登山

真夜中の宝川温泉から林道歩き崩落ぎみ難路の宝川沿いを歩き、徒渉あり、泥まみれ、熊の足跡多数あり、そして大石沢出合からは、本当に急な直登に耐え、露岩、草紅葉斜面、朝日ヶ原湿原へ経て、谷川連峰の朝日岳までの単独スロー🐢亀歩行🐢でのピストン山行の記録です！廃道？マイナールートですので、多めに写真をUPしております。参考程度に、どうぞ！


宝川温泉～林道終点
夜間泥道で崩落箇所を注意して歩行。
熊との遭遇がないように鈴やラジオだけでなく暗くて怖いのでオリジナル曲を歌いながら歩きました。

林道終点～徒渉点
崩落ぎみの小さな沢を何度も越えていくので、この区間は疲れます。マーカーなどはほとんどないですが道筋はしっかりと踏まれている印象。たぶん、登山者は年に数人しか通らないでしょうが沢屋さんの方が通るので、危険箇所にはロープがあり、想像していたよりは、どうにかなりました。明るい時間なら問題ないかと思います。暗い時間でしたので行きは何度か道を外れそうになりました。

徒渉点～広河原～大石沢出合
登山靴を脱いで宝川本流を徒渉する箇所が、1箇所あります。裸足で渡るレコが多いですが、簡易徒渉靴👟を持参して履き替えをしたのでかなり手間が掛かりました。水量が多い時には流されて亡くなった方も結構いるようで注意。宝川は流れがかなり強いです。その先の広河原(ウツボギ沢出合)の徒渉も今回は石づたいに渡りましたが、水量があるときは、ここも、靴を脱ぐ必要があると思います。徒渉点から広河原を経て大石沢出合(宝川本流との合流点)まで、川沿いを歩きますが、昔は結構歩いたひとがいるであろうというような形跡がありますが今はかなり荒れており、泥まみれになり、かなり疲れます。熊の足跡🧸もありすぎるくらいありますので気合いで通過です。

大石沢出合～露岩
もうこの区間は、一気に標高を上げます。とにかく一本調子で、ほぼまっすぐに、ひたすらの、直登(標高差600～700m)になります。百名山を登ってきましたが、こんな直登の経験はありません。ただ、個人的には、この区間より、宝川沿い、沢沿いを歩く区間や徒渉を含む区間が大変で今回の核心部だと、思いました。どうにか、ここは、体力、筋力勝負で登るだけです。

露岩～朝日岳
森林限界を越えて露岩までくると、一気に展望が開けて、この山行のハイライト区間です。これまでの大変さもあり、天気もよく、心が晴ればれとしました。朝日ヶ原の水場は、枯れずに、どうにか、水がでていました。馬蹄上の分岐から、宝川方面に100m程度のところですので、馬蹄形の方も給水には、よいと思います。朝日岳は、初めて馬蹄形時に来たときは暴風雨でしたが、落ち着いた天候であれば谷川連峰が見渡せて、お地蔵さんもいて気持ちよい山頂です。今年、一番の山行になりました！

☆このクラシックルートは、思っていたよりは、どうにかなりましたが、ある程度の経験気力がないと単独では厳しいと感じました。特に宝川の徒渉を含む、その前後の区間が、困難さがありました。
ただ、私のような体力もなく、🐢亀歩行のものでも、どうにか、過去のレコなどを参考にして行って来ることができました。つらかったけれど、また、行きたいかなという気持ちがしています。大石沢出合、露岩上部、朝日ヶ原などでテント泊なんか、天気がよければ最高だと思います。露岩から見えている草紅葉や沢屋さんがナルミズ沢を登り詰めた上の、地蔵の頭、大烏帽子山方面の景色は素晴らしいです。巻機山方面まで続く稜線が見えて最高です。馬蹄に比べて静かで良いです。人が通らない道を歩く🚶満足感や優越感を得ることができました。朝日岳北東斜面は馬蹄を外れてでも見る価値ありです！

朝日岳は、群馬県利根郡みなかみ町と新潟県南魚沼市にまたがる標高1,945 mの山である。
山頂及び山域の西側は上信越高原国立公園内にあり、「日本三百名山」と「ぐんま百名山」に選定されている。

朝日岳

群馬

新潟

宝川温泉～朝日岳　　　　　　　　　　　クラシックルートピストン

きゃべ

沢登り

天国のツメと地獄の下山を体験してみたく計画立てるも翌日の天気がぁ〜

まぁエスケープの選択肢はあるので突っ込んでみることに

東黒沢はひたすらナメなめな感じで最初はおぉ〜ってなるけど終盤は飽きてきてしまった………

しかもナメが結構滑ってラバー組は凄く大変そう……

東黒沢抜けて鞍部の踏み跡は明瞭だけど笹薮の背が高いので地面をしっかり確認しないと見失うかも？

ウツボギの枝沢を下降してくのだけれどヌメってたり面倒い小滝がちょいちょい出てきて変に時間かかったな〜

時間的に余裕無くなったのでウツボギとナルミズ出合いのテン場で宿泊

夜中から1〜たまに2mmの雨降るもさほど増水せず無事に一泊

ただ増水してるのには変わりないので朝日岳に抜ける登山道で帰路につく

登山道はテン場からナルミズを少し上がるとすぐあるのでエスケープルートとしても良いと思います

登山道はそこかしこグチャグチャで足が沈む所もしばしばあるので朝日岳に着くまでは沢靴の方が良いかも？

登山道からちょいちょいナルミズ沢みえたけど、鳴水ってだけあってめっちゃ荒ぶってましたね

あれ突っ込んでたら死ぬw

朝日岳着いてからはひたすら歩くのみ

雨と強風で体温もってかれてスタミナの消費激しかった〜

天国のツメは見れなかったけど、朝日岳直下の景色はわりかし好きだったのでプチ天国は見れたかな？

翌日は無事に筋肉痛にみまわれましたとさw

東黒沢〜ナルミズ沢？

ダjr

沢登り、山登りしかも藪漕ぎ付きという贅沢なコース😂、東黒沢−ナルミズ沢−朝日岳という人気のコースに挑戦。
しかし公共交通機関を使うとかなり厳しいという結果でした。😂
列車が土合に午後に到着してすぐ出発、東黒沢はアプローチがよく15分ほどで歩いていける便利なところにあります。
ところが東黒沢はビバークできるところがなく、峠を越えてナルミズ沢まで行かないとありません。
この沢は小さく巻くのが基本で、私は高巻きして失敗、時間ロスで焦り、沢の詰めで見当違いな枝尾根に登ってビバークとなってしまいました。
翌日はヘコんでしかも天気が曇り時々雨がぱらついて遡行する気も起きず、ナルミズ沢でテント泊して体制を立て直し、予定を変更して登山道から朝日岳に登り土合に戻るというルートにしました。
１８きっぷが１０日までなので予備日があったとしてもどうにもなりませんので諦めが肝心です。😂

谷川岳（たにがわだけ）は群馬・新潟の県境にある三国山脈の山である。日本百名山のひとつ。周囲の万太郎山・仙ノ倉山・茂倉岳などを総じて谷川連峰という。

谷川岳・七ツ小屋山・大源太山

東黒沢・朝日岳

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天国へのナメと呼ばれるナルミズ沢。
沢どまりデビューに狙っていましたが、やっと天気が安定して来たので行ってきました。
沢はナメの続く癒し系の沢、源頭部はもう一泊したくなるほど最高の景色でした😆
稜線に出てからはヤブラッセルと地獄の下山路、白毛門へ降るより多少は短いはずですが、それでもバテバテとなりました😞
同日は他に3グループほど入渓していました。白毛門登山口から東黒沢とハシゴして登る方が多いようで、会話した2グループは東黒沢からでした。沢泊は初めてだったので、幕営地まで４時間程度で到着でき荷物をデポできる宝川温泉からにしましたが、焚き火を楽しめたので満足です😃

○駐車スペース
宝川温泉から林道を自己責任で通ると奥に３台程度のスペースあり
林道は未舗装ですれ違い困難

○入渓まで
林道１時間、登山道１時間
登山道は標高はあまりあがらないが細かいアップダウンがあってまあまあ疲れる
ロープなどよく整備されている印象です

○ナルミズ沢（大石沢出会いまで）
２時間程度
基本的にはナメと巨岩地帯のイメージ
ゴルジュだけは左岸から巻
魚影あり🐟
登山道を使うと１時間程度

○大石沢出会い（幕営地）
幕営敵地は確認できただけでも４箇所ほど
下流側のほうが薪は集めやすい

○ナルミズ沢（大石沢出会いから）
ナメと適度に滝がある美渓
今回は条件もよく魚止めの滝も巻けたのでザイル、ハーネスは使いませんでした。

○稜線からジャンクションピーク
踏み跡はありますがヤブが伸びています
巻機までの稜線は美しい

○ジャンクションピークから朝日岳
なだらかな山道
朝日岳の水場は枯れていました

○朝日岳から下山道
大石沢までは、ザレ場のトラバースと結構急な斜面の下り、バテます。

ナルミズ沢（宝川温泉から）

さんぺい

※宝川ナルミズ沢：W4（1級程度）、遡行1日目2h30min、2日目3h30min、合計8h50min。登攀グレード3級（魚留ノ滝8m）
参照：本文 綱島正人,ウォーターウォーキング1（白山書房）
※沢泊まり1泊2日、下山がかなりタフ😂！！

【感想】
広く爽やかな草原に出る『天国の詰め』、長くタフな道が続く『地獄の下山』。
それが谷川連峰の美渓・ナルミズ沢の評判。
さんぺいさんに何度か誘われてはいましたが、泊まりの沢もツェルト泊も個人山行では経験がなく（『風の谷』ガイド山行でも泊まりはたった一度、甲武信の釜ノ沢しかなかった：https://yamap.com/activities/17791191）、
ザイルなしでの登攀グレード3級も自信がなかったので断っていました。
ところが直前になり、さんぺいさんの相棒で山スキーで何度かご一緒させていただいたGさんの予定がつかないとのことで、すがるような目（誇張）で再度誘われ、ついに断り切れず🤣
思い切って踏み出すことにしたのでした⛺

結果的には全体的に渇水気味で易しくなっていて、想像していたよりも巻き道がしっかりしていたのもあり、終始緊張感と共に楽しく遡行出来ました😊✨
ため息の出るほど美しく透明な釜や淵、連続する小滝、見事なナメ、開けて明るい様相、天国と名高い草原の詰め。
どこを切り取ってもハイライトとも言えるような、素晴らしい沢！
同日に他3パーティーほど入渓していて、人気の沢なんだなぁと思いました。

下山がかなり長く歩きにくい道だったので普通にグロッキーになりましたが🤣
終わってみればまぶたの裏側に浮かぶのは、鮮やかに太陽の光を反射する深いふかいエメラルドグリーン、と思えば透き通るようなコバルトブルーの流れ、迫力のある大滝の飛沫、さらさらとささやくような水面の音、爆ぜる木と身体を包む焚火の匂い、温かさ、秋の気配の漂う草原の風…
沢泊まりの醍醐味が詰まった、素晴らしい2日間でした🥳

（…もう一回行きたいか？うーーん、あの下山はもういいかな🤣🤣🤣）


【ご参考】
🚌アクセス
・【車】宝川林道終点ゲート3台（4台分位だがUターン用に1台分はあけておく必要あるため）
・【公共交通機関】水上駅からバス、宝川入口下車
https://kan-etsu.net/publics/index/20/

♨上牧温泉　風和の湯：https://www.enjoy-minakami.jp/spa.php?itemid=583
12:00~20:00（水曜定休）
600円

【遡行】宝川・ナルミズ沢ツェルト泊｜宝川ゲート-ナルミズ-朝日岳周回

晴夏

東黒沢〜ナルミズ沢・沢合宿

wv1284

松ノ木沢ノ頭・白毛門・笠ヶ岳・大烏帽子・朝日岳

ひろきんぐ1992

先週の赤抜沢が意外に奮闘系だったので、今回は癒し系にしようと選んだのはナルミズ沢。2004年に東黒沢からのアプローチで遡行したことがありますが、今回は宝川温泉から林道・登山道を歩き、広河原に定着しての往復です。

幸い快晴に恵まれ、天国のツメを堪能しました…と言いたいところですが、実際に行ってみると稜線直前まで笹が優勢で、草原はごくわずか。天国のツメというのは誇大広告気味ではないかな。ハート池は可憐でしたが。せっかくなので大烏帽子山の三角点に挨拶しておきました。

下山は広河原から宝川温泉まで延々歩きましたが、微妙に最終バスに間に合いそうだったので、汗だくになりながら終始速足、最後はダッシュ。バス停間近で目の前を通過するバスに向かってストックを振って「おーい！」と呼びかけたら気がついてくれて、かろうじて水上駅に戻れました。どこが癒し系やねん（怒）。

詳細な記録はこちらです。→ https://climb.juqcho.jp/2022/20220911.html

露岩

このランドマークを通る活動日記

宝川温泉～朝日岳　　　　　　　　　　　クラシックルートピストン

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松ノ木沢ノ頭・白毛門・笠ヶ岳・大烏帽子・朝日岳

宝川ナルミズ沢

このランドマーク付近の写真

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