沢登り

甲斐駒ヶ岳（かいこまがたけ）は、南アルプス国立公園内の赤石山脈（南アルプス）北端の山梨県北杜市と長野県伊那市にまたがる標高2,967 mの山である。峻険な山容をもち、半ば独立峰のような姿勢で屹立する日本アルプス屈指の名峰で、日本百名山、新日本百名山、新・花の百名山、山梨百名山、信州百名山、日本百景に選定されている。

甲斐駒ヶ岳・日向山

山梨

長野

前屏風ノ頭・甲斐駒ヶ岳・三ツ頭・鋸岳・角兵衛沢ノ頭

ゆうすけ

ハイキング

2023年の締めくくり。気合いの縦走登山

鋸岳・三ツ頭・甲斐駒ヶ岳

MIDORI

登山

角兵衛沢ノ頭・鋸岳

kish

06:26 新宿駅発
08:12 甲府駅着
09:00 甲府駅発
10:58 広河原着

16:00 尾白川渓谷発(マウンテンタクシー利用)
16:20 小淵沢駅着
16:42 小淵沢駅発
17:25 甲府駅着
17:48 甲府駅発
19:28 新宿駅着

◎甲斐駒ヶ岳からの鋸岳登頂(バリエーション)
△細かいアップダウンに体力消耗

Day1
広河原→アサヨ峰→甲斐駒ヶ岳→六合目石室小屋(テント泊)

Day2
六合目石室小屋→鋸岳→日向山→尾白川渓谷

11月とは思えない快適な陽気
なんとテントも結露無し

GPSありがとう。
鋸岳のルートファインディングは慎重に。
ほんとのほんとに。

鋸岳の尾根は岩場のトラバースというより、樹林帯の急登がメイン。

最も急登だったのは、後半の大岩山かも。

鳳凰山（ほうおうざん）は山梨県の南アルプス北東部にある3つの山の総称である。後述の通り、鳳凰山とはどの山を指すのか歴史的には諸説あったため、地蔵岳・観音岳・薬師岳の3山の総称として特に鳳凰三山とも呼ばれる。南アルプス国立公園内にあり、日本百名山、新日本百名山、新・花の百名山および山梨百名山に選定されている。

【概要】
鳳凰三山を構成する山は、地蔵岳、観音岳、薬師岳である。地蔵岳の西に赤抜沢ノ頭、薬師岳の南に砂払岳の小ピークがある。地蔵岳と赤抜沢ノ頭との鞍部は「賽ノ河原」と呼ばれ多くの小仏石が安置されている。

鳳凰山・地蔵岳・観音岳・薬師岳

早川尾根・鋸岳

Okita Shimao

トレイルランニング

鋸岳リベンジ
前回は第二高点までで断念
今回は北沢峠から角兵衛沢ノ頭で目指す。
帰りは熊の穴沢で下山。

結果は雪、雨、転倒ありだったが無事にリベンジ達成。
とても辛く大変でしたが久しぶりに登頂の喜びを感じる充実した登山となりました。

次の目標は「すき家キング完食」

リベンジ鋸岳　　角兵衛沢ノ頭〜熊の穴沢

けーた

鋸岳の第一高点と第二高点を繋ぐべく、北沢峠から行ってきました。

ロープハーネス持っていくなら、大ギャップを懸垂しようということになって事前に色々と準備した。
あと懸垂する時間をずらさないと、他の方への落石が怖いのでそのあたりも考慮した。
結果的に行きの角兵衛沢の登りや第一高点から第二高点までの区間は順調に進めました。
第二高点手前からあられ？雪？が強くなって、濡れた熊の穴沢の下りが一番神経を使いました。途中樹林帯に入ってからも暗いのも相まって手こずる。テープは角兵衛沢より全然無かった。
もう少しで戸台川の河原だ！見える！ってなってから新しいピンテを辿って少し下りたらなんか崩壊著しい。
GPS見るともっと右(進行方向)にいかないといけない。でも戻るのも面倒なのでそのまま気を付けて下りました。
あのピンテとロープはなんだったんだろう。それとも新しく崩れちゃった場所なのかな。
河原に下りてからも往路はあんなに簡単に歩けたところも、暗闇だとめちゃめちゃわかりにくい。うろうろしながらやっと丹渓山荘に着いてほっと一息。
あとはテント場までゆっくり歩きました。
疲れたけど足はまだ残っていたし、とても達成感に満ちた鋸岳でした。

鋸岳　北沢峠から

mhak

今年の無雪期アルパインの締めとしての山行は鋸ー甲斐駒ヶ岳縦走。今はマイナールートとなってしまった角兵衛沢から登りました。
朝見上げた感じからしてなんとなく稜線上はやばそうだなと思っていたのですが、案の定ガスガス。第一高点から核心そして六合小屋まで、ちょっと小雪が舞う中、ところどころ不明瞭なルートをさぐりさぐり進む。視界がきかない、久しぶりの悪条件の歩きとなりました。
コースタイムも計画よりも遅れ気味。決して歩きが遅いわけではないのですが、踏み後がハイ松に隠れていたり、ルートを外れるような踏み後が何か所か見られ、ヘッデンを灯してからは、更に右往左往。そして暗闇の中、すぐそこにあるはずの六合小屋が見つけられず。。。。。テントと水を持参していたので、もうここでビバークしちゃおうかなっとあきらめかけていたころに、ようやく六合小屋発見。寒い中、みんな頑張りました。
2日目は晴天。寒さも前日よりはまだまし。そして視界もよく、歩いてきた稜線をよく見渡すことができました。そしてこれから目指す甲斐駒ヶ岳も、南アルプスの山々もはっきりと見渡せます。
苦しい登りの末、甲斐駒ヶ岳に到着そして山頂でしばし休憩。しばらく景色を堪能し、その後もまだまだ続く、駒津峰、双児山のアップダウンが前日の疲れが残る体に地味に追い打ちをかける。。。。うーもうヤダという頃に北沢峠に到着しました。
今回もいっぱい歩きました。お疲れ様でした。

今回一緒に歩いたメンバーAZUちゃんの日記はさらに詳しい内容が書かれています。
読んであげてください。
https://yamap.com/activities/27661400


鋸岳・甲斐駒ヶ岳

garubo

📢長文警報発令📢

山梨百名山四天王にして最恐と謳われる鋸岳。バリルートなのでクライミング仲間のピロちゃんを誘ったところ、提案されたのがメジャーな釜無川ルートではなく、クラシックな角兵衛沢～鋸岳～甲斐駒のハードルート。地図を広げて「うげぇ…」となったのは内緒で、平静を装って承諾。ピロちゃんのパートナーのM氏がリーダーを務めてくれ、3人の鋸ギザギザ隊を結成。わたしはピヨピヨの末端兵士🐣

ピロちゃんによると、鋸岳～甲斐駒の縦走路は、岳人100ルートにも選ばれている由緒あるルートらしい。つまり、今回の鋸岳は、山梨百名山ｘ岳人100ルートｘ日本二百名山の3つ美味しい山行となる。

直前の天気予報は土日とも晴れ。ただし、季節の節目か、最低気温がマイナス8度の風速10m/s予報。山行計画書には、六合目避難小屋に到達するのが遅くなりそうな場合は「中ノ川乗越でビバーク」という恐ろしい言葉が。人間が味わうあらゆる苦痛の中で「寒さ」が最も苦手なピヨピヨ兵士、そんなところでビバークなんぞしようもんなら翌朝にはあちら側に行っていること必至。なんとしても初日に六合目小屋まで辿り着かねば、とひとり密かに身震いする。ﾌﾞﾙﾝっ🥶

■ルート
仙流荘～（バス）～丹渓新道出合～丹渓山荘～角兵衛沢ノ頭～鋸岳～中ノ川乗越～六合目避難小屋～甲斐駒ヶ岳～北沢峠～（バス）～仙流荘

■1日目
▼丹渓新道出合～丹渓山荘～角兵衛沢ノ頭～鋸岳
朝4時に双葉近くの駐車場に集合し、M氏の車で仙流荘へ。6時頃の仙流荘バス停はすでに長蛇の列。我々もギューギューのバスに乗り込み、歌宿から少し先の丹渓新道出合で降ろしてもらう。眼前に広がる鋸岳を前に、案内図を見ながら小さな鹿窓を探してみる（案内図には「視力検査をしましょう」とある）。んー、雲が切れた瞬間、ほんとに小さい小さい針の穴みたいなやつが第一高点の少し右側に見えた。

丹渓山荘跡まで下り、角兵衛沢出合まではピンクテープを頼りに河原歩き。何度か渡渉しながらテクテク進むと、右手に角兵衛沢の広大なガレ場が姿を現す。地図上にある熊ノ穴沢と角兵衛沢の案内板はどちらも発見ならず（どっかに流された？）。

出合から角兵衛沢のコルまでは、前半は沢沿いの樹林帯を登れるが、その後は落石不可避のガラガラの岩場が延々続く。一歩進んでは二歩沈む蟻地獄のようなガレ場で、ザックの重さもあって四つん這いにならざるを得ず、腰が痛いのなんのって。ツノ兵衛（※正しい読み方はカク兵衛）のバカ野郎…と何度も呟きながら、フンガフンガ登る🐮。4時間ほどかけてようやく角兵衛沢のコルに出る。ここでメットとハーネスを装着。コルより先は道もマシになり、ようやく二足歩行を取り戻す。13時20分、鋸岳山頂に到着。残念ながらガスガス！

▼鋸岳～中ノ川乗越
登頂の喜びも束の間、ここから先が本番。稜線に出たせいか、一気に風が強くなって気温も下がってきた。テムレスを付け、小ギャップの鎖場を腕の力を頼りに下る。荷物が重いので腕にずっしり来るが、よく見ると登山靴でも乗れるフットホールドらしきものは沢山あった。2番手のピロちゃんはロープで確保してもらって下りてきたが、そちらの方が安全ではある。小ギャップに下りると、すぐに鹿窓を目指して登り返し。クライミングというほどではないが、岩が脆いので慎重に。

鹿窓さんの穴は、登り返してちょいと下ったところにポッカリ。今朝はあんなに小さく見えたのに、こんなに大きくなって…感無量。って余韻に浸っている暇はなく、鹿窓さんの向こうが危険な大ギャップ。ここが一番怖かった。予習ばっちりのピロちゃんが「これでもかって下れるところまで下ってからトラバースだよ！」と言うが、ガスっているのと、岩の形状的に先が見えないので怖ひ。ピロちゃんが30mロープいっぱいのところまで先に下り、そのロープで懸垂下降してわたしが合流、M氏は余裕のフリーでささっと下りてきた。お二人のお陰でトラバースの箇所も間違うことはなかったが、とにかく岩が脆くて手で掴む岩も足場もボロボロ崩れる。他のパーティがいない日でよかった。

第二高点を過ぎて中ノ川乗越まで来ると、ビバークのチェックポイント。ヘッデンは使いそうだけど、何とか六合目避難小屋まで辿り着けそうというM氏の判断で、ビバーク回避。歓喜！こんな風の強い寒いところで寝たら死ぬ（2人は大丈夫でもピヨピヨは死ぬ）。

▼中ノ川乗越～六合目避難小屋
だいぶ疲れているものの、アドレナリンのせいか楽しい気分。あと2時間半も頑張れば美味しいビールとご飯が待っている♪…と何も考えずに歩いていたら、分岐を間違えて烏帽子岳の方向へ進んでいた。ピロちゃんが「違う尾根を歩いている気がするの」というので地図を見ると、仰る通り！天才！軌道修正し、六合目避難小屋までのラスト1時間を歩く。日が暮れてきたのでヘッデン装着。暗くて道もそこまで明瞭ではないが、何とかテン場らしき砂礫地帯に到着。この時点で完全に日没、みぞれが顔面に吹き付けて寒いのなんのって。外付けしていたSonyのカメラが凍っていた。

で、ここで最大のピンチが発生。なんと、すぐ近くにあるはずの避難小屋が見つからない。真っ暗闇の中、ヘッデンの光を頼りに右往左往するも、どう見ても地図が指し示す場所に小屋がない。わずかな踏み跡を頼りに進むと、それは水場に続く道だったり、明らかに道ではない場所にぶち当たったり。Ｍ氏が空身で偵察に行く中、わたしとピロちゃんはハイマツ帯で身を寄せ合って「ちょっとやばいね」的な会話を交わす。そのとき、ふとYAMAPの「クチコミ・つぶやき」機能を思い出し、ピロちゃんにスマホでYAMAPを立ち上げてもらった。地図通りの場所に小屋がないなら、他の誰かも同じように迷って口コミを投稿してくれているかも、と思ったのだ。狙い的中で、正しい小屋の場所と小屋の写真を投稿してくれている人がいた！助かった～。偵察に行ってくれていたＭ氏を大声で呼び戻し、その場所へと向かう。

すると、向かう先から「おーい！！こっちー！！」と人の声がする。真っ暗闇の先でライトが見える。やったー、小屋だ！！道なき道をかき分けて探していたのが可笑しくなるほど、普通に小屋があった！笑「外で声が聞こえたので」と先行のお二人が極寒の中わざわざ外に出て声を掛けてくれたのだ。感謝感謝。

ピロちゃんと抱き合い、生還をお祝い。Ｍ氏が重い荷物を歩荷してくれたお陰で、夕食は豪華なキムチ鍋（＆もちろんビール）。もっと晩酌を楽しみたかったが、なんせ寒い。避難小屋とは言っても、扉スカスカの粗末な作りで、風は凌げるが気温は外と大差ない感じ。6層のレイヤリングにマグマカイロをお腹と背中に張り、モンベル2番にsea to summitの暖かくなるインナーシーツを重ね、サナギのようにシュラフに潜り込む。それでも寒くて全然眠れず、シュラフの中で念仏を唱える。何時だったか、まだ隣でひとり晩酌をしているはずのＭ氏がグーグー言っている。ん？と思ってシュラフから目だけ出して確認すると、なんと暖を取りながらお酒片手に胡坐をかいて寝ているではないか。笑いかけたが、火傷をするとまずいので服を引っ張って起こす。あんな薄着（わたしの半分くらいの服しか着ていない）でよく寝られるもんだ…信じられない。同じにんげんなのに寒さ耐性にこんなに差があるのは何でだろう。前世がサモア人か南極アザラシかの違い？

■2日目
▼六合目避難小屋～甲斐駒ヶ岳～北沢峠
結局朝までほとんど眠れず、6時に起床。昨日助けてくれたお二人はすでに出発した後だった。2日目は甲斐駒経由で北沢峠に下るだけなので、朝はのんびりご飯を食べて出発。早朝こそ白目を剥くほど寒かったものの、陽が昇るにつれポカポカ陽気に。寒さから解き放たれ、昨日の疲れも全部吹っ飛んで元気になったピヨピヨ兵士🐣

避難小屋から甲斐駒山頂までは破線ルートではあるが、歩きにくいハイマツ帯がある以外、そんなに危ない箇所はない。それよりなにより、甲斐駒に近付くにつれ、昨日歩いた鋸岳の山容が背後に広がり、あのギザギザを歩いたのだな～と何とも言えぬ達成感に包まれる。鋸岳の遥か奥には雪化粧の北アルプスが北から南まですっきり見えていて、岩稜と紅葉の鋸岳とのコントラストが素晴らしい。額縁に入れて飾りたいような風景だった。

9時50分、甲斐駒登頂。雲ひとつない完璧な秋晴れ。甲斐駒が経由地なんて贅沢な山行だ～と思いつつ、下山路へ。摩利支天に寄り、北沢峠をがしがし下る。昨日の大変だった1日を思えば、疲れていても北沢峠までの道がお散歩のように感じる。13時15分に無事下山、こもれび山荘でコーシーを飲み、バスに乗って仙流荘まで。車窓から最後の鋸岳を拝み、ちょっとしんみりした。

ピロちゃんは帰りの電車の時間があるので、ささっとお風呂に寄って甲府駅までお見送りし、無事解散。「今日はわたしも飲むよ！」と言って駅の方に去っていった。

***

ゆるゆる登山もいいけど、久しぶりにとんでもなく疲れてとんでもなく充実感のある山行になった。間違いなく今年のベスト山行。ピロちゃんとは「めーっちゃ良かったけど、二度と行かないよね」という意見で一致。Ｍ氏、ピロちゃん、ありがとう♡

📝メモ
・今回の写真はiPhone15 Proがメイン。充電なしで丸二日間持った（充電器忘れた）
・Apple Watchは寒さに弱い。2日目にバッテリー切れ。しかも新しいiPhoneとの連携を忘れたので、ただの時計と化した
・やっぱり寒いの無理


ちゃんちゃん。




中ノ川乗越

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