登山

　前々から挑戦してみたいと思っていたのですが、先延ばしになっていたアドベンチャー。
　それは「熊野古道」。

　前々から熊野古道を歩くことについては関心がありました。
　ただ、ピークハンティングが好きな私にとって、ピークをゲットできない熊野古道は、「いつでもできるやろ」と思って、ついつい先延ばしになっていました。
　しかし、ＹＡＭＡＰの熊野古道のデジタルバッチキャンペーンが、あと２年後に終了してしまうことがわかったので、熊野古道コンプリートを前倒しして挑戦することにしたのです。

　熊野古道は大昔にバスった熊野詣の参詣路。
　昔の人は、紀伊半島の西岸に沿っている紀伊道、南岸の大辺路（おおへち）、東西に横断する中辺路（なかへち）、南北に縦断する小辺路（こへち）をテクテク歩いて熊野三山と呼ばれるパワースポットに行っていたのですが、昔の人は偉いですよね。
　
　なお、吉野から熊野本宮大社を結ぶ大峰奥駈道は参詣道ではなく、修験道のトレーニングルートであり、多くのピークを踏みます。
　ただ、YAMAPのデジタルバッチの対象外ですから、今回は大峯奥駈道以外の熊野古道を優先します。

　今回は手始めに「紀伊道」から始めます。　
　現代になって、紀伊道は自動車が行き交う道路になってしまった箇所が多いからか、他のルートと違って、紀伊道は世界遺産には入っていません。

　始発電車を乗り継ぎ、JR阪和線の大阪府最南端の駅、山中渓駅で下車します。
　無人駅ですが、トイレはオーバースペックなくらいキレイですから、ぜひ利用しておきましょう！奥さん。
　
　ここから阪和線や阪和道と並行している大阪府道貝塚和歌山線を南下していくと、和歌山県に入ります。
　通勤のクルマが行き交うので気をつけましょう！

　歩きだしてすぐに、山中関所跡があり、古道を歩く雰囲気が出できました。
　それから「中山王子跡」に到着するのですが、熊野古道紀伊路には〇〇王子跡が多数登場します。
　◯◯王子とは、かつて、熊野詣が1ヶ月くらい期間をかけて命がけの旅であったとき、案内役の修験者たちは道中の守護を祈るために、地元民が在地の神を祀るために立てていた社を「王子」として認定し、神社として整備したと考えられています。

　その後、王子は宿屋や茶店ができたりして、旅人の休憩スポットになるわけですが、今はその姿はなく、小さな神社やお寺であったり、石碑や小さな祠になっています。

　紀の川を超えるまでは、交通量が多いロードをひたすら歩いていき、中にはクルマがびゅんびゅん行き交うのに、歩道も路側帯もない箇所もあり危険が危ないです！
　また、和歌山市内の紀伊路は生活道路であり、そんな中を、トレランスタイルのおっさんが半額パンをかじりながら一人で歩いている姿は不審者そのものですね！

　紀の川を超えると、それまで何故かクネクネ遠回りしていた紀伊路は方角を変えて南に直進します。
　なお、ＹＡＭＡＰのデジタルバッチ取得に必要なチェックポイントは、マップ上のスタンプのアイコンで表示されています。
　これらのチェックポイントを通過しないとデジタルバッチを取得できないのですが、紀伊路のルートから離れているものもあるので注意してください。

　和歌山市内の紀伊路は、ほぼほぼ平坦なルートですが、海南市に入るとアップ・ダウンが始まり、トレイルルートもあります。
　全国の「鈴木性」のルーツである鈴木屋敷や藤代王子を超えると３つの峠超えがあります。
　１つ目の峠は「藤白峠」。　
　普通の登山道ですが、眼下に広がる和歌浦の眺望が良く、ここでようやく、スタートして初めて海が見えます。
　和歌山製油所の大きな石油タンク。
　これがあるために、和歌山県内のガソリンは異様に安いのですが、数年後には閉所されるそうです。
　藤白峠からの下りは、和歌山らしくミカン畑のなかを下って行くのですが、けっこう荒れているのて要注意です。

　２つ目の峠は「拝の峠」。
　ここは、ほとんどミカン畑のなかにある舗装路で最後だけ登山道であり、真夏には歩きたくない感じです。
　振り返ると、みかん山のなかにこれまで歩いてきた道程を見返すことができるので、なかなか感慨深いです。
　ミカン畑の中を下っていき、有田川を渡ります。
　昔の人は、有田川を渡し船で超えていたみたいですが、今は鉄橋を渡ります。

　３つ目の峠は「糸我峠」。
　ミカン山を登っていると、みかん農家のおじいさんから声をかけられました。
　ミカン畑の中を歩くのは和歌山らしくてよいのですが、農薬散布の時期はちょっと気をつけたほうがよいでしょう。

　その後は湯浅市街地を歩いていくのですが、ゴールの湯浅駅手前１km手前あたりに銭湯があるので、サッパリして帰りたい方は、この銭湯を利用するのがよいかもしれませんね。
　気をつけるべきは、湯浅市街地内のルート上にコンビニは一店もありません。
　アルコール類が売っている自販機すらないのです。

　おまけにゴールの湯浅駅のまわりにはコンビニはおろか、アルコールを買うことができる店舗はなく、ゴール後のお楽しみである🏮🏮居酒屋駅前ベンチ🏮🏮は、あいにくお預けとなりました。
　仕方ないので、乗換駅のコンビニまで、飲みたい気持ちを悶々としながら帰宅したのでありました。

【「熊野古道・高野参詣道巡り」キャンペーン】
2022年11月より、和歌山県 × YAMAPの共同企画「熊野古道・高野参詣道巡り」がスタート。日本を代表する巡礼道で世界遺産にも登録されている「熊野古道」及び「高野参詣道」に全42種類のモデルコースを搭載するとともに、YAMAP大人気企画のデジタルバッジキャンペーンを開催。聖地に至る5つの参詣道を巡り、YAMAPデジタルバッジをゲットしましょう。
 
キャンペーン詳細はこちらから→ https://yamap.com/magazine/40982

【熊野古道 紀伊路とは】
熊野古道とは、熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社、那智山青岸渡寺からなる「熊野三山」へと通じる参詣道のことです。古くは古事記や日本書紀にも登場する霊場であり、神々が棲まう自然崇拝の聖地であった熊野には、平安時代以降多くの参詣者が往来し、上皇や貴族のみならず、やがて庶民に至るまで、身分や男女の別を問わず、あらゆる人々が熊野を目指した様子は「蟻の熊野詣」と称されるほどでした。
その参詣道のひとつである紀伊路は、京都・大阪と熊野を結ぶ紀伊国の主要街道として長い歴史と多くの文化遺産や伝説、そして豊かな自然景観、文化的景観に富む道で、和歌山県西部を周りながら熊野三山に至る参詣道です。和歌山市から田辺市に至る沿線には、日前宮、紀三井寺、長保寺、道成寺など由緒ある社寺や、白鳥の関、吹上の浜（和歌の浦）、藤白坂、糸我峠、結松など万葉集等の有名な和歌が詠まれた景勝地が点在します。 


【このエリアのモデルコース】
山中渓駅を～布施屋駅 (https://yamap.com/model-courses/24328)
布施屋駅～海南駅 (https://yamap.com/model-courses/24329)
海南駅～紀伊宮原駅 (https://yamap.com/model-courses/24330)
紀伊宮原～湯浅駅 (https://yamap.com/model-courses/24331)

※地図をダウンロード後、「設定」から「モデルコース」選択でコースの選択が可能です

熊野古道 紀伊路①（山中渓駅～湯浅駅）

和歌山

大阪

食べ乗り

すっかり熊野古道の軌跡をつなぐことにハマってしまったおーちゃん🤣

私も一部はすでに歩いてるけど、軌跡をつなぐならとりあえず起点から歩こう💨💨ってなって今回は山中渓駅から歩くことに

とりあえず布施屋駅をゴールにしておいて疲れたりして歩くのしんどくなったら紀伊駅で終わるか😄と軽い気持ちでスタート💨


おーちゃんが熊野古道のスタンプ帳を見つけてダウンロードしたので今回はスタンプも押しながらの歩きです

前回のレポで「ヤマップに載ってるスタンプポイントって何やろ？」って書いたけどこれやったんですね😆

今回のコースのスタンプポイントは３箇所

さぁ頑張って歩こう😆😆😆


※途中何百メートルか軌跡飛んでしまって😭
なので実際は１９キロ以上歩いたので（しかも９割は舗装路）めちゃ足疲れたわ😂

熊野古道 紀伊路（起点　山中渓駅～布施屋駅）

enchan

熊野古道 紀伊路①（山中渓駅～布施屋駅）-2024-04-14

しー

久しぶりの同級生登山。
今回は、熊野古道紀伊路へ。
ゴール地点の伊太祁曽駅駐車場に車をおき、スタート地点の山中渓駅へ、電車移動。
晴天の中、８人でスタート。
今回は、ほぼ塗装道路。トレランシューズで参戦。
途中、休憩所らしきところがほとんどなく、唯一力侍（りきし）神社で、トイレ、ベンチありました。ここでランチタイム。
和歌山県、世界遺産登録記念で、熊野古道に力はいっていますが、石碑、提灯などは綺麗に、なっています。が、休憩所、トイレ、増やしてほしいなぁ〜😅

熊野古道 紀伊路①（山中渓駅～伊太祁曽駅）

ひんみさん

　写真と編集に随分時間を費やし、遅レポとなりました🙇🏻‍♀️💦💦
　今回は熊野古道『紀伊路』を歩いてきました🚶🏻‍♀️
　『紀伊路』は、大阪天満橋から起点に続く通称『熊野街道』『紀州街道』であり、その距離は約200km😳　大阪から歩こうかと思いましたが、最初からこの距離は無謀すぎるので、大阪府と和歌山県付近にある『山中渓駅』からスタートすることにしました🚶🏻‍♀️　それでも紀伊田辺までは約120kmあります😅　後から思えば、大阪スタートを辞めて正解でした🤣
　元々『紀伊路』は、京都から大阪天満橋まで川を下り、そこから歩いて峠を越えて、大きな川は船で渡りながら紀伊田辺を経て、熊野本宮大社へ向かう一つの道でした⛩️　『熊野本宮大社』への参詣は、『紀伊路』では歩く距離が長く時間が掛かるため、舟での移動で歩く距離が短くなる『伊勢路』から参詣される人が多かったようです。
　中世までは『紀伊路』と『伊勢路』の2つのルートでの表記でしたが、近世になってから、現在の『紀伊路』と『中辺路』、『伊勢路』に分かれたようです📝
※九十九王子とは、99個あるからではなく多くあるという意味で『九十九(つくも)王子』とも言われています。
王子は、休憩場所などと言われていますが、熊野権現の分身として霊験あらたか出現した御子神ではないかと言われています。王子社で行われていたことは奉幣と般若心経などを読む経供養だったようです。それを休憩とされていたかもしれません。
参考『熊野古道　小山靖憲著』✵✵✵✵✵✵✵✵✵✵✵✵✵✵✵✵✵✵✵✵✵✵✵✵✵✵✵✵
　他のユーザーさんが2泊3日で歩かれていたので歩きましたが、きついという言葉では片付けれないほど過酷でした😰　楽しむなら3泊4日をおすすめします👋🏻　大辺路も歩く予定ですが、宿泊地あれば４日間で歩こうと思います😂
※多忙のため、コメントはしばらく閉じます🙇🏻‍♀️💦
✵✵✵✵✵✵✵✵✵✵✵✵✵✵✵✵✵✵✵✵✵✵✵✵✵✵✵✵
📝旅での寄り道
　🔴力侍神社(りきし)
　〒649-6312 和歌山県和歌山市川辺 字稲井61
　🔵伊太祁曽神社(いそきた)
　〒640-0361 和歌山県和歌山市伊太祈曽558
　🟡春日神社(松代王子社)
　〒642-0022 和歌山県海南市大野中1056
　🟢道成寺(どうじょう)
　〒649-1331 和歌山県日高郡日高川町鐘巻1738
　🟣高山寺(こうざん)
　・〒646-0051 和歌山県田辺市稲成町392
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🏠今回の宿泊地
　🔴前泊
　　HOTEL CITY INN WAKAYAMA 和歌山駅前
　　〒640-8343 和歌山県和歌山市吉田432
　　※ネット予約可
　🔵1日目
　　有田川温泉 鮎茶屋・ホテルサンシャイン
　　〒649-0312 和歌山県有田市星尾37-37
　　※ネット予約可
　🟡2日目
　　紀州鮓　今又旅館
　　〒649-1534 和歌山県日高郡印南町印南1757-2
　　※電話のみ
　🟢3日目
　　美吉屋旅館
　　〒646-0031 和歌山県田辺市湊31-2
　　※電話のみ


九十九王子を巡る旅⛩️　熊野古道紀伊路踏破

かっぴー

ハイキング

桜が咲いたタイミングで押印帳を持って熊野古道紀伊路ハイクをスタート。
これから区間を区切って登山の合間に日帰りでゆっくり進めて紀伊田辺まで頑張ろうと。
今回のコースは土の山道は無く道路歩き。カーブなど車が怖くて小走りで通過しました。
それでもスタートの山中渓や途中途中の山肌の桜が綺麗で癒され、いつも通っている高速道路を横や下から見るのは新鮮でした。
峠を越えると人の暮らしがあり神社も厳かで橋もあり道順が分かりづらい所には古道の案内も丁寧で最後まで楽しく歩きました。
これから先もどのような風景が見れるのか楽しみです(⁠^⁠^⁠)♪

熊野古道 紀伊路①（山中渓駅～布施屋駅）

jiruru

ウォーキング

山道のソロは🐍やら🐝が🕸が恐ろしいのでできず💦一般道のハイキングができそうなので、山中渓駅から第4番経塚通り、途中熊野古道紀伊路のデジタルバッチがとれそうな王子を周り、布施屋駅まで歩きました🚶‍♀️
帰りは和歌山駅まで電車で行き、気になっていたラーメン屋さんがゴールです🍜

熊野古道 紀伊路①山中渓駅から布施屋駅まで🌸

オリーブ

1月2日に歩こうと思っていたが、車のバッテリーあがりで行けなかった紀伊路（山中渓～布施屋駅）を歩いてきました。
前日から急に暖かくなって暑いくらいの陽気の中、汗だくになりました。

「大した峠も無いし、楽勝でしょ！」なんて思っていたら、なんのなんの雄ノ山峠が距離が長くて辛い💦
できればもう少し先まで行きたいと思っていたのですが、計画どおりの布施屋駅までとしました。
また近いうちに、布施屋駅〜海南駅を歩きたいと思っています。

さおり

天手力男命（あめのたじからおのみこと）を祭神とする神社で力侍神社本殿と摂社八王子神社が並列に、南面して建てられている。力侍神社はもと神波（こうなみ）にあったものを、いつの頃か上野の八王子社境内に移したが、寛永年間（17世紀前半）にいたり、両社とも現在地に移されたといわれる。優れた彫刻をもち、桃山時代の神社建築の代表例の一つに挙げられ、県指定（建造物）を受けている。
また、川辺王子社跡とする説もあり、県指定史跡となっている。

It is a shrine dedicated to Ame-no-tajikarao-no-mikoto, and the main hall of Rikisamurai Shrine and subsidiary Hachioji Shrine are built side by side facing south. Rikisamurai Shrine was originally located in Konami, but at some point it was moved to the precincts of Hachioji Shrine in Ueno. It has excellent carvings and is listed as one of the representative examples of shrine architecture in the Momoyama period, and has received prefectural designation (building).
There is also a theory that it is the ruins of Kawanabe Ojisha, and it is a prefecturally designated historic site.

力侍神社

このランドマークを通る活動日記

熊野古道紀伊路①（山中渓駅～湯浅駅）

熊野古道紀伊路（起点　山中渓駅～布施屋駅）

熊野古道紀伊路①（山中渓駅～布施屋駅）-2024-04-14

熊野古道紀伊路①（山中渓駅～伊太祁曽駅）

九十九王子を巡る旅⛩️　熊野古道紀伊路踏破

熊野古道紀伊路①（山中渓駅～布施屋駅）

熊野古道紀伊路①山中渓駅から布施屋駅まで🌸

熊野古道紀伊路①（山中渓駅～布施屋駅）

このランドマーク付近の写真

.css-160wd8i{width:60px;height:60px;}力侍神社

.css-1pla16{-webkit-transition:opacity 0.1s ease-in;transition:opacity 0.1s ease-in;color:#cf0010;-webkit-text-decoration:none;text-decoration:none;color:#000;}.css-1pla16:hover{opacity:0.7;}.css-1pla16[disabled]{opacity:1;}熊野古道 紀伊路①（山中渓駅～湯浅駅）

熊野古道 紀伊路（起点 山中渓駅～布施屋駅）

熊野古道 紀伊路①（山中渓駅～布施屋駅）-2024-04-14

熊野古道 紀伊路①（山中渓駅～伊太祁曽駅）

九十九王子を巡る旅⛩️ 熊野古道紀伊路踏破

熊野古道 紀伊路①（山中渓駅～布施屋駅）

熊野古道 紀伊路①山中渓駅から布施屋駅まで🌸

熊野古道 紀伊路①（山中渓駅～布施屋駅）

力侍神社

熊野古道紀伊路①（山中渓駅～湯浅駅）

熊野古道紀伊路（起点　山中渓駅～布施屋駅）

熊野古道紀伊路①（山中渓駅～布施屋駅）-2024-04-14

熊野古道紀伊路①（山中渓駅～伊太祁曽駅）

九十九王子を巡る旅⛩️　熊野古道紀伊路踏破

熊野古道紀伊路①（山中渓駅～布施屋駅）

熊野古道紀伊路①山中渓駅から布施屋駅まで🌸

熊野古道紀伊路①（山中渓駅～布施屋駅）