登山

今シーズンの目標であるクサイグラ尾根。機は熟した。あとは登るだけです。

ちょっとおかしな人が登る修行系尾根とばかり思ってたが、景色は掛け値なしに飯豊一！しかし自分史上一番危険で体力的にも厳しい尾根だった。厭らしく残った残雪のおかげで5回くらい下手したら死ぬなという瞬間があった。

4時過ぎスタート。飯豊山荘を越え石転び分岐まで除雪されていた。橋を渡るといきなりクサイグラ取り付き。しっかり末端から登る。過去の記録ではならのき峰まで登山道並みの踏み跡があるとの触れ込みだったが踏まれなくなって久しい踏み跡が続いていた。歩ける区間もあるが漕ぎがメイン。

p816を越えると藪のボルテージも一段上がる。踏み跡はずっと続いてるので藪漕ぎレベルとしては並みだがとにかく長丁場。先を見渡すと雪尾根がすぐ近くに見えるのだがなかなか近づかない。それでも残雪を踏める目処があるのは精神的にラクだった。

藪尾根の途中に残雪がいくつか出てくるが、どうにも残り方がいやらしい。特に落ちかけた残雪ブロックを縫って進むのは生きた心地がしなかった。雪がすべて落ちてフル藪のほうがよほどいい。

1088三角点を越えてついに核心部の岩場に突き当たった。とても掴む気になれないボロボロの残置ロープが垂れてる。登りはじめが垂直で這い上がるのにクライミング的なムーブが求められる感じだった。クライマーなら楽勝なんだろうが。一応撤退用のロープは持ってきていたが使わないことを祈って先に進む。

この先細尾根の藪漕ぎをこなして1310mでついに雪原になった。穏やかなぶな林で一気に緊張がほぐれた。それにしても景色が最高。普段見ない角度から見る梶川尾根も新鮮だがダイグラから本山稜線までを間近に眺められるのはクサイグラの特権。

藪を避けて1500mまで来るとダケカンバに囲まれた庭園のような雪原になった。目の前には標高差200mの大斜面が聳える。本山や北股岳も一望。ここで幕営するのが最高の贅沢と思ったが、まだ昼前なので先に進む。

大斜面は初めこそ斜度は緩いものの追い上げられるうちにダガーポジションで登る状況になってしまった。もっと早く斜めに行けばよかったがここからトラバースしないといけない。既に滑ったら大ゴトの高さだ。ここから撤退は不可能。一歩一歩蹴り込んでなんとか灌木に取り付く。

この先はかなり尖ったナイフリッジになっていた。乗っかった残雪が雪庇なのか向こう側が見えないのでわからない。どのみち狭すぎて上は歩けない。体感70度くらいの斜面を灌木を絡めながら恐る恐るトラバース。掴んだ灌木が折れてもジ・エンド。あと1週間遅ければここの残雪も溶けてこんな怖いことしなくて済んだだろうなあ。

細尾根をクリアするとやっと尾根が広がった。稜線まで残雪が繋がってるのが見える。あとは歩くだけ。取り付きから優に9時間弱、クサイグラ完登です。

ゾンビになりながら梅花皮小屋へ。水出てます。飯食って速やかに寝た。（なんと同宿した山スキーヤーさんは参考にしたクサイグラ記録の人だった）下山は管理人さんの話では石転びは悪いと聞いたので梶川かと思ったが、北股岳に登り返す気力がなかったので雪渓を降りた。雪渓自体はいつも通りだったが、地竹原で上がったあとの夏道がヤバすぎ。乏しい手がかりと泥壁に打ち込んだピッケルで一歩一歩トラバースして通過。婆まくれはいつも通りだった。

あとは林道をとぼとぼ歩いて温泉と蕎麦の人になった。

クサイグラ最高でした。もう残雪期終わっていいです。単独では2度と来ません。かといって決して誰かにオススメできるような尾根でもなかった。Who's next challenger?

朳差岳（えぶりさしだけ）は、新潟県岩船郡関川村にある飯豊山地北部の山である。標高1,636.4m。日本二百名山の一つ。山頂付近ではニッコウキスゲやマツムシソウなどの高山植物が見られる。

水場は、朳差岳避難小屋（朳差小屋）の東側の雪渓尻にあるが、雪渓がなくなっている場合は、さらに数分笹藪の切り開きを下り、千代吉沢から取る必要がある。千代吉沢から取る場合の水量は、時期にもよると思われるが、あまり多くない。

朳差岳・鉾立峰・大石山

山形

新潟

飯豊クサイグラ陥落す

野蒜

飯豊連峰

コース
頼母木〜大日岳
【西俣ノ峰UP〜石転び沢DOWN】

今年は厳冬期に飯豊へ！と思ってたのですが予定と天気☀が合わず、何やかんやしてるうちに、4月に。。。

西俣ノ峰の雪❄の賞味期限が切れる前に、こっちから登りたいと思い天気☀が良さげなこの土日で行ってみる。

どうせならばと1泊２日で行けるところまで
あわよくば、ダイグラ下山（全身渡渉覚悟）したい。

🎒装備
・３シーズン靴
・１２本アイゼン
・ピッケル
・スノーシュー
・小屋泊装備
・バーナー等火器

梅花皮山荘からスタート
４時でも既にちらほらスタートしてる人がいて暗くても安心！
西俣ノ峰への取りつきは、既に雪がほとんどなく来週には消えていそう。

思ってたよりも、気温🌡が高くグズグズの雪に苦戦しながらも、初🔰頼母木山！
稜線に出ると程よく風があり汗冷え。。。

初日はガスっぽい稜線だったが、快適な稜線歩き！！

梅花皮避難小屋で泊まろうかと思っていたら、まだ時間の余裕がありそうだったので御西小屋まで行くことに。
北股岳にて「石転び沢」から上がってきたお二人とスライド
気温が高くてなかなか大変そうでした。

梅花皮岳からは最高の稜線歩き
時々、クラックに胸まで落ちるので歩く場所は要注意⚠

登り返しがなかなか足を削ってくるが、今回は小屋泊のため多少の無理もできる！

ガスに包まれながら御西小屋へ到着
もちろん貸し切りでのんびりと水を作りながらゴロゴロ
この時期は水が作り放題で、困らず最高！！！

夜までガスが晴れることなく就寝

翌朝、本当は大日＆飯豊本山をダブルGETの予定だったが、昨日のうちにダイグラ尾根を見て
雪⛄の状態が凄い悪い、、、、、、
下りめんどくさそうなので今回は飯豊本山はパス

大日岳登って、今度いつものメンバーで行く予定の「石転び沢」を偵察しながら下ることに決定！
早めに下れるので温泉♨も入れる！！！

小屋を出てみるとガスもなく、最高の天気の予感が、、、、わくわく

大日岳まではあっという間に到着
到着と同時に雲から太陽さん☀おはようございます！

素晴らしい青空　完璧です！！！

しばし山頂を満喫し、昨日来た稜線をルンルンで下山開始
予定通りに梅花皮避難小屋へ到着し、楽しい楽しい石転びヒップそり大会の開催！！

数百メートルをお尻だけで滑り落ちていくのは爽快感ヤバいです。

「石転び沢」はそこかしこから雪崩の音が聞こえてくる。
そこら中にデブリだらけのデブリーランド状態でした。今後はさらに雪解けが進むため要注意！
更に、日中は雪が緩み膝上まで沈みます。(泣)😭
朝一の早い時間に登りましょう！

石転び沢までは、夏道と雪のMIX
これもなかなか嫌になる（笑）
藪が邪魔くさいし、沢に落ちそう。

そこさえ抜けてしまえば後は、ひたすら樹林帯🌲＆林道歩き

花粉との戦い
くしゃみ止まらん
後、暑くね今日？？

何やかんやぼやいてるうちに無事にゴール🎉

ゆっくりと温泉♨に入って癒し
◎梅花皮山荘日帰り　500円

めちゃめちゃ満喫の飯豊でしたー
いいでしょー😆

飯豊山（いいでさん）は、飯豊山地の標高2,105.1mの山である。飯豊本山とも呼ぶ。

【概要】
磐梯朝日国立公園内に位置し、可憐に咲く高山植物が有名で、日本百名山のひとつに数えられている。飯豊連峰の最高峰は、標高2,128 mの大日岳である。
飯豊山は山形県小国町と新潟県阿賀町の県境にあるが、南東麓の福島県側から山頂を経て御西岳に至る登山道付近のみが福島県喜多方市になっており、山頂付近は喜多方市である。理由は、明治期に廃藩置県後飯豊山付近が新潟県に編入されたが、飯豊山神社を本宮とする福島県側の猛烈な反対運動により、参道にあたる登山道および山頂を再び福島県にすることで決着した結果である。その為、福島県の県境がいびつな結果になっている。

飯豊山・大日岳・御西岳

福島

飯豊縦走【大日岳】

ケンジ

ず〜っと気になっていたダイグラ尾根✨天気も良さそうだし☀雪も積もってないし🥾行けるんじゃね！？ってことで挑戦してきました👍
11月6日（月）に桧山沢の吊り橋の板が撤去されるということなので今日は今シーズンのラストチャンスでした❗

ダイグラに挑戦するにあたり立てた作戦は、滑りやすいダイグラは下りには使わない周回プラン✨
30km近く歩く体力はまぁ大丈夫だとして、心配なのは日の出が遅く日の入りが早いこと…。
まぁなんとかなるでしょっ！ってことで行ってきました〜😊

やっと行けた😆ダイグラから本山〜梶川尾根に挑戦✨

五十島（Igashima）

避難小屋で鬱になるかと思った。

【積雪直前】飯豊連峰縦走【イイデ】

KANJI

登山を始めて以来、憧れていた飯豊山のダイグラ尾根周回コースに行ける事が急遽決定！
取り付きの吊り橋のアルミ板が取り外される直前のタイミングで天気も含めここしかありませんでした。

登山口の早い段階から飯豊山山頂まで、人の手がほとんど入っておらずに危険箇所だらけで、緊張感が続きました。体力的にも自分には厳しかった😅
翌日の天気が良くない予報だったので、大日岳登頂と御西小屋泊を諦め、日没後ヘッデン装備で梅花皮小屋を目指しました。
予報通り、夜半過ぎから暴風。朝方からかなりの強い雨でしたので、朝に御西小屋から下山してたらと思うとゾッとします。

下の方は紅葉もまだまだ綺麗でしたし、飯豊山の山深さも充分に堪能させてもらいました。
また来年も登れたらいいなあ。

温泉は梅花皮温泉。（カメムシびっしり）
ラーメンは無し。
ソフトクリームは道の駅おぐにのラフランスソフト。

飯豊山　ダイグラ尾根周回

mt.ryu

11月6日閉鎖前に小屋泊で飯豊山へ。
思いがけず紅葉🍁が綺麗でした。
1日目は最高の天気の中ダイグラ尾根を登り、素晴らしい展望を堪能しながら飯豊山山頂に立つ事が出来ました！
次の日は天気が悪い予報だったので、出来るだけ進み梅花皮小屋に一泊（2000円）、小屋到着前にはかなり暴風が吹き荒れてきましたが、ダイグラ尾根の方を見ると、ヘッデンをつけて登って来られる強者の方達もいました。
夜中、暴風と強い雨の音で目が覚めるほど、出発時も強い風と雨が降っていましたが、昨日頑張って進んだおかげで稜線歩きも短く済み、問題なく梶川尾根を下って下山しました。
今年もギリギリの時期でしたが最高に楽しく、厳しい飯豊山を堪能させて頂きました！
また来年！

晩秋の飯豊山　ダイグラ尾根を越えて

kaz1015

　大日岳を含めて飯豊山地のほぼ全て、弥平四郎〜朳差(エブリサシ)岳をピストン全縦走しました。
　飯豊山、東北の巨峰。この山々に車でアクセスして、全縦走すると、帰るのに更に一泊かかる。じゃピストンしようという発想での山行です。
　登山道は穏やかそのものだったが、天気はジェットコースターの様に変化し、最終日の飯豊山山頂では雷雲の中で"セントエルモの火"まで見ました。
　情報不要の方は写真とともに活動記録をご覧ください。

　　　　　　　＜基本情報＞
・アクセス
　今回は弥平四郎登山口車１０台くらい。簡易トイレ２つあり。
　問題は弥平四郎の集落からの４キロの荒れたダートです。帰りに確認したがすれ違い可能なところは…
入口から約２００mに１か所。
入口から約１キロに１，２か所
　それより奥はすれ違い不可能、最悪の場合2キロ位バックすることになりそうです。ご注意を！

・ルート情報
(弥平四郎〜上ノ越)
　落ち葉の急坂で、帰りがものすごく怖い！黄と黒のロープ(通称トラロープ)が各所にあるが全然足りない。最後に尻もちや怪我は悲しいので気をつけて！
(上ノ越〜三国岳)
　不安定なトラバースや鎖・はしご場あり。
(三国岳〜飯豊山)
　１８００m以上は吹き溜まり有り、20~30センチ。整備されているが、ピンクテープとペンキマークはほとんど無い。なだらかな本山近くは、ガス、夜間、悪天候の条件が重なるとルートロストの危険大。→四日目に思い知る。
(飯豊山〜北ノ俣岳)
　ルート自体の整備はされている。しかし、ルート上にのみ、重くて柔らかい新雪が多い。深い吹き溜まりは１m近い。
(北ノ俣岳〜朳差岳)
　刈払い完璧！どんな条件でも迷わない。ベストルート。晴れれば最高の眺め！

・避難小屋
　朳差小屋を除き、今無人でも一泊２５００円、テント設営は1000円。この値段はコロナ前と同じ。
　各小屋に水場の表示はあったが、確認できたのは御西、頼母子、朳差の小屋の水場で、今も生きている。特に朳差小屋の水場はこの猛暑でも枯れなかったとか(たまたま来られた管理人さんから確認しました。)

飯豊山地＆朳差岳ピストン全縦走、セントエルモの火を見た

kejsarn

天候悪くて１週ずらして、
さらに、積雪の為にコースを変えて…、

でしたが、結果、大満足の山行になりました😍

当初は、
「秋の飯豊に行きたい」、
「梅花皮小屋に泊まりたい」、

だったけど、
「紅葉と雪山を同時に楽しめた🍁❄」、
「別の小屋になったけど、ラッキーが重なった🤗✌️」、
となりました💯😉

残雪とは違う、降り始めの雪山、美しいですね💕
これまた飯豊ならではの美しさなんだろうけれど、格別の美しさでした😆

とにかく写真を見てもらえたらうれしいです✨

今年初めて登った飯豊連峰。
なのに、今回で今年３回目😅
どんだけ気に入ったんでしょう🤣

これで、飯豊連峰の主たる山は登ったので、次はダイクラ行きたいな、
やっぱ梅花皮小屋泊まりたいな、
と、ますます飯豊の魅力に触れたくなった私です💓

素晴らしい景色をありがとうございました🙏✨
また行くね🥰

・・・・・・・・・・・・
【おまけ】

１日目、紅葉は綺麗だったけど、なにしろ暑過ぎた😫
標高が1,000m超えても、なんと気温25度😱

1,400m超えると雪が出てきた。
とても歩きにくい雪で、スピードあがらず。

胎内小屋に行くのが精一杯💦

でも、ちょうど小屋を閉めようとしていた管理人さんにバッタリ！
「まさか登ってくる人がいるとは思わなかった」とビックリされてましたが、
「泊まるならトイレを１つ開けておくから」「ストーブに灯油入れておくから使って」と。

トイレもだけど、ストーブ、めちゃ助かりました😆
火の気の無い避難小屋って、とっても寒いんですね😶‍🌫️

次の日は頼母木小屋に泊まると伝えておいたからなのか、頼母木小屋に行ったら、下山してるはずの管理人さんがいてくれて😆

はい、またストーブ使わせていただきました🔥

冬は、皆さん、灯油を担いで登ってくるとか！？

でも、『飯豊のオアシス　頼母木小屋』の水は止まりました。
トイレは、１つだけ使えたけど、いつまで使えるのか。

厳冬期に飯豊に入る人たちって、とんでもなく強者だなぁ。

２日目はノートレース。
途中、梅花皮方向から来る人とすれ違い、お互いこの後はトレースがあると喜び合いました😊

雪道は、トレースの有無で歩きやすが全然違いますから！

でも気温も上がってどんどん溶ける雪。
途中からつぼ足でした。

紅葉と雪を一度で楽しめた、『一粒で２度美味しい』山行でしたが、ものすごくビックリだったのは、ハクサンイチゲが咲いていたこと😆

その生命力に感動😭
生きる強さをもらいました（花って、植物って凄いなぁ）

これでおしまいです😀
おまけにもお付き合いいただき、ありがとうございました🙇

烏帽子岳

このランドマークを通る活動日記

飯豊クサイグラ陥落す

飯豊縦走【大日岳】

やっと行けた😆ダイグラから本山〜梶川尾根に挑戦✨

【積雪直前】飯豊連峰縦走【イイデ】

飯豊山　ダイグラ尾根周回

晩秋の飯豊山　ダイグラ尾根を越えて

飯豊山地＆朳差岳ピストン全縦走、セントエルモの火を見た

紅葉🍁と雪❄の北飯豊（北股岳、梅花皮岳etc.）

このランドマーク付近の写真

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飯豊縦走【大日岳】

やっと行けた😆ダイグラから本山〜梶川尾根に挑戦✨

【積雪直前】飯豊連峰縦走【イイデ】

飯豊山 ダイグラ尾根周回

晩秋の飯豊山 ダイグラ尾根を越えて

飯豊山地＆朳差岳ピストン全縦走、セントエルモの火を見た

紅葉🍁と雪❄の北飯豊（北股岳、梅花皮岳etc.）

烏帽子岳

飯豊クサイグラ陥落す

飯豊山　ダイグラ尾根周回

晩秋の飯豊山　ダイグラ尾根を越えて