登山

冬の禿岳はアルパインの世界らしいですが、アルパインな連中が下山路にしてるルートなら一般登山の世界だろうということで登ってみた。少雪でも禿岳はしっかり厳冬期だった…。

もともと中峰尾根は一本南の尾根だったのが、地震で崩れたので現在の尾根に道が切り直されたとか。ここで言う地震とは2011年でなく1996年の宮城県北部地震のようだ。積雪期であれば旧のほうも行けるらしいが、こないだの偵察写真を見るにいかにも旧のほうが険悪そう。記録を見るとやっぱり最後の雪庇越えがヤバそうだ。

除雪終点からスタート。雪はガリガリ。一週間前くらいのスキーとかんじきのトレースがあった。トレースは古川高校小屋までだった。ソーラーのメンテナンスのためか途中の道は除雪されていた。

尾根取り付き。いきなり40°くらいの急登。しばらく登ってもだいぶ急だ。700mあたりからラッセルになってきた。

900mあたりで急登の細尾根になり、クラストしてスノーシューじゃ歯が立たない地面が出てきたのでアイゼンピッケルにチェンジ。そこまで雪は締まってないし雪庇沿いは踏み抜きで厳しい。ピッケルで雪壁を崩して進むがズタズタの雪庇で行き詰まった。少し戻って左の急斜面をトラバースして進む。何度か引き返そうと思ったが厳しい箇所は短かったので稜線まで登れた。

稜線は風速10m以上で時折よろけるような突風が吹いた。雪煙は舞ってるが視界はクリアなので山頂を目指す。1230mまで上がるが山頂までとてもあるけそうにない雪庇がついていた。右の藪の迷路を進まざるを得ない。うんざりしてきた頃に山頂の標柱が見えた。4時間15分ほどで禿岳山頂。

山頂は特に強い風が吹き付けてくる。山頂でうろうろしたあと降りようとしたら全く別の尾根を降りるところだった。危ない。安全地帯までさっさと降りて昼飯を食べて下山。

今年一番痺れた山だった。ハゲハゲ言うのはやめて、今度からは畏敬の念を込めて御禿様と呼ぼうと思った。

禿岳（かむろだけ）は、宮城県大崎市鳴子温泉鬼首と山形県最上郡最上町とにまたがる標高1,261.7mの山である。

禿岳（小鏑山）・小柴山・大柴山・花渕山

宮城

山形

禿岳 東面 新中峰尾根

野蒜

新中峰コースリベンジです
前回は今年の8月の猛暑日に挑戦しましたが、過去に経験のない発汗量があり、頭痛も感じたため3合目でリタイアしました(´･ω･`)プライドはズタズタです
今回は、前日に遠くから確認し、待ってろよと心の中で声を掛けて帰宅しました
そして本日、大崎市鳴子温泉方向から禿岳に向かっていましたが、トンネルを抜けて目に入ったのは、まさかの白い帽子をかぶった禿岳
今日は雪山装備を持っていなかったため中止も考えましたが、車にワカンがあったので、「まあいいか」と突撃しました。（引き返す勇気が必要です。死ぬかと思いました。絶対に真似しないでください。）
近くの道路では結構大きい熊さんʕ•ᴥ•ʔが横切り、さらに不安が高まります
朝6時に登山口に着いたところ、既に車が2台とまっていました。こんな雪でも登るなんて上級者に違いない、登る人がいるなら雪があっても大丈夫だなと自信が深まります（過信です。結局登山道では誰とも会わず、誰の足跡も見かけませんでした。キノコ取りの人だったのかな？）
しばらくなだらかな道を歩き、登山口（真の登山口？）に着いたところ、目の前にはまるで壁のような斜面∑(ﾟДﾟ)
そしてしばらくきつい登りが続きます。でも前回ほどキツくは感じない…涼しいからかな？前回は体調も悪かったのかも
4号目辺りからは薄っすらと雪が積もっています。さらに上では雪も降ってきました(°_°)薄手の手袋しかないことが一番の不安点
木に降り積もった雪が容赦なく降り注ぎ、さらに体力を奪われます
しかし、稜線に出たところ、目に入ったのは紅葉と雪が混じる最高の絶景…来て良かった｡ﾟ(ﾟ´ω`ﾟ)ﾟ｡
そこから先はずっと絶景で楽しく登れました。滑落したら死にそうなポイントはいくつかあるため注意
山頂付近はさすがに寒く、手袋もビチョビチョで霜焼けになりそうでした。ただ、下山していったところ、既に雪は溶け気味であり、やはり季節外れの雪という感じ。手の寒さもすぐに気にならなくなりました
下山は落ち葉があってズルズル滑るため、注意が必要。急な斜面だけあり、あっという間に到着しました
写真を撮りながらでも合計4時間くらい
無事リベンジを果たしました(*^ω^*)
結果的に、体力的には物足りない感じでしたが、景色には大満足。また来たいコースです(・ω・)ノ

禿岳(小鏑山) 新中峰コースリベンジ

ハイキング

それほど暑くならない予報と午後から雨が降りそうだったので、近場で歩いたことがなかった鬼首(おにこうべ)カルデラの主峰禿岳へ。
情報量の少ない新中峰登山口から歩いてみました。

【アクセス】
・国道108号線（羽後街道）は通行止めや規制等なし
①新中峰登山口
・アクセスは県道63号線（最上鬼首線）から禿高原の牧草地帯の間の道へ入り、道なりに進むと着きます。
・新中峰登山口まで未舗装あり。私のスタート地点までは乗用車でも問題ありません。
・YAMAP地形図上の新中峰登山口までは普通乗用車はやめた方が無難。車高の高い車や軽トラが良いと思います

②花立登山口
・県道63号線（最上鬼首線）は花立登山口までは通行可。山形方面は花立登山口で通行止め。
・花立登山口まではオール舗装道路

【駐車場】
①新中峰登山口
・駐車場なし
・路肩にギリギリ2台程度駐車可能(pic3参照)
・登山口手前にも数台停められそうなスペースあります。
・私はログのスタート地点に駐車、2台くらいは停められそうです（pic1参照）
・この日は7時時点で駐車車輌なし

②花立登山口
・駐車場あり、10台程度駐車可能
・この日は11時半の時点で2台駐車してました

【トイレ】
・登山口周辺にトイレなし
・登山コース内にトイレなし
・鳴子方面からの最寄りのトイレは国道47号線と国道108号線の交差点にあるチェーン着脱場のトイレ
・荒雄湖畔公園にもトイレありますが、9時開門

【登山道状況】
以前存在した「中峰コース」は東日本大震災で崩壊。現在使用不可になっている。古いガイドブックには載っていることがあるので注意。
 
・静かな登山道が続きます。
・駐車した車にアブが多く集まってきましたが、ガスのせいか、登山道を歩いてる最中は虫に悩まされることはありませんでした。（虫除けは自家製スプレーのみ使用）

［ログのスタート地点〜新中峰登山口］
・車高の高い車や軽トラなら通れそうな未舗装林道を1キロほど歩く。
・下草が生い茂り、足元が朝露で濡れます。

［新中峰登山口〜6号目］
・樹林帯の中、急登が続き、かなり疲れました
・泥濘や藪はなし

［６号目〜禿岳山頂］
・それほどアップダウンのない稜線を歩きます
・晴れれば展望があるでしょう。禿高原が見えます。
・泥濘や藪はありません。
・宮城側に切れ落ちた登山道を歩く

［禿岳山頂〜花立登山口］
・7〜8号目は宮城側に切れ落ちたトラバースなので注意
・泥濘箇所若干あり
・藪はなく、比較的歩きやすい登山道

［花立登山口〜新中峰登山口］
・9割は舗装道路を歩きます
・禿高原の牧草地帯の真ん中を突っ切る舗装道路を歩き、牛と目が合う

【温泉】
・中山平温泉　しんとろの湯　440円
午前9時00分～午後9時30分
https://spa.shintoro.com/guide.html

【備忘録】
★レイヤリング・装備
・tops: Tシャツ  ＋　finetrack drylayer
・pants: Patagonia gi3 zipoff
・靴下:スマートウールハイク
・靴: イノヴェイト　TERRAULTRA G270

禿岳 新中峰コース〜花立コース周回-2023-08-16

rossi

禿岳　撤退

ﾔﾏｱｷ

花立峠側からは何回も登った事があるけど、中峰からは初。
さすがに復路で歩くの辛いから花立峠に自転車デポ、なので峠～中峰登山口は自転車。

とりあえず、コースとしては新中峰は「単純に急登」って感じ。
有難い事に尾根が登れないレベルの斜度じゃないから、直線的に道を付けたって感じで、他の山の尾根道と比較しても直登感が強いかなあ。あんまり楽しいコースとは思わなかったけど、恐らくこの手のコースはそこまで人が来ないから山菜採りとかキノコ採りの時は良いかも。

まあ正直、こっちのコース行くと花立峠コースがどんだけ素晴らしいコースかよく分かる気がする。変化に富んでるし、楽だし、アクセス良いし、景色も良いし。

新しい靴でちょっと靴擦れしちゃって、途中何回か履き直したのが悔しい。それなきゃ無休憩で行けたのに。

何気に下山後の駐車場に戻るまでの自転車が正直一番きつかったかも。足使いまくった後の自転車の坂道ってあんなにきついんだ。

自転車入ってるからちょっと変な感じのペースになってるけど、多分200％くらいの速度かな。コースタイム登り3時間に対して登り1時間25分だし。


禿岳・周回（宮城県大崎市）

Saya

2023.5.21
禿岳(小鏑山)
中峰登山口→禿岳→花立峠

宮城県北部にある巨大な鬼首カルデラ。その外輪山の最高峰、禿岳に山仲間と登ってきました。
花立峠に車をデポし、登山者も少ない中峰コースへ。こういうルートが取れるのも登山サークルの良いところです。
中峰コースの登山口に至る林道は、T字路を入って古川高校だかの小屋から先は荒れており、刈払いされないと夏場は入っていくのが難しくなりそうです。車を停めたところはヤマップ地図のPより少し手前、3台なんとか停められる程度の狭い場所です。
あいにく雲が多めのお天気でしたが、新緑とお花に癒やされました。

禿岳(小鏑山)

ラクダ

２０２３年５月２１日　中峰口から禿岳(小鏑山)

急峻でアルペン的な山容からリトル谷川岳と呼ばれる禿岳。
仙台・山形神室、神室連峰との区別から、ハゲかむろ(禿)と呼ばれてお気の毒。

禿岳は２２年前に、花立峠から往復しました。
今回サークルの１８人で、初めて中峰登山口から登り花立峠へ下山します。

仙台で車１台に合流後、車４台が東北自動車SAに６：１５集合。
古川IC、鳴子を経由して、登山口の中峰登山口（車３台駐車可能）に８：００着。
車を１台下山口の花立峠に回してから、中峰登山口を８：５０に出発。

急坂を登り始めて間もなく、登山道のすぐ隣でバキバキバキ！　ドドドーッ！
熊が逃げて行きました～　こちらは１８人いたから心強かったけど、先週の桑沼付近に続いて、2週連続で熊との遭遇！

先週5/14に旗坂から氾濫原に向かう林道を歩いていたら、笹薮に親子熊！
熊はガードレールの外側にいたので、林道逆側の沢に逃げると思いました。
小熊が先に沢へ逃げて行き、それを確認してから３秒後に、母熊が小熊の後を追う。
林道側に出て来る事は考えられなかったので、わりと落ち着いていられました。(先週の話)

始めは曇り・ガスで遠景が見えなかったけど、主稜線に出るころには晴れて、隣の神室連峰が見えてラッキー。
１４：００花立峠下山時には、須金岳と栗駒山がハッキリ見えるまで天候が回復。

帰りにスパ鬼首の湯で露天風呂を楽しみながら、８年前隣のキャンプ場宿泊時に、山用テントに登ってきたセミが羽化した事を懐かしく思い出しました。

２０１５年７月２０・２１日　鬼首でキャンプ、鍋倉山（1,100m）
https://ameblo.jp/muneko77/entry-12093967536.html?frm=theme


中峰口から禿岳(小鏑山)

マーク

禿岳登山道整備。

花立口から17名（市、警察、山捜隊、観光協会）で登りながら作業しました。

団体行動が苦手なので、下山は一人で新中峰コースを。

山開きイベントは28日です🎵

登山口

このランドマークを通る活動日記

禿岳東面新中峰尾根

禿岳(小鏑山) 新中峰コースリベンジ

禿岳新中峰コース〜花立コース周回-2023-08-16

禿岳　撤退

禿岳・周回（宮城県大崎市）

禿岳(小鏑山)

中峰口から禿岳(小鏑山)

禿岳(小鏑山)

このランドマーク付近の写真

.css-160wd8i{width:60px;height:60px;}登山口

.css-1pla16{-webkit-transition:opacity 0.1s ease-in;transition:opacity 0.1s ease-in;color:#cf0010;-webkit-text-decoration:none;text-decoration:none;color:#000;}.css-1pla16:hover{opacity:0.7;}.css-1pla16[disabled]{opacity:1;}禿岳 東面 新中峰尾根

禿岳(小鏑山) 新中峰コースリベンジ

禿岳 新中峰コース〜花立コース周回-2023-08-16

禿岳 撤退

禿岳・周回（宮城県大崎市）

禿岳(小鏑山)

中峰口から禿岳(小鏑山)

禿岳(小鏑山)

登山口

禿岳東面新中峰尾根

禿岳新中峰コース〜花立コース周回-2023-08-16

禿岳　撤退