登山

半年前から休暇を取って楽しみにしていた今回の山行。
当初計画では
　1日目　折立⇒薬師岳⇒太郎平泊
　2日目　太郎平⇒黒部五郎岳⇒三俣蓮華岳⇒三俣山荘泊
　3日目　三俣山荘⇒鷲羽岳⇒水晶岳⇒高天原山荘泊
　4日目　高天原山荘⇒折立

台風10号の影響で中止するつもりでしたが、当初予報より大分進行が遅く薬師岳くらいは行けそうだなと富山へ。
山行前日になると2日目の天気が良さそうなので、更に計画変更で黒部五郎岳まで行くことに。

1日目。
太郎平小屋まで３０分のところでそこそこの雨に降られました。
薬師岳まで行くか迷いましたが、視界はそれほど悪くなかったので行くことに。
明日登る予定の黒部五郎が良く見えモチベ🆙薬師平付近で雷鳥にも会えました。
太郎平小屋に泊まりましたが、夕食時私含め10人しかおらず、部屋も1部屋まるまる貸し切り状態でした。

2日
4時過ぎに出発。富山市の町並みや能登半島が一望でき幸先の良い出発。
日が登ってくると黒部五郎岳へ美しい稜線が見えてきます。北ノ俣で一休みしているとガスの中から槍の穂先がお見えに。
それにしても人に会わない…
北ノ俣で薬師岳の山頂でご一緒した方と別れてから黒部五郎岳の直下で黒部五郎小屋来たと言う方とすれ違うまで人気のルートを一人占めできて嬉しいような心細いような。
そんなこんなで黒部五郎岳の山頂に到着。裏銀座の山々反対を向けば日本海、能登半島、白山とあまりの展望に思わず長居をしてしまいました。
帰り道、遥か遠くに見える赤い屋根の小屋「あそこまで戻るのか…」と軽く憂鬱に。
もう1泊も考えましたが、翌日の天気があまりよろしくないので強硬することにしました。ゲートギリギリの時間になったのは反省点。今日は空飛ぶ雷鳥が見れました。

水晶岳（すいしょうだけ）は富山市南東部に位置する標高2,986mの飛騨山脈（北アルプス）の山である。山域は中部山岳国立公園に指定され、日本百名山に選定されている。 別名は、黒岳。

【概要】
黒部川源流部での最高峰及び富山市の最高地点である。標高3,000m未満の山としては、2,999mの剱岳に次ぐ高さの山である。山頂は切り立った岩の双耳峰で、三等三角点（点名は水晶山、所在地は富山県富山市大字有峰字黒部谷割10）のある北峰は2,977.7m 測定点である南峰は2,986mである。東斜面にはすり鉢状の圏谷地形（カール）がある。 山の上部は森林限界のハイマツ帯で、山頂の岩場からは飛騨山脈の大部分の山を見渡すことができる。南西に黒部五郎岳の圏谷地形を正面から望むことができ、北側に赤牛岳の赤い岩肌を望むことができる。

水晶岳・薬師岳・黒部五郎岳・鷲羽岳・三俣蓮華岳・湯俣

富山

岐阜

薬師岳・黒部五郎岳(中ノ俣岳)

祖母岳・黒部五郎岳(中ノ俣岳)・赤木岳・北ノ俣岳(上ノ岳)・太郎山

YUPPY

薬師岳・太郎山・北ノ俣岳(上ノ岳)・赤木岳・黒部五郎岳(中ノ俣岳)・鷲羽岳・ワリモ岳・祖父岳

ラーシド

薬師岳・黒部五郎岳(雲ノ平)

Naro

道の駅　奥飛騨温泉郷上宝で身支度を整えて新穂高の登山者無料駐車場に入りました。日曜日朝の時点で3分の2以上埋まっていました。

1日目

天気予報ではなんとか持ちそうでしたが、出だしからポツリポツリ。ワサビ平を過ぎたあたりから本降りとなりましたが、この時は嫌な雨ではありませんでした。
双六小屋を越えたあたりで更に雨は強くなり、眺望は全くなし、三俣蓮華を経て、やっとの思いで黒部五郎小屋に到着。
黒部五郎岳方面から小屋に降りてきた方は登山道とカールが川のようになっており、大変だったとのこと。夜も雨はおさまらず、翌朝も雨が降っていればこのまま帰ろうと考えていました。

2日目

朝ごはん時点で小雨になっており、みなさん続々と出発していきます。私は少し様子見で、いつもどおりぐずぐずして最終組。
雨は上がり朝霧状況の中、出発。五郎岳の頂上に近づくにつれ、なんと雲がどんどんとれてきて、素晴らしい眺望に。
このまま薬師岳を目指すことにしました。昨夜の天気予報は見事に外れ、とても良い天気。薬師岳の頂上でお弁当をいただき、薬師沢止まりではなく、翌日のことも考え、雲の平まで行くことにしました。
薬師沢から雲の平への直登は今回一番こたえたところです。下りは滑るので危険。
雲の平山荘の夕食時間にギリギリ間に合いました。
ネットはつながらず。
消灯時間までとてもきれいな星空が楽しめましたが、次第に風と雨が強くなり、翌日はあきらめていました。

3日目

朝、みなさんレインウェアを着込んで出発していきます。今日も私は様子見で一番最後。
雨と風はありましたが、ガスはなく、遠くまで見渡すことができました。昨日歩いた山々、稜線、2週間前の赤牛、水晶。祖父岳からの眺めは素晴らしいのひとことでした。

水晶小屋のカレーと力汁をまた食べたい、いつ行こうかと考えながら歩きました。
山小屋のごはんは本当に楽しみで、いつも大盛りおかわり、私より食べている方を未だ見たことがありません。

三俣蓮華手前で雨が上がり、いつもの短パン、Tシャツに。終始曇りがちでしたが、新穂高の駐車場まで天気は持ちました。

帰り道、伊藤新道をしっかりとロックオン。どのようにルートを組み合わせていくか考えるのは本当に楽しいですね！


三俣蓮華岳・黒部五郎岳 • 薬師岳・祖父岳

きなわんた

黒五に行きたい佳子さん。余裕を持って泊で。どうせなら五郎カールも見たいよね。１日目写真少な目。カッパ着たり脱いだりの忙しい天気。肩から五郎小舎向かう頃は土砂降りでカール内の登山道は完全に沢状態。膝上の所も。佳子さん経験値アップ。2日目はあんなにあった水どこ行ったの？から始まり、前日見れなかった雷鳥やら稜線美やら素晴らしき眺望で佳子さん大満足であったようです。次はどこ行きましょうかね。

黒部五郎岳  佳子さんの挑戦  黒五カール篇 

nomat

ふと見たタイミングで三俣山荘と薬師沢小屋の予約が取れてしまって、それじゃバスは・・っていったらこっちもOKだったので去年は予約が出来なくて跳ね返された黒部五郎・鷲羽・水晶を2泊3日の小屋泊でやってきました。夏休みもあったばかりで休みもあまり取れないので今回はテントでなく身軽にいった感じです。
折立から入って→太郎平→黒部五郎→三俣山荘（1泊）→鷲羽水晶→温泉沢ノ頭→高天原温泉→雲ノ平→薬師沢小屋（2泊）→太郎平→折立みたいな感じで歩きました。

1日目：
今回はテントも担いでないし正直楽勝な山行になるかなと思いきや・・実際、折立から太郎平までの道はよく整備もされて曇りがちでしたが天気も崩れずいい感じに進めていました。予報では昼過ぎから少しだけ雨が降るけどすぐ止む予報だったのですが、12時過ぎからぱらぱらと降ったり止んだり、14時を過ぎると基本降りっぱなしで5mm以上の降雨となり、それがやがて10mm、最終的には20mmくらいの降雨になって、自分が三俣山荘にたどり着く前のラスト1時間は土砂降りの雷雨となっていました。
登山道は沢か沼みたいになって靴はもう完全に水没。この日は気付かなかったのですが持っていったコンデジも水没して翌日から電源が入らず（この記事を書いている今も入りません）。ハイマツは進路を邪魔するし天気は悪いし、たまにすれ違う人とやられちゃいましたねえ、頑張りましょうと声を掛け合いながら何とか心折れずにやりきれた感じでした。晴れてれば何てことはない道なんでしょうけど、すっかり憔悴しきっていました。
山荘の方はすごく親切で、びしょ濡れの自分を見て部屋と着替えを案内されてからのチェックインとしていただき、大変助かりました。人情が身にしみる・・三俣山荘さんはジビエのシチューとかソーセージ、あと夜喫茶のケーキ＆サイフォンコーヒーが絶品でお気に入りの山荘になりました。おすすめです！

2日目：
山荘で天気を伺うと早朝は雨、出発後は霧、という予報になっていたので、まあまあ昨日みたいなやつでももう覚悟しようと。鷲羽までサクッと登頂して完全にガスガスだったのでいよいよ諦観の念をいだいていたのですが、その後の水晶までの縦走で少し晴れ間が見え、ピークを取る頃にはすっかりと晴れ渡っていました。ここの縦走が一番よかったです。多分この山行でこの天気で、あとにはない景色だろうなとゆっくりと噛みしめるように歩き、温泉沢ノ頭まで難なく進行。
結果としてこの日はこの後ずっと晴れ続けていいコンディションだったんですが、問題はこの温泉沢ノ頭から高天原温泉までの下り。ある程度ザレたりして面倒くさい道だとは理解していたのですが、山行を終えたあとに過去のレポートやWebページを検索すると地図によっては破線ルートになってるんですねここ。頭からはすっごいザレた急登を激下りさせられて、刈払はしているのでしょうけど夏になってボーボーに生えまくったハイマツや木の枝に進路を塞がれ、ようやくザレ場と樹林帯を抜けたと思ったら黒部系の源流にあたる沢にぶち当たり、この沢に伝って下っていく道となっていました。
が、この沢が結構大変で、昨日の大雨でえらい増水していて一番深いところは膝上から腰下くらいまでありそうな結構な急流となっており、渡渉箇所も全部で10箇所（登山道が切れるタイミングで沢を左右に渡りながら進む感じ）くらいあって、1回1回の渡渉が過去最高難度のやつでした。何とか頭の出ている岩を見つけてポールを水底に突き刺して逆ブランコみたいにして飛び移ったり、あるいは場所によっては助走つけてジャンプみたいな感じやったり、それ以外の岩も滑りやすいし、とにかく大変でした。
折立から周回しながら温泉と水晶を取ろうと思うとこのルートが候補に挙がってくると思われますが、使われる方はよくよく注意いただけますと幸いです。

ともあれ激しい渡渉のあとはお楽しみの高天原温泉。月曜平日で台風予報があったこともあり自分1人で野湯を独り占めさせてもらいました。41か42度くらいと結構熱く、少し濁った硫黄系の温泉でした。ここで軽く汗を流しすぐ隣に流れている沢で頭もじゃぶじゃぶしてスッキリして雲ノ平→薬師沢小屋へ。（雲ノ平は稜線縦走を経験してからの景観だとこんなもんかなーって感じになってました）
雲ノ平から薬師沢小屋へ至る道、最後の坂を下るところでは丸い岩が苔で大変滑りやすくなっていて、しかも前日の雨でテカテカになってるのでこれもえらい苦労しました。転倒しやすいので要注意です。

3日目：
朝に少し雨が降っていたものの、その後は曇りで推移したもんで難なく折立までゴール。この日のルートは取り立てて難しいところはなかったです。強いていうと沢から3mくらいの高さに架かった細い橋を渡らせるところが3箇所ちょっとくらいあったのでここだけ慎重にいけばOKでした。


という訳で2泊3日の北アルプス山行でした。実は1泊2日までは何度もやりながら、2泊3日って初めての経験だったのでこの辺も色々と勉強になったのと、初日の荒天、2日目の難ルートという感じでとてもいい経験を積ませてもらってました。行く前はもっとゆるふわになるかと思ってたんですが北アルプスは甘くないですね・・
百名山はこれで98。残すところ奥穂高と薬師岳のみです。最後が薬師になりますがこの山行でも縦走ルートからすごく立派な山容が伺えて、やる気を高めることが出来ました。危ないところもいくつかありましたが事故なく怪我なく終えられたので、この調子で最後までいきたいと思います！


電波メモ（UQMOBILE）：三俣山荘、薬師沢小屋はNG。折立と水晶岳のピーク付近はOK。それ以外のところは入ったり入らなかったりで基本不通がち。

ゆるふわ黒部五郎、鷲羽、水晶

うしさん

きょうは下山です😢雨も心配したけど夜中に降っただけでした。北ノ俣までのアップダウンをがんばらねば😅

赤木岳

このランドマークを通る活動日記

薬師岳・黒部五郎岳(中ノ俣岳)

祖母岳・黒部五郎岳(中ノ俣岳)・赤木岳・北ノ俣岳(上ノ岳)・太郎山

薬師岳・太郎山・北ノ俣岳(上ノ岳)・赤木岳・黒部五郎岳(中ノ俣岳)・鷲羽岳・ワリモ岳・祖父岳

薬師岳・黒部五郎岳(雲ノ平)

三俣蓮華岳・黒部五郎岳 • 薬師岳・祖父岳

黒部五郎岳佳子さんの挑戦黒五カール篇

ゆるふわ黒部五郎、鷲羽、水晶

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このランドマーク付近の写真

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黒部五郎岳 佳子さんの挑戦 黒五カール篇

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赤木岳

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黒部五郎岳佳子さんの挑戦黒五カール篇