】二軒小屋ロッジから約20㌔大井川源流遡行し間ノ岳へ。永野氏曰く源流へのロマンをかりたててくれると、このフレーズに憧れて大井川源流遡行と白峰南嶺縦走もプラスしての山旅を計画。
スッキリしない予報が続く中を南アの地形的弱点と言われる伝付峠へ。発電所の先から河原歩きになり直ぐに尾根に取付きます。この尾根が一番の核心部で激急登のワイヤー&ロープ祭り状態。これは登りより下りがほんとヤバいです💦  肩まで登ると今度は内河内川まで激下り。二俣出合まで谷沿いにトラバースルートに、道は整備されておらず荒れ気味でやらしい場所が多々有りました。尾根に取付くと～やっとルートも落ち着きシラビソ林に笹原が見られて美しい。伝付峠直下で富士山🗻の展望(≧Д≦) 伝付峠からは歩きやすい道が続き二軒小屋ロッジへ。ここで沢装備に変更し東俣へ向かいます。計画では池ノ沢出合まで行きたいですが状況に寄っては途中でビバークも。蝙蝠岳登山口から入渓し遡行開始。林道跡が残っている部分も有りますが倒木や落石で歩きにくい場所も有り、また崩壊部が有ると結局下に降りる事になるので極力谷の中を歩くようにして行きます。水量は深い場所で膝上ぐらいで左右に渡渉しながら遡行。時折、林道の朽ちた橋の通過やワイヤーロープが多々見られて林業の盛んな跡が伺えます。大井川源流は河岸段丘になってますので、あちこちにビバークに適した場所が見られますね。大井川ダムを越え広河原事業所跡へ向かうと苔むした林道が現れ、その先から廃屋ロードの始まりです。かつて沢山の人々がここで林業業務に付いていた痕跡が沢山残ってます。作業車·飯場·宿泊所·倉庫、人々の賑わいが聞こえてくるような感じで😳 ここでビバークでも良かったですが天候の事も有るので、やはりここは先に進み池ノ沢小屋を目指す事に(←この判断が後々に良かったと👍) なんとか夕方には小屋に到着。夕食を食べてゆっくりしていると、小屋を激しく叩く突然の豪雨と雷が😱  いゃ～これテントだったら・・・🤯 頑張って小屋まで行って置いて大正解⭕️でした。
🔳2日目
本日の計画は主稜線上に上がり農鳥小屋へ、ですが・・・昨日の豪雨&雷、朝から小雨模様。現状としては増水と川の濁りも無く遡行は可能。だが、天気が大きく回復する見込みは無い、標高が上がって来ると気温も下がり稜線上は風が有り体温の低下は避けら無い(谷の中は風が殆ど通らないので以外と寒く無い)。また、午後は雷の可能性も捨てきれなく小屋の到着が遅くなる可能性も大。色々と自身で状況を判断しリスクを検討、今日の行動は魚止ノ滝を越えた辺りでビバークし、明日の早い時間帯に主稜線上に上がり小屋に向かう事に(個々の行動時間を短くする事に)
小雨の中を遡行開始。水の濁りも無く水量も昨日と殆ど変わり無くひと安心。滝ノ沢出合を越えると谷が狭まり始まり魚止ノ滝へ。下調べ通り右岸に踏み跡が有り問題なく通過。乗越沢出合付近で一旦、雨が止み、このタイミングで出合の高台にテントを張る事に(焚き火跡も有りました)
あとは、大井川源流音⁉️を聴きながらゆったりした時間を過ごしました。因みにこの後も雨は断続的に降り雷も少し有りました。
明日は大井川源流を詰めて主稜線上へ😆 天気の回復を願って💦🙏

黒河内岳（くろごうちだけ）は、山梨県と静岡県とにまたがる赤石山脈白峰南嶺にある山。北峰（2,733m）と南峰（2,717.6m）からなる双耳峰で、三角点は低いほうの南峰に設置されている。

【概要】
黒河内岳は赤石山脈の主稜線の、間ノ岳から農鳥岳方面へ派生する尾根（白峰南嶺）上にある。この枝尾根は南の太平洋近くまで延びている。別名を笹山（ささやま）と呼ばれるが、実際はハイマツ帯であるためササは生えていない。山梨百名山のひとつに選定されている。

黒河内岳（笹山）・白河内岳・白剥山

【南ア】大井川源流を辿る山旅⛰️大井川東俣遡行🌊白峰南嶺縦走･新倉駐車場起点周回ルート1.2日目


shimo

ひさしぶりだワン🐶　ドッグフード買いすぎてDOMOが無くなってきたから珍道中をUPするワン！
パパちゃん今週は3日間も山に行って楽しんできたYO❣

今回のメンバーは男性全員サブ3（そのうち2人は某UT○F入賞）、女性1名はロードバイクで乗○岳ヒルクライムレースで優勝歴有りとハイスペックメンバー✨✨✨
1人だけスペック不足のパパちゃんは大きなザックにコンプレッションバックとエアマットを隙間なく膨らませ、いかにも重い荷物背負ってます！的な迫真の演技🤠
アスリート達をたぶらかして、自分は軽荷で行きたい場所にいつものセコい手段でヘラヘラ付いてくYO(^^)v  セコいぞパパちゃん‼️

◎1日目
広河内岳南西尾根を降りて池ノ沢出合までの行程。
とびっきりの快晴で今年最後の夏山を満喫☀️
下りはハイマツ漕ぎを楽しみ、ブッシュで苦しみ着地。
晩御飯はとっても美味しくて幸せだったんだって😊

◎2日目
今日は大井川東俣を詰めて最初の1滴を見つけ源流素麺を食べる計画🍜
行程は長いからパパちゃんバテバテ💦　　横断道手前で一旦水が途切れたから稜線まで登らず戻れて『ラッキー！』と思ったんだけど、上に水流があったから結局3050mまで登る羽目に、、、😭
更にバテバテのパパちゃんに追い討ちは続き、軽荷＆一般登山道＆ハイスペックランナーとなれば当然トレイルラン‼️  結果はとほほ〜😭😭😭

◎3日目
パパちゃんの行きたいコースは歩いたから今日は帰るだけ。
池ノ沢のクソみたいな倒木地獄にザックが引っかかってウザい🥵
それでも池ノ沢池はやっぱり綺麗で再訪して良かったんだって😽
大門沢下降点まで展望を楽しみ、最後はデカザックの重量にひ弱なパパちゃんブレーキをかける事が出来ずに走り続けて2時間ちょいでゲートまで転げ落ちてきたんだって🤣🤣🤣

こんな変なルートでも楽しく付き合ってくれるお友達に感謝感謝だね‼️

★今回歩いたルートについて
◎広河内岳南西尾根
永野さんの藪山賛歌に紹介されているルート。
広河内岳から砂礫とハイマツ混じりの準平原地形と言われる広く雄大な地形が続く。ここは幕営地として最高の場所となるでしょう。
砂礫地の緩斜面から急斜面に入るとハイマツ帯になりハイマツ漕ぎを楽しめます。
樹林帯に入ると石楠花・シラビソの藪になりRFで全てを回避する事は難しい感じ。
尾根が大きくのっぺりしておりRFは難しいのでGPSの使用をお勧めしますが、対岸の雪投沢が良い目安になります。

◎大井川東俣
危険箇所の無い河原歩き。
延々と長い河原を歩き、大井川最初の一滴を求めて遡行して三峰岳～間ノ岳の稜線に登ります。
渓相・森林限界を越えてからの展望は素晴らしくオススメ。

◎新蛇抜尾根
このルートも永野さんの藪山賛歌に紹介されているルート。仙塩尾根稜線から東俣まで1時間足らずで行ける便利なルート。
昔は登山道があったようでルート下部は明瞭な道、マーキングが残っていた。
上部は荒れた印象でルートをトレースする事は難しいように感じたので尾根を外さない事だけ注意して藪に突っ込んだら傷だらけになった。

◎池ノ沢
こちらも過去に道があったルート。
池ノ沢池までは右岸にルートがあったようですが現在は半分以上消失している。倒木が多く面倒な沢。
池ノ沢池は年々小さくなっているという噂を耳にした事がありますが恐らくガセ。小さくなる要素が無い。
池ノ沢池より上部は沢沿いに比較的踏み跡明瞭な道があります。

【南ア北部】　★広河内岳南西尾根～大井川東俣～三峰岳～新蛇抜尾根～池ノ沢

藪コーギー

https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2690198.html

塩見岳（しおみだけ）は、長野県伊那市と静岡県静岡市葵区にまたがる標高3,052 mの山である。赤石山脈（南アルプス）中央部の南アルプス国立公園内にあり、山頂周辺はその特別保護地区に指定されている。頂上は長野県伊那市の最高点である。

池ノ沢小屋

このランドマークを通る活動日記

大井川の最初の一滴を求めて

南アルプスの真珠池ノ沢池と倒木バリルート祭り

南アルプスの真珠（池ノ沢池）

大井川東俣源流の山旅　はじめの一滴

大井川東俣→愛ノ岳&白峰南嶺(奈良田より)

【南ア】大井川源流を辿る山旅⛰️大井川東俣遡行🌊白峰南嶺縦走･新倉駐車場起点周回ルート1.2日目

【南ア北部】　★広河内岳南西尾根～大井川東俣～三峰岳～新蛇抜尾根～池ノ沢

『蝙蝠岳・北俣岳・大籠岳・笹山』～百高山フィナーレは南ア廃道巡り～(伝付峠・蝙蝠尾根・白蛇抜尾根・池ノ沢・笹山ダイレクト)

このランドマーク付近の写真

.css-160wd8i{width:60px;height:60px;}池ノ沢小屋

.css-1pla16{-webkit-transition:opacity 0.1s ease-in;transition:opacity 0.1s ease-in;color:#cf0010;-webkit-text-decoration:none;text-decoration:none;color:#000;}.css-1pla16:hover{opacity:0.7;}.css-1pla16[disabled]{opacity:1;}大井川の最初の一滴を求めて

南アルプスの真珠池ノ沢池と倒木バリルート祭り

南アルプスの真珠（池ノ沢池）

大井川東俣源流の山旅 はじめの一滴

大井川東俣→愛ノ岳&白峰南嶺(奈良田より)

【南ア】大井川源流を辿る山旅⛰️大井川東俣遡行🌊白峰南嶺縦走･新倉駐車場起点周回ルート1.2日目

【南ア北部】 ★広河内岳南西尾根～大井川東俣～三峰岳～新蛇抜尾根～池ノ沢

『蝙蝠岳・北俣岳・大籠岳・笹山』～百高山フィナーレは南ア廃道巡り～(伝付峠・蝙蝠尾根・白蛇抜尾根・池ノ沢・笹山ダイレクト)

池ノ沢小屋

大井川の最初の一滴を求めて

大井川東俣源流の山旅　はじめの一滴　

【南ア北部】　★広河内岳南西尾根～大井川東俣～三峰岳～新蛇抜尾根～池ノ沢