登山

三つ峠（みつとうげ）は、山梨県都留市、西桂町、富士河口湖町の境界にある標高1,785mの山である。峠ではない。三ッ峠山と呼ばれることもある(国土地理院の地図や山岳関連図書では三ッ峠山と紹介されている)。
開運山（1,785m）、御巣鷹山（1,775m）、木無山（1,732m）の3つの頂上の総称であるが、最高峰である開運山を指すこともある。

【概要】
古くは奈良時代から修験道の霊山として知られた。江戸時代後期、天保3年に善應空胎上人によって開山された信仰の山である。
神鈴峰、仙泉山とも呼ばれる。現在の三つ峠の由来として、山頂付近にわき水があることから水峠と呼ばれ転化したという説、三つの尖峰（トッケ）があることから、ミツトッケと呼ばれ、それに文字あてたという説がある。また、この三つの尖峰は木無山、御巣鷹山、開運山を指すという説や、開運山の三つの尖峰を指すという説にも分かれている。
山頂からは眺望に恵まれ、富士山、御坂山地、南アルプスが一望できる。条件が良ければ、飛騨山脈の槍穂高連峰を遠望することも出来る。この眺望の良さは大正時代に大町桂月が紀行文で紹介している。
頂上付近からは貝の化石なども発見されている。山頂直下の屏風岩では、ロッククライミングが行われる。
日本二百名山、日本三百名山、都留市二十一秀峰に選定されている。

三ッ峠山・本社ヶ丸・鶴ヶ鳥屋山

山梨

三ッ峠山・本社ヶ丸・鶴ヶ鳥屋山-2024-04-14

やきとり

春のゆるキャンと三つ峠・北口難ルートの対照的なひとときを楽しんだ週末
山梨・都留の新たな魅力を再発見
都留をベースとした滞在型の山歩きが今後楽しみだ

すっかり春らしい陽気となり、仕事も忙しく昨年12月以来自然との親しみがご無沙汰している妻にリフレッシュを兼ねてゆるキャンへ誘いだす
都留の宝の山ふるさとの里キャンプ場を下調べ、温泉と山歩きを組み合わせた1日を過ごすプランを練ってみた
妻はお気に入りの岩盤浴と温泉ヒーリング、自分は先にテントを設営し三つ峠山まで北口登山口から山歩きすることに
夜はキャンプ場で静かに過ごす目論見で現地へ向かった
国道20号は相模湖ICまで渋滞気味、行楽の季節がゆえ出発が遅くなると走行ルートも工夫しないと無駄に時間を失ってしまうことを痛感
IC以降はスイスイ、妻をよりみちの湯にデポ、まずはキャンプ場へ向かう
キャンプ場は都留から笹子に抜ける大幡峠への道を直進し、しばらく進んでいくと地味目な看板が見えてくる
山側に続く道をさらに登っていくと管理棟に到着、ウッディな建物と山肌へ段々にコテージやテントサイトがレイアウトされていて桜や桃などの樹々がとても綺麗なのが印象的
まずはチェックイン、通常は13:00以降だが早めでも受け入れてくれた、管理者の個性だろうか、かなり洒落ている雰囲気だ
管理棟のすぐ上段に芝の平坦なテントサイトがあり、車の横づけもOK、驚きなのはこれだけ広いスペースなのに1日4組限定とのこと
この日は2組だけで、プライベート感満載、さっそくテントを設営、周囲には桜もたくさんあり雰囲気は抜群
気がつけば時刻は11:30に、北口登山口から三つ峠山頂へのピストンは標準CTで6.5Hかかるので急いで支度を整え駐車場へ向かった
ヘリポートも兼ねる広大な駐車場、自分を含め2台の車両とバイクのみ、後々このバイクはこの日スライドすることになる たけち さんのものだった
歩んでいる登山者は想定通りほとんどいないのだなと思われた、駐車場から北口登山口までは林道歩き、橋を渡ってからは未舗装となる
北口登山口まで車で走行できないこともないが、荒れている箇所もあるので一般乗用車には酷だろう
登山口の祠に今日の山行が無事であるよう祈念、山行開始へ
序盤は沢沿いを緩やかな傾斜のみちを歩んでいく、落葉が多く踏み跡も薄くルート選択を誤ることも時折やらかす
いくつか渡渉も行うことになるが、想定外に登山者が1人下山してきたようだ、挨拶を交わすと「ここはかなり歩きごたえありますよー」と達成感溢れる表情でお声がけいただいた
やはり都留市のサイトでも北口ルートはかなりの急峻で荒れており熟練者向きとのことで安易に入らないよう呼びかけを目にしていたが、グッと緊張感が高まった
積雪や凍結箇所はなく、踏み跡をつけてきたからと仰ってくれたので少し気が楽になった
登山道は終始落葉で覆われ識別がしにくい、ピンテや道標を足掛かりに沢沿いを進んでいく
昼からの歩みのため気温が高くのども乾きやすい、沢の水を汲み浄水して飲めるようにセット、ひんやりして柔らかくとても美味しい
初滝に到着、ここから先はかなりの難路となる想定、祠にあらためて無事を祈念
ハシゴを登ると崖っぷちを回り込むスリリングなトラバース道へ、ワイヤを辿りながら慎重にクリア。
沢沿いの細い道を淡々と集中してこなしていく、周囲には誰もおらず沢音と鳥の声だけしかしない深い自然に吸い込まれていくような感覚
いよいよ沢沿いを抜け山肌への急登となる、ここから先は歩むことに手いっぱいで写真を撮影する機会がグッと減る
シングルトラックの細い道、斜面が急なこともあって地面が脆く岩も浮いている箇所が多いし倒木も行く手を阻む、ロープも数多く設置されていた
さらに落ち葉が道を覆い足場を探りながらバランスを崩さないよう細心の注意を図る、一つのミスでも起こせば谷底という局面も数多くあった
ただでさえ踏み跡が薄いところ、落葉で覆われた登山道は山肌の景観と一体化していて見分けがつきにくく、まさに道なき道
と思っていた矢先、途中もう1名の登山者とスライド、熟練の女性ソロだった、孤高な雰囲気だった
大滝で撮影をしていると対岸の斜面にて大規模な落石が発生、とてつもない轟音が響き渡るなか地面が揺れるほどの落石にゾッとした
もし登山道であの規模の落石が生じたらひとたまりもない．．．
気を取り直して、痺れるような山歩きが続く、あまりの斜面に足首を長時間傾けるため踵が痛くなる
ルートを見誤ることもしばしば、こんなにワイルドなのはおかしいなと感じたら周囲を見直し冷静にルートファインディングを
しかしこのルート、どことなく山梨四天王・鶏冠山の展開と酷似しているなと歩みながら感じた、まさにヤベーところだなぁと
やっとの思いで、宝青年団の標識と思い出ノートのポイントへ、標識の文言を拝見して心が温まった
このあたりから山頂が近づいている兆候を得る、体はかなりしんどいがここまで難路を歩んできたことを糧に稜線まで辛抱を続ける
ようやく御巣鷹山の姿が視界に入ってきた、ここから先はもう平坦になるだろうとだいぶ気が楽になった
御巣鷹山は帰りに立ち寄るとして、まずは三つ峠山頂へ向かう
午後にもなればこの時期は空気が霞み眺望はぼちぼち、三つ峠山頂へ無事辿り着くことができた
正直心身ともにヘトヘト、下山も相当厳しいシーンが続きそうな予感から眺望を楽しめる余裕はなかった
ランチはうどん弁当、体にしみわたる美味しさ、暑い時期は重宝する
幾人かのパーティと山頂で会話を、笹子から縦走されてきた若手バディ、家族3人で高速渋滞に苛まされたパーティなど、みなそれぞれのスタイルで山頂まで歩んでこられたことが興味深かった
さぁ時間もないので下山を急ぐ、御巣鷹山へ立ち寄り山頂へ別れを告げる
宝青年団の標識と思い出ノートのポイントから先は急激な下り、上りとはまた違う緊張感を感じながら慎重に進む
このあたりでもシニアの登山者とすれ違い、同じく北口ルートを歩んでこられたのだろう、かなり疲弊していた様子がうかがえた
このルートの険しさをあらためて実感しながら、三点支持を常に心がけルートを見誤らないように進む、それでも時折間違えることはある難しさ
初滝の梯子を下り、危険シーンをクリアできひと安心、祠にお礼を述べる
沢の水を再び汲み足し喉を潤す、あとは沢沿いの細い道を進んでいけばと少し気が緩んだ．．．
何でもないような道でルートを見誤ったことに気がつき引き返そうとすると、突然足元の石と地面が崩れ尻もちをついてしまった
ヒヤッとしたが咄嗟に受け身をとれたこともあってケガはなく安堵、気を引き締めて最後まで歩むよう自分に言い聞かせる
この気持ちを慰めてくれるかのように、ヒトリシズカがひっそり咲いている姿を魅せてくれた、名前と容姿のイメージがとても愛らしい
無事下山完了！
踏破できたこと、素直に嬉しかった、いままでの経験があってのことかなと振り返る

都留の泰安温泉で汗を流し、妻をピックアップ
テントサイトへ戻り夕食の支度を、ビーフカレーパスタが美味しく仕上がった
うちゅうビール・WAVEとともに
テントサイトから眺めるうす暗い桜、夜空も実に綺麗だった
設備や場内はとても衛生的
この晩は6℃ぐらいまで下がったが、さほど寒くなく過ごすことができた
ただ、花粉症の症状がかなりきつく熟睡ができなかった．．．
翌日、管理人へ三つ峠登頂の報告とすばらしいテントサイトについて御礼を
妻も久々に自然と親しみ、楽しかったようだ
管理人の話によれば年に数回、北口の登山者で遭難事故が起きヘリが飛ぶことがあるらしい
また違う季節に歩んでみるのもいいだろう

帰路、道の駅・道志に立ち寄り名物のなみちゃんキムチを入手、義母が大のお気に入りなので土産に
厚木でたくさんの新鮮な春野菜を、今週の食卓が楽しみだ

テントサイトからは、大菩薩、富士五湖、御坂、道志、中央本線沿線あたりの山が楽しめそう
コテージも併設されており、設備も充実しているようだ
内緒にしておきたいスポット、今後長い付き合いになりそうな予感がする


ゆるキャン・三ッ峠山 北口

kazu

御巣鷹山・三ッ峠山（開運山）・木無山・木山・霜山・御殿・新倉山

hikaru3973

年度末ってなんでこんなに慌ただしんでしょーか😃😣
忙しすぎてお山⛰️にも行けず都会で死にかけたので👼そろそろ本業の(…いや本業ではないけど😁)山行でドS的な自虐行為がしたくなったのと😁次回の三花さんとの死にかけ鶏冠⛰️のトレーニングを兼ねて三つ峠北口登参(山)道に行ってきました🚶‍♂️

え？三つ峠？⛰️ハイキングやん😓初心者ルートやん😃ってみなさん思うでしょう？😁
確かに三つ峠は誰でも楽しめる素敵な山⛰️です😌表参道は😆
でもですね😌この北口登参道は知る人ぞ知る超絶ドS⚡難関コースなのです😃

まず誰も入らないから荒れ放題😓踏み跡なし😃絶壁トラバースや沢登りあり😃気を抜いたら簡単に遭難・滑落に繋がります😓
なので相当なルートファインディング技術と登山スキルが要求される鬼のようなコースなのです😁
その証拠に都留市のホームページにも非常に険しいっすよー😓って注意喚起されています😃

レベル的には山梨最凶四天王の「鶏冠⛰️」と同等か、整備されてない分それ以上かなーと思います😃
みなさんは行かれるならそれなりの経験を積んでから、しかも複数でチャレンジしてくださいね⛰️

で😁肝心の北口登参道ですが😁
今回はみなさんがチャレンジした際に困らないように久々の登山道写真📸シリーズです😌なのでこの日記おもしろくないでしょうね😆
コースは短いのですが危険箇所がたくさんあります⚠️
特に初滝➡️白竜の滝はいつ落ちてもおかしくない極細のトラバースと浮き岩しかない急登と、登山道が消えてどこを歩くかわからないルートファインディングクイズが連続します😓
たくさんお写真撮ってきたのでよろしければ参考にしてくださると嬉しいです😌

でもその難関を越えると日本🇯🇵で一番綺麗に見える富士山🗻が出迎えてくれます😌
普通のルートでは飽きてしまった方はぜひチャレンジしてみてください💪でもほんと気をつけて行ってきてくださいね😌

三つ峠⛰️北口登参道⛩️山梨県隠れ難関ルート🔗

たけち

「三つ峠北口登山道5／2」
北口登山道シリーズと銘打ってるのになかなか行かなかったのですがようやく。
「北口登山道からの三つ峠」
笹子から船橋沢沿いに角研山まで行きます。
今週の雨のせいで雪はすっかりなくなってました。
角研山の先の鉄塔のところを左へ降り新道で宝鉱山へ降ります。
途中から道路になります。
この道路は鶴ヶ鳥屋山の近くへ行きますが逆方向へ降ります。
少し時間押してますが北口登山道を進みます。
北口登山道は滝が沢山あっていいルートです。
ただ岩場や急登があるので丁寧に登って行きます。
稜線直下はズボズボ雪に苦戦しました。
降りは大倉尾根や石尾根みたいな勝手知ったる尾根です。
名前は知りませんが。
「ピートタウンジェント」
コンビニにビールを買いに行く途中の洋服屋さんにピートが。
モッズ系のお店ではなさそうでしたが。

角研山・三つ峠北口登山道

やす

「三つ峠北口登山道3／2」
北口登山道シリーズは最初の計画では２つだったのですがやってく内に広がって今回が3回目です。
「初狩から大幡八丁峠に出て北口登山口へ降る」
初狩から鶴ヶ鳥屋山、本社ヶ丸、清八山を経て大幡八丁峠へ立ちます。
稜線に上がったところから活動開始です。
忘れてました。
雪はありましたが踏み跡はありました。
ここから北口登山口へ降ります。
先週の見廻り道はピッケルと12本アイゼンが欲しい感じでしたがそれよりはイージーでした。
雪もそれほどなかったです。
「直帰」
より道の湯1,200円に行こうとしたのですが豪華なお風呂は時間がかかりますから直帰します。
それに今日はかなり暖かく温泉って気分でもないです。

鶴ヶ鳥屋山・本社ヶ丸・清八山・北口登山口

「三つ峠北口登山道2／2」
また雪が積もってそうですね。
三つ峠は北口登山道だけが歩いたことないと思ったら東の方にも尾根がありました。
もし雪が深くて時間かかりそうだったら諦めて金峰山にします。
「大久保山からの三つ峠で大幡八丁峠から北口登山口へ降る」
三つ峠グリーンセンターから大久保山を経由して三つ峠へ行きます。
雪積もってて新雪です。足跡無し。
ようやく三つ峠に着いてこのまま降りちゃおうかと思ったり北口登山道を降ろうかと思ったりしながらも予定通りのルートへ進みます。
清八山手前の大幡八丁峠を右に降って北口登山口へ向かおうとしたのですがその手前に見廻り道もありますね。
山と高原は見廻り道しか載ってなくて観光協会のパンフレットには大幡八丁峠からしか載ってないです。
見廻り道にします。
ただ入り口がよく分かりません。
悪いトラバースが頻繁に出てきます。
後半で尾根を間違えて一本右に入りましたが特に問題ありませんでした。
途中から大幡八丁峠からの道と合流します。
「直帰」
新雪がズボズボで時間が押してバスに乗れなかったので走りました。
暗くなりましたので帰ります。


三つ峠東峰・見廻り道

数日前のヤマップ情報を元に四十八滝沢へ。空き空きの中央道途中から、ちらほら雪が。談合坂PAではしっかり降ってました。
とりあえず現地に行ってみると、林道がしっかり補修されていて、北口登山口までスタッドレス四駆で行けました！
とはいえ雪はガンガン降っているのにまあまあ暖かい。一番ダメなパターンじゃん、と言いながらアウター3枚脱いで出発。それでも暑くてチェーンスパイクは団子になりまくり。ノートレースだったので歩きにくかったです。
まずは初滝。左右は薄く氷が付いているけど、真ん中と滝壺は水じゃーじゃー、一目で無理という感じ。
みんなが入溪する渡渉ポイントでも真ん中は水じゃーじゃー、おまけに傾斜がない所は雪付きまくり。ふと見るとすぐそばの支流に立派な立った氷が！
とりあえずここ行ってみよ、と支度をして登る。
先ずは数歩のアイス。5mくらいだけど最初が立ち気味。ノーロープで登れるけど、初心者がいるし、ウォームアップなので確保して登りました。そこから30mほどゴーロを詰めて滝の下へ。近くで見ると、つららが固まったようなきれいなシャンデリア状。段々と、プチバーティカルが重なって、初心者には良い練習になりそう。でも裏から水音がして、脆い可能性もあるので多めにスクリューを入れてリード。その上もあるかもしれないのでダブルロープで登ったけど、滝のすぐ上でノーアイス、立木とスクリュー二本でアンカー作成。トップロープでそれぞれ二本づつ登る。
そうこう楽しんでいるうちに、11時近くに。既に上に抜ける気持ちは失せて、荷物をその場にデポしてちょっと上の偵察に。本流は横の傾斜の緩い所はノーアックスで行けるけど、真ん中の楽しいところは結氷していない。最初の大滝も数日前と違って水じゃーじゃー、登れるラインがない。これを見て諦めがつき、懸垂２ピッチで取り付きに戻り、帰りました。
登山口到着14時30分、帰りも渋滞なくすいすい帰宅。
三つ峠は近くて良いですね。色んな登山が楽しめるし、また行きたいな。

北口登山口

このランドマークを通る活動日記

三ッ峠山・本社ヶ丸・鶴ヶ鳥屋山-2024-04-14

ゆるキャン・三ッ峠山北口

御巣鷹山・三ッ峠山（開運山）・木無山・木山・霜山・御殿・新倉山

三つ峠⛰️北口登参道⛩️山梨県隠れ難関ルート🔗

角研山・三つ峠北口登山道

鶴ヶ鳥屋山・本社ヶ丸・清八山・北口登山口

三つ峠東峰・見廻り道

四十八滝沢支流アイスクライミング

このランドマーク付近の写真

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ゆるキャン・三ッ峠山 北口

御巣鷹山・三ッ峠山（開運山）・木無山・木山・霜山・御殿・新倉山

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