ハイキング

いつか訪ねたいと思っていた大萱山。
翌日に皆さんと、上毛の雪山を登る予定なので、前乗りして、大萱山でウオーミングアップハイキングをすることにしました。

車は原向駅の横にある駐車場。駅のトイレは冬季閉鎖中でした。

鉱山あとから植林の急坂をひと登りすると、小さな鉄塔のある場所へ。そこからチェーンスパイクを装着。万が一の装備が大活躍、というより、滑り止めがないと歩けないほど、雪が積もり、凍結しておりました。装着後は、最後まで、ずっと付け放しでした。

ヤセ尾根や急勾配があるのは、事前に把握していたものの、これに雪が加わると、とってもデンジャラス。
この前歩いた阿能川岳より恐怖を感じたこと数回。等高線に表れない崖のように見える下りの尾根筋は、凍結斜面となり、さらに、ある場所は岩を巻きながら下降しなくてはならず、カラダをクネクネさせて障害物を避け、さらに木の根や幹を掴んで支点を取って降りていきました。特に、石倉山から来た道を戻り、四等三角点から先の尾根道が、とても怖かった。まぁ、凍結してなければ、なんてことなかったのかも知れませんが。もう、万が一の20mロープ出して岩の先から懸垂下降してやろうかと思ったくらいでした。時間がかかるのでやめましたが。

大萱山近くでは、イノシシが斜面を走り抜けていきました。

最後は、鉄塔巡視路を使ってラクをしようなんてよこしまな考えをしたものだから、ピンクテープが喪失した場所で、道迷いしてしまいました(少しだけ)。

里山、恐るべしです。
でも、雪遊びもできて、楽しかったです。

根本山・熊鷹山・氷室山

群馬

栃木

大萱山・石倉山　原向駅より　雪遊び

MUSICA001

登山

今日は文象沢を遡行する予定だったのですが、降雪のため、小滝坑を見に行く事にしました。

皇海山（すかいさん）は、栃木県日光市と群馬県沼田市との境界にある山である。足尾山地に属する。標高2,144m。日本百名山の一つ。約160万～90万年前に活動した古い成層火山だが、侵食が進み、また樹林に覆われ、今日では火山らしい面影はない。

東西に長い頂稜を持つが、北側は国境平付近まで標高差にして500m以上も切れ落ちている。

皇海山・袈裟丸山・庚申山

足尾銅山　小滝坑跡

かえるのうた

ウォーキング

今回は国道122号のウォーキング🚶‍♂️がメインで、心スポ巡りと草木湖の観光🌁

本日の予定は
原向駅→沢入トンネル→草木湖↔️○○神社→神戸駅🚃→水沼駅→城下トンネル→はねたき橋→要害山→大間々駅or桐生駅

最後に一座だけGET!🗻

距離が38.4㎞になっていますが、電車で移動した区間も含んでいると思うので、実際の歩行距離は28.7∼8㎞ぐらいです…🤔

※心□スポットに於いては心□アプリを使って、各スポットの幽□の存在確率を測定👻
夜中に一回金縛り🈶…本日起こることの前兆現象か?!…
多分、閲覧者は少ないとは思いますが、写真の詳細に進むのは自己責任で⚠️
…特に○○神社・城下トンネル・はねたき橋は通過前後に頭がボーッとして来たり、腰に違和感があったりが有りました🙇

荒神山（こうじんやま）は、群馬県桐生市黒保根町とみどり市大間々町の境にある、標高624.4mの山である。

【概要】
荒神山は、黒檜山（赤城山）・栗生山とともに、桐生市の黒保根地区を代表する山の一つである。
山頂は樹林に囲まれ展望は望めないが、山頂からさらに先に進むと視界が開け、関東平野を一望できる。冬の晴れた日には東京の高層ビル群や富士山もよく見える。元日には初日の出客も数人訪れる。山頂の直前までは桐生市黒保根町側から小型車を使えば行ける。また山頂付近には群馬テレビの電波塔がある。

荒神山

一部閲覧注意⚠️～草木湖・城下トンネル・はねたき橋・要害山～

東雲辻堂

昨日、途中まで進んで引き返したコース23のやり直しです。
ちなみにもし昨日コース23を進んでいたら、
今日はかじか荘から通洞駅まで行ってコース3，4を踏破する計画でしたが、
それはまた今度にします。

昨日途中まで進んでいたので、庚申山荘までさくっと到着
天下見晴まで行きナイスビュー楽しんでましたが、
強風と風切り音が凄かったのですぐ山荘の方へ戻りました。
庚申山荘からひたすら原向駅方面へ向かって今日のコース23は終了です。

関東ふれあいの道　栃木県　あとコース3，4になりました。
年内いけるかなぁ。

■水分・行動食
・水1.0リットル（未消費）
・缶コーヒーｘ１（かじか荘で購入）
・リアルゴールド缶ｘ１（かじか荘で購入）
・はちみつコーヒー羊羹ｘ１　（かじか荘で購入）
・芋羊羹ｘ１
・カバヤ塩タブレットｘ４
・塩飴ｘ２（未消費）
・塩ジェル　ラムネ味ｘ１（未消費）
・ライスピュレ　グレープ味ｘ１（未消費）


■補足
昨日宿泊した国民宿舎かじか荘は温泉がアルカリ性でお肌ツルツル、
食事も美味しく頂き、疲れも取れました。
朝も温泉に入ってさっぱりしました。

関東ふれあいの道栃木No23

ろーちゃん

★移動手段 公共交通機関
【復路】
・わたらせ渓谷鉄道 ¥940
　原向15:22発〜相生駅16:26着
　大間々駅切り離し 車両移動有
・特急りょうもう38号
　相生17:04発〜浅草18:55着 ¥1.250(特急券)

◇目的
・未踏の百名山踏破
・2023体力総決算の〆に
・栃木県最高難易度7D攻略
・スカイブルーを手に入れる

※最後オマケ写真と私的なお話し有

未踏の百名山・皇海山に小屋泊の一泊二日で行ってきました
往路に関しては、山友に声をかけたところ
登山口まで送迎してくれるとの事だったので
欲張ってプランを変更して
以前から行きたかった中倉山からのアプローチとなりました。
この場を借りて感謝致します、ありがとうございます┏○))ﾍﾟｺｯ

一個心配だったのが、10/8の記録を最後に
オロ山から庚申山へのバリエーションルートの情報が全く上がってなかったことでした。
人の入りがどれくらいでトレース加減はどうなのか、あまり人が入りが少ないのなら野生生物の遭遇(特に熊)を危惧していました。
結果的には遭遇しませんでしたが、おそらく直近で3人以下の人間が出入りしたんじゃないかと思う足跡はありました(実際は知らんけど)
このルートを使用するにあたって、TLで偶然発見した「ベアホーン」(発音よく)を購入、バリに入る時や途中で数回使用した事で少し安心感を得られました。
ちなみの、ベアホーンを使用する際はメラゾーマやベギラゴンを唱えるように使用しないと効果はありません！
僕は「ベァホーーーーン！」と唱えましたよ
効果は倍ですね(※最後紹介します)

庚申小屋では貸切で1人で過ごさせて頂きました
あの空間で1人は流石に寂しさがあります
途中お話ししたテント泊の青年を無理にでも連れこ込めばよかったと思った
おかげで暗闇で小さな灯りで啜るラーメンはなんともでした

19時前には完全に寝落ちして
翌日3:45分に起床
8hの睡眠はとったのに寒さで起きれずでした
(予定は3:30)
4:30出発を予定してましたが、朝飯が重かったのか少し胃が落ち着かず5:00出発に変更

小動物の目が光るなか
皇海山を目指す

核心部は鋸山へアタックする際の登りから下り
梯子や鎖場、トラバース
さらに降った先から皇海山に向けて一気に標高を上げる瞬間でした。
鋸山まで遠いのはもちろん体力が削られた後、少し神経を使った後に急降下で標高をおとして皇海山を登る
栃木県が出したグレーティング7Dは伊達じゃなかったでした。
※詳細はこちら
(https://www.pref.tochigi.lg.jp/d04/yama/documents/r4-grading-brochure.pdf)

帰りは六林班峠経由を予定していましたが
前日に雪が降りトラバースの状況がわからなかった事、昨日今日の暑さで中途半端に雪が腐り滑りやすい状況になっていたら滑落の可能性があると判断し、登り返しでピストンに変更しました。
記録を読んでるとトラバースはきっぱり時間を使って巻けないと書いてあったので、登り返しなら自分の脚だと巻けると思ったのもありました
(結果は予定の2h巻きでゴール)
まぁ何より天気がよく展望がいいので
わざわざ景色が少ないトラバースする必要もなし

最後のロードは若干地獄でしたが渓谷の紅葉が見頃で思ってたより飽きなかったです。

以下道中記録です
《中倉登山口〜中倉山》
・程よい斜度で葛折りの登山道
・枯葉が多いと滑りやすいかも
・冬季は霜の影響で泥まみれになる
・ゲイター推奨
《中倉山〜沢入山》 
・足尾アルプス最高の稜線歩き
・風を受けやすい地形なのでご飯を食べる場所はよく検討するように
・冬季は霜の影響で稜線は泥まみれになる
・やはりゲイター推奨
《沢入山〜オロ山》
・足跡が少なくなる
・鹿の糞がふえる
・オロ山付近は笹藪が増え藪漕ぎをする
・オロ山から急登、ルートもわかりづらくなる
《オロ山〜庚申山》
・藪漕ぎ
・一度間違えると全てがルートに見える、鹿などが作ったルートでもあるので要注意
・糞などが多く野生生物を身近に感じる、緊張とストレスがかかる
・ルーファイの能力が求められる
・ルーファイからの素早い判断が大事と思った、止まるとマダニなどの餌食になると思う
・バリから見る皇海山は唯一無二の報酬
《庚申小屋》素泊¥2.080
・トイレあり(トイレの使用状況は小屋の黒板に書かれている)
・水有、湧水なので気になる方は煮沸推奨
・電気なし(当たり前)
・布団、毛布あり
・冬季はシュラフにインナーシュラフ、毛布を使用するのを推奨
《庚申山〜薬師岳》
・登った分降って脚へ負荷をかける
・文字通り「山」を歩くイメージ
・ピーク間で藪漕ぎがある
《薬師岳〜鋸山〜》
・ヘルメット強く推奨
・直登の鎖場が有
・梯子あり
・岩場のトラバース有
・上記のエリア、失敗したらそのまま滑落死すると思うので要注意です
・慎重にかつ3点支持で
・皇海山に向かって鋸山直下、トラロープの切れかけあり、要注意。
・皇海山に向かって鋸山くだって間もなく、チェーンアイゼン以上6本爪アイゼン以下の装備が必要。勾配が強いとこが雪で凍結、降り要注意
(個人的にはアイゼン推奨)
《不動沢コル〜皇海山》
・樹林帯の登山道
・ここまでくればどうという事はないが、やはり降った分上がるので後は気合い
《わたらせ渓谷鉄道》 
・交通系icカード使用不可(駅によって使用可？)
・相生駅では乗車券の販売はございません、乗車後に券をとって、乗務員が現れたら精算
・入口ガチャからのダッシュあり
・大間駅で再度アナウンスがありましたが、相生駅にいくには大間々駅での切り離しで前行車両に移動
・接続部分の音が大きいので切り離しのアナウンスが全く聞こえませんでした
・相生駅入口で精算券を駅員に渡した後、再度精算で乗車(ここからicカード使用可)

今年のロングトレイルはこれで終わりかな
体力がある時に皇海山が
攻略できたのは良かったです
少し、真面目な感想で
バリから
ルートの発見・確認、足元の状況
野生生物の存在や匂いの感知
五感をフルで研ぎ澄まして
歩いたので緊張感がずっとあった。
世間を騒がせてる熊の事もあったので余計に。
庚申山で26日1人、翌日27日も庚申山付近で1人の計2名しか遭えず、ぼほ皇海山近辺に誰もいない環境でのトレッキングだった
(26日の方はスパイクなしの為登頂断念、鋸で折り返し。27日の方は鋸までのピストン、なのでおそらく当日皇海山登頂は私のみ)
この山深い山域において
弱肉強食の世界にしっかりと食い込まれてる自覚がありました。
しかも頂点が熊ではなく皇海山そのものって言う気がします、本当に体力と技術勝負だと。
それでも山深いこの山域と孤高な皇海山で静かにトレッキングできた事は楽しかったですし
ソロとしての自信にも繋がりました。

あと私事ですが
2年間の企画・業務が完了しました
12月から業務体制が変わる(正確には戻る)ので
土日休みがほぼなくなります。
以後、平日登山部となりますので
ご承知おき下さい😅
(土日絶対行かないという訳ではない)
なので平日登山部の方、特に雪山ですがお声掛けお待ちしております✨

でわいつも読んで下さってる方
初めての方もココまで読んで下さって
ありがとうございました！
また次回
お疲れ様です🏙️🏔️🥾

ｰｰｰメモｰｰｰ
レイヤリング
ベース  Fine track ドライシャツ
             mont-bellジオライン薄手
ミドル mont-bell WIC Zeroサーマル
アウト mont-bell シャミースジャケット

・今にも千切れそうなトラロープが鋸山直下に有
すでにハイシーズンからなっていた様子で
足尾観光課0288-93-3116に電話で報告しました
次シーズンには直して欲しいと
なかなか行けるような所ではないので早急な対応は無理そう、皆様気を付けて
・胎内潜りなど奇岩を楽しめるルートがあるようでしたが、人の出入りが少ないこの時期の皇海山で岩の被害にあったら助からないので辞めておきました…笑
(なら皇海山じたい行かなければ…という声が聞こえてきそうですが)
・わたらせ渓谷の紅葉が見頃みたいだったので、途中の駅から観光客が50人ほど入ってきてビックリした…
・山で散々紅葉狩りをしてきたので、見れなくても充分でした(てゆうか人で見えねぇ)

初冬 孤高と皇海山

ryo_astar

公共交通機関(電車)のみで皇海山に行ってきました。
ビビりながらのナイトハイクと深夜の山小屋到着でしたが無事に帰還できました笑
皇海山は登山口までのアプローチに時間がかかるので、2日間かけずに頑張ってみました。これから皇海山に行く方の参考になれば幸いです。

詳細は、わたらせ渓谷鉄道にて原向(はらむこう)駅21:09着、徒歩で庚申山荘に向かい仮眠後、早朝に皇海山に向け出発〜原向駅15:22終了としました。
深夜到着した庚申山荘の写真は撮りませんでしたが、連休のためか一階も２階も満員状態で布団を敷くスペースを探すに難儀しました💦
もっと少ないと勝手に思ってました、就寝中にうるさくしてすいませんでした。
素泊まり料金2080円を封筒に入れて箱に入れ就寝しました。2時過ぎに冷えきてフリースを着用しましたが個人的には快適でした。
早い方は3時頃に起床してましたが私は庚申山で日の出を迎えたく4:30まで寝てました。眠くなかったので早めに起きればよかったかもです。

個人的に庚申山荘からの出発を早めて、かじか荘を利用できれば駅まで慌てなくてもよかった。

【かじか荘】
　食事13:30まで
　入浴14:30まで


総括として、初めて足指に水ぶくれが出来ました
この2年それなりに山登りはしてきたのですが、整備された登山道に甘やかされたのでしょうか？最近ちょっとでは疲労残らなくなってきたところで、、今回は色々見直すきっかけになりそうです。おつかれ山でした。













夜出発！電車だけで皇海山⛰

やーした

皇海山へわたらせ渓谷鐵道の原向駅からピストンで行きました。
庚申山荘に泊まり、一泊二日です。

行きはわたらせ鉄道で。
07:44 桐生駅発
09:01 原向駅着
ここから庚申山荘を目指します。

かじか荘で庚申山荘の宿代2,080円を払おうと思いましたが、受付が11時オープンのため待ちきれず庚申山荘で支払いました。
備え付けの封筒にお金を入れて、ポストのような物へ入れるようになってます。
寝場所は暖かったので2階にしました。
敷布団を敷いて、その上でシェラフで寝ました。
早く着いたので持参したビールやウィスキーを飲んで、平日の疲れを取るためたっぷり昼寝しました。
昼寝の前にテーブルで飲んでいると、ちょうど下山された方からいろいろ皇海山の話を聞けて勉強になりました。
ノハッシーさん、ありがとうございました！

皇海山は良く眠れて体調が良かったので楽しんで登れました。
かじか荘の温泉＆風呂後のビールも楽しめたので充実しました！

大阪からいらっしゃった3人の方には正しい道を教えていただき助かりました！ありがとうございました。

当日について、積雪無し、霜柱無し、凍結無し、でした。

皇海山を原向駅から庚申山荘前泊で

かいきょ

二泊三日のテント泊山行を目論んでいた週末だったが、土曜日の天候が怪しい。当初の目的だった皇海山を諦めて、降雨予報の無い両神山を目指すことになった。なったのだけれども、当日が近づくに連れて埼玉県小鹿野町も雨予報に変わってしまった。

止むを得ず土曜日の出立を断念して、日曜日から一泊二日の行程で計画を練り直すことになった。私の提案を待ってKZ氏が検討段階に入ると云うのは、いつも通りの順序である。さて、何処に行こうかなと思う。

最初に思い描いていたプランは諦めたが、久しぶりである「わたらせ渓谷鐵道」（通称「わ鐵」）に乗ってと云う旅程に未練が残る。昨年は終着駅の間藤から社山に登る際に利用したが、今年は未だ「わ鐵」に乗っていない。たまには乗ってあげないとな、などと思いつつ、山行計画を練ることにした。

そうして思いついたのが、足尾の手前に在る原向（はらむこう）駅から地蔵岳に登り、粕尾峠を越えて古峰神社に下山、そしてバスに乗って鹿沼に抜ける、と云うルートであった。

前日光連山の地蔵岳とは別に、足尾山地の栃木と群馬の県境線上に、もうひとつの地蔵岳が存在する。足尾と鹿沼を繋ぐ県道15号線の市境界線に位置するのが粕尾峠で、其処から歩けば難無く登頂出来る双耳峰である。

粕尾の地蔵岳は足尾の山々からも視認出来る端整な山容で、いつかは登りたいと思っていた。しかし、車で粕尾峠に行くのは簡単なのだが、公共交通機関利用となると難しい山である。

県道15号の上粕尾地区に在る山ノ神迄、鹿沼市の「リーバス」が運行してはいるが、一日三本の過疎路線である。頑張れば乗れそうだが、マイカーの徒は苦も無く粕尾峠に行けると云うのに、同じ車道を山麓のバス停から歩いていくのは癪に障る。そんな山に誰が登ってやるものかと思うが、思った処で粕尾の地蔵岳が意に介す筈も無い。

「わ鐵」の原向駅は渡良瀬川沿いの原集落を対岸に見る場所に在る、文字通りの駅名である。渡良瀬川左岸の背後は里山の尾根で、顕著なピークに石倉山の名が付されている。

簡単では無さそうな尾根筋が石倉山に続き、その先を登り詰めれば、県境の稜線に辿り着く。後は粕尾峠方面に舵を切って、地蔵岳に登頂する。わ鐵利用に拠る、粕尾の地蔵岳コースである。

日本百名山の皇海山や両神山などと云っていたのに、殆ど無名に等しい山々を巡る旅になってしまった。こんな莫迦げたプランを披瀝出来るのは、KZ氏を置いて他には居ない。それは面白そうだがと前置きが付いて、私のプランに驚く様子も無い返信がKZ氏から届く。それは、大萱山も登るんだったらオーケーだよ、と云う内容であった。

今度は、私が面喰らう番である。大萱山とは、石倉山から薙ノ沢を挟んで南側に連なる尾根のピークで、原向駅を基準に考えると、地蔵岳から遠ざかっていくような道のりである。原向駅に落ちていく、ふたつの尾根を同時に歩くことは出来ない。大萱山の頂上を踏んで、途中で尾根を下り石倉山に立ち寄りながら、粕尾の地蔵岳を目指すと云うプランニングである。

足尾は首都圏からのアプローチが存外に難しい処であり、始発電車から絶妙な乗り継ぎで桐生に辿り着いたとしても、わ鐵に揺られて原向に到着するのは午前九時である。長い道のりの出発時刻としては、ちょっと遅いかなと思う。

それでも、途上でビバークしながらの、二日間を掛けての行程である。初日に何処迄歩くことが出来るのかは全く不明だが、二日も有れば、幾らなんでも古峯ヶ原には到達出来るだろう。そう考えて、KZ氏に恭順の意を表した返信を送る。

わたらせ渓谷鐵道に乗って、粕尾の地蔵岳に登頂する。なんとも地味な山行計画は以上の経緯で確定し、実行することになったのである。



北関東は不穏な天候予報の、土曜日になった。都心は心地好い秋晴れであり、洗濯物を干し終わっても、未だ午前中である。どうして旅に出なかったんだ、坊や。友部正人の唄を口ずさみつつ家事を終えて、何もすることのない一日が、ずいぶん莫迦みたいに思える。

足尾の天候予測は絶望的だが、降雨は夕刻には治まるようであった。それならば、わ鐵の終列車に乗って原向駅に赴き、無人駅でのビバークをしてもいいんじゃないかと云う発想が湧き上がる。暇を持て余して茫洋と一日が終わってしまうことが、耐え難いような気持ちになった。

KZ氏に急遽の提案を送信すると、いきなりだなと云う文字に続いて、何時に集合する？と云う返信である。好天の土曜日なのに、まんじりともせず過ごしている莫迦莫迦しさ。それを共有していたのであろうと思える、KZ氏の快諾が嬉しい。

突如として決まった、原向駅に前日入りすると云う計画は、わ鐵の最終足尾行きに乗車すれば事足りると云う、時間に余裕の有る行程となった。桐生駅の発車時刻は、午後九時半に近い頃である。

三時間くらい前に桐生駅に到着すれば、附近に有る銭湯にのんびりと浸かり、居酒屋で湯上がりのビールを嗜み、酒肴に舌鼓を打ってからでも乗車出来る。

早朝に出立して電車を乗り継ぎ、果たして間に合うのかと云う焦燥を味わう必要が無い旅程である。原向駅の環境がどうなっているのかは不明だが、いざとなれば何処ででも一夜を過ごすことが出来るテント泊装備なので、懸念する問題では無い。

原向駅を早朝に出立すれば、大萱山と石倉山の両方のピークを踏むと云う強行軍でも、かなりの距離を歩けそうで、今回の主題である粕尾の地蔵岳には、確実に到達出来そうである。なんで、もっと早く気付かなかったのかなと思う。

入湯用のタオル類を幕営装備のクレッタルムーセンGungner50に追加して、のんびりと出発することにした。

原向駅

このランドマークを通る活動日記

大萱山・石倉山　原向駅より　雪遊び

足尾銅山　小滝坑跡

一部閲覧注意⚠️～草木湖・城下トンネル・はねたき橋・要害山～

関東ふれあいの道栃木No23

初冬孤高と皇海山

夜出発！電車だけで皇海山⛰

皇海山を原向駅から庚申山荘前泊で

原向駅から古峯ヶ原/大萱山/石倉山/地蔵岳/勝雲山/方塞山/横根山

このランドマーク付近の写真

.css-160wd8i{width:60px;height:60px;}原向駅

.css-1pla16{-webkit-transition:opacity 0.1s ease-in;transition:opacity 0.1s ease-in;color:#cf0010;-webkit-text-decoration:none;text-decoration:none;color:#000;}.css-1pla16:hover{opacity:0.7;}.css-1pla16[disabled]{opacity:1;}大萱山・石倉山 原向駅より 雪遊び

足尾銅山 小滝坑跡

一部閲覧注意⚠️～草木湖・城下トンネル・はねたき橋・要害山～

関東ふれあいの道栃木No23

初冬 孤高と皇海山

夜出発！電車だけで皇海山⛰

皇海山を原向駅から庚申山荘前泊で

原向駅から古峯ヶ原/大萱山/石倉山/地蔵岳/勝雲山/方塞山/横根山

原向駅

大萱山・石倉山　原向駅より　雪遊び

足尾銅山　小滝坑跡

初冬孤高と皇海山