登山

勝手に定めた二百名山四天王の安平路山へ。

登山口までのダートの運転、長い林道歩き、藪漕ぎにトレースのほぼない雪原、急登や帰りの踏み抜きなど非常にタフな登山となりました。

飯田駅より車にて駐車場へ。最後の2キロくらいはこれまでのどの道より荒れていて体をバウンドさせながら運転してました。

林道歩きは約5キロ、小屋にたどり着いたらそこから入山です。摺古木山への分岐までは笹がしっかり刈ってあり、一部崩落があるものの歩きやすくなっています。摺古木山へは周回ルートを取りましたが分岐からいきなり胸の高さくらいの藪漕ぎを強いられます。しばらく藪を漕ぐと次は踏み抜き地獄の沢の側歩きになり、這々の体で展望台へ。中央アルプスがよく見え、精神的に助かりました。摺古木山までの道も雪がしっかり残っており、所々踏み抜きつつ山頂へ。今度は北アルプスや御嶽山がよく見えます。

いよいよ安平路山へのアタックですが、20分くらい腰の高さの藪を漕ぐ羽目に。しらびそ山周辺は雪原になりトレースも薄いため道迷いしないように慎重に進みます。安平路山の小屋までペースは上がらず、ただ時折、御嶽山・北南中央アルプスが見え励ましてくれます。

安平路山直下はかなり急登で雪で足を取られます。山頂は眺望はないものの、木々の間から中央アルプスの山々が見えます。帰りは今度は滑り落ちる勢いで戻り、しらびそ山へ。雪が緩んで踏み抜きがひどく行きより大変でした。

その後藪漕ぎ→トラバース→林道歩きで終了。誰にも会わなかったので多分山にいたのは自分一人。自力と経験で登りきった何だかんだで楽しい山行でした。

安平路山（あんぺいじやま）は、長野県飯田市と大桑村にまたがる木曽山脈（中央アルプス）南部にある主稜線上の標高2,363mの山。日本二百名山に選定されている。

【概要】
長野県道8号飯田南木曽線（大平街道）にある大平宿は、1970年（昭和45年）に集団離村して廃村になった。その宿場の建物などが保存され、自然体験などの宿泊施設となっている。そこから北に東沢林道が伸びており、その終点には摺古木山自然休憩舎がある。

安平路山・摺古木山

長野

摺古木山・白ビソ山・安平路山

アイト

一部の薮漕ぎフリークに人気の安平路山。

ただ、日本二百名山挑戦者が避けて通れない山で、一度登れば二度目がない山でもある。

私も登らんとて、残雪を利用して藪漕ぎの労を逃れようというプランは、甘かった。

このところの高温で融雪が一気に進み、残雪と薮がまだら模様に現れる。その都度、スノーシュー着脱がめんどうで、時間がかかる。

いかなる時期でも、決して楽をさせてくれぬ山であった。だが、木曽山脈南部の山々をもっとも立派に見せてくれるのであった。





残雪と藪漕ぎの狭間、安平路山

バンドネオン

ハイキング

薮漕ぎで有名な安平路山
ずっと後回しにしていた200名山です
登るなら笹が雪に埋まっている
今でしょ！
ずいぶん踏み抜いたけれど😭
無事ピークハントできました😊

安平路山

はげあたま

クライミング

パステル

日本200名山 安平路山

林道歩きを含めるとなかなか登りごたえのある山でした。

kazuyoshi makino

先週長野市内でも30cmを越える久し振りのドカ雪が降ってやっとスノーシューが楽しめるかなと思いきや山も市街地とそう変わらないようだった。
今週は厳冬期の賞味期限が切れる前にスノーシューの楽しめそうな奥深い山を目指して安平路山へ。
＜DAY1＞
アクセス道の大平街道（県道8号線）が冬季閉鎖で通れないため、摺古木自然休憩舎登山口まで15km以上歩く。これがハードルで日帰りは困難。でも泊りで往けば何とか往けるでしょ！ってことで今回計画してみた。
冬季ゲート前に🚙を停めてスタート！当初は先週山行でご一緒したemuclubさんも同行予定だったけど、体調崩してしまい単独で往くことになった。
まぁ、たまには旧街道をのんびり歩いてみるのも悪くはない。大平宿は趣のあるお隣南木曽町の妻籠宿ほどじゃないけど、夏は泊れる宿もあって雰囲気が良さそう😊ちょっとブラっと立ち寄ってみた。
そこからさらに7,8kmの雪道。林道終点ゲートから早速スノーシューを履いて往くも久し振りの冬山装備でクタクタ😓それでも予定より1時間早く今夜のお宿「摺古木自然園休憩舎」に着いた。
小屋の中を掃除して早い晩御飯を食べていたら🚙のエンジン音が聞こえた。
「えっ？」と思って、外に出たら地元の方が車高の高い軽四駆でハイキングがてら遊びに来たとのこと。大平街道は冬季閉鎖されてるけど、周辺の枝道林道は閉鎖されてないらしい。とはいえ、こんなところ来れる車種は限定される。自分の🚙じゃ絶対無理。帰り際美味しい水とお茶をいただきありがたかった🙏
話してるうちに雪が降ってきたので3：30時にはシュラフに入って寝た。

＜DAY2＞
朝と言うか深夜1：30起床。防寒対策の甲斐あって昨夜はポカポカ暑いくらいだった。
その反動で小屋の外は星空で放射冷却もあって極寒🥶
しっかりご飯食べて3：00に出発！装備は厳冬期。もちろんスノーシューを履いて！
昨日の雪のおかげかナイスな雪質でスノーシューモフモフ日和😊
西風がめっちゃ冷たいけど、出だし急登で暑くならずちょうど良かった。
前半は山を巻くような感じで平行移動。雪で登山道は埋まって見た目足場が狭いかほぼ無い。
スノーシューで踏み込むとしっかりステップになるのでまったく問題なし。
いよいよ稜線に乗り上げる直登分岐。ここが雪？暗い？せいか夏道がトレースできずハイ松（訂正シャクナゲ、そう言えば去年横通岳東尾根で嫌っていうほど藪化してたのを思い出した😅）帯を無理やりこじ開けて何とか2164ピークの鞍部に出た。
その後摺古木山まで来ればあとは樹林帯の中で楽しくスノーシューイング😉
藪も無いし快適そのもの。
シラビソ山からの降りで夏ルートを外してしまい大きく迂回してしまった。この辺りで寒さのせいでスマホ、GPSがシャットダウン⤵
GPSはジャケットの中に仕舞って、たまに電源入れて位置確認に使えたけど、スマホは容量が一気に10％以下になってしまって外気に晒すと即ダウン⤵結局、この後も写真一枚も取れなかった😥
ま、写真は取れなくても瞼の奥に記憶に残る山行ができればそれで良いと気持ちを切り替えた。
安平路避難小屋まで予定より1時間遅れで到着。雪で屋根下くらいまで埋まり、ここで雪を掘り出して寝泊まりするのは厳しいかな。戸が若干外れてたような感じ。
避難小屋から藪の無い急登をガシガシ。先週の高妻山頂直下に比べればイージー😃
気持良くシューイングで山頂へ到着！山頂標は埋まって無かった。
「信州百名山ラスト🎉～思わず😊」
山頂は西風が激🥶で写真も撮れないので速攻下山路へ。
それでもそこからは「シューイングサイコー」何度も呟きながら闊歩しまくった。
シラビソ山頂でやっと御日様☀の日差しが暖かくなってきたのでおやきと☕でまったり休憩。
「さぁ～ここからまたシューイング往こう！」
黙々とモフモフ。下山は「あっ」と言う間😊
最後に荷物減らすため休憩舎でお昼を食べて帰路へ。
大平街道なが～くて最後は飽きたけど、冬季ゲートに無事到着したら充実感がジワリ😊
「スノーシューサイコーな2DAYSだった！」

大平街道から往く安平路山（信州百名山ラスト！）

バタヤン

摺古木山

せ～の★

中央アルプス南部のプチ藪漕ぎルートへ。
登山口駐車スペースまで行くのが悪路でした。

ぴよ太郎

３連休のメインは安平路山へ。イマイチ情報の乏しい山で笹と戯れます。

■登山道概要
距離が一番の問題かと思います。片道5km弱の林道歩きがポイントで距離も高度も林道区間で割と稼いでくれます。チャリが使えれば楽そうですが、電動でなければ登りはほぼ引いて歩くことになろうかと思います。登山道自体の急登は摺古木自然園休憩舎からの登り始めと安平路山頂手前くらいなので稜線に上がれば名の通り概ね安全で平らな路が続いています。

藪は摺古木山までは刈払されています。摺古木以北の深さは背丈にもよりますが、腰丈くらいで頭は出るので周囲の視界は確保可能で、足下だけが悪いです。ピンクテープは手厚め。何より灌木が無く、笹と言っても雪国の笹でも無く、抵抗力がないので藪漕ぎレベルとしては易しい部類と思います。踏み跡はしっかりあるので正解を歩くとスルスルと足が進んでいきます。といっても手袋長袖推奨。朝露のあるときは辛い山行になるかもしれません。
ちなみに安平路山以北に少し進んでみましたが、ピンクテープはあるものの踏み跡は薄く、ここまでの道とはレベル違いにルーファイ技術と体力が求められそうです。

水場は安平路避難小屋の鞍部から木曽側に５分ほど下ったところとその鞍部から安平路山頂方面へ進んで登り始め伊那側にある沢（朽ちた白い看板あり。この時期に水音がしっかり聞こえたので信頼できそう）。摺古木自然園寄りでは直登コースと周遊コースの分岐に沢が流れています。

■ アクセス
飯田市街から大平宿まで細い道ですが舗装路。冬期閉鎖区間なので要注意（県ホームページを確認）。
大平宿からは途中の水道施設までは舗装。そこから未舗装路。真砂土質なので洗掘注意。途中で車止めがありますが、その後も摺古木自然園休憩舎までは自転車なら難なく通行可能です。

■行動メモ
薄暮のうちにと思いつつ、大平宿で仮眠を取って６時半のスタート。この日、４組ほど上がっていたようですが最後発のようでした。
始めの林道歩きは少しペースを上げながら進む。５キロ弱、距離と高度を稼いでくれると思えば気が楽です。１時間ほどで摺古木自然園休憩舎へ。割と綺麗な小屋で使い勝手は良さそう。

短区間急登の後、トラバース道になります。分岐からは直登コースでそこまで苦労せず摺古木山へ。山頂はこのコースでは比較的展望良好な場所になり、御嶽山とあまり見ることの無い角度から中央アルプスの峰を見ることができました。

摺古木以北は定評のある藪ですが、踏み跡がしっかりあり、そこまで苦労することはありませんでした。針葉樹林内の下は笹も薄く、癒やしです。この日は風もそこそこ吹いて、朝露もなく乾ききっていたので笹原も快適でした。

安平路避難小屋は笹原に埋もれた鞍部に建っています。入口の建付けが悪く心配になりますが、そのおかげか前室でヒカリゴケが発生しているようです。小屋本室の内部は古めですが特に問題無し。

小屋から安平路山頂も同じような針葉樹と笹のミックス。三角点らしき石があるなと思って顔を上げるとそこが山頂でした。展望は無し。少し縦走路方面に踏み込んで見ましたが、ピンクテープはあるものの踏み跡はほぼ無さそうな感じでした。

帰りは同じ道を戻ります。林道に出てからはジョギングで下るも後続の自転車に颯爽と抜かれました。下りは30分、予定より早く13時過ぎ帰着。

木曽側に下って妻籠宿を観光。山の上は静かでしたが、妻籠宿は外国人も多く、賑わっていました。

摺古木山

このランドマークを通る活動日記

摺古木山・白ビソ山・安平路山

残雪と藪漕ぎの狭間、安平路山

安平路山

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大平街道から往く安平路山（信州百名山ラスト！）

摺古木山

摺古木山・白ビソ山・安平路山

【安平路山】大平宿からピストン

このランドマーク付近の写真

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残雪と藪漕ぎの狭間、安平路山

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