サイクリング

上越国境縦走に憧れて…。
未知なる稜線を歩いて繋げたいという情熱に突き動かされて行ってきました。

2021年に朝日岳〜巻機山区間を歩き、2022年に巻機山〜大水上山区間を歩いた。残るはこの大水上山〜平ヶ岳〜尾瀬の区間だ。

この区間で問題となるのはアプローチと稜線上のヤブの多さ。雪の少ない2024年だが、3月の積雪のおかげで今のところまだ山に雪はある。でも5月までは待てそうもないだろう。
雪のあるうちに行けば藪漕ぎの労苦は少しでも減らせるはずと、職場から何とか休暇をもぎ取り、4月中旬に決行してきました。

三国川林道をアプローチに使えればこの区間の縦走はずっと楽になるが、まだ4月中旬の林道はデブリに埋められていて歩行や落石が怖い。やはり下山には中ノ岳〜日向山ルートを使うしかないと決めた。
尾瀬戸倉〜鳩待峠もまだ冬季通行止めで乗合バスもないが、そこは自らの足で歩くことにした。

4月中旬ということで思ったとおり雪の量は多く、それほど多くの藪漕ぎをせずに雪の上を歩くことができた。それでも既にヤブが露出しているコブがいくつかあり、何ヶ所かの藪漕ぎは必要になった。

気温が高く、雪は陽が昇ると次第にズブズブになり、ワカンが有効だった。部分的に急斜面でアイゼンを使用したがほぼ全行程を通してワカンだった。最終日の藤原山〜中ノ岳区間はワカン×アイゼンの組合せとした。
夜明け前に出発し、気温が高くなり雪が緩むまでに距離を伸ばす作戦で臨んだ。

ルート状況を細かく書くと長くなるので、写真コメントで…。

装備:冬履、ピッケル、12本爪アイゼン、ワカン、スノースコップ、ストック、テント一式、3泊4日＋αの食料、燃料　等

【以下、雑記です（長いんです）】

初めて登山道のない上越国境稜線に憧れを抱いたのは、山と高原地図で見た朝日岳の先に続く長大な稜線に気づいたときだった。　
朝日岳のジャンクションピークに経つ標柱に「巻機山　難路」と書かれ、その先は一面の笹原が広がる世界。
この未知なる稜線に行ってみたいと足を踏み入れたその時から、私はこの稜線の虜になり、この稜線を先へ、そのまた先へと歩いていくことが一つの目標になった。

特に巻機山〜大水上山〜尾瀬区間の縦走記録は、朝日岳〜巻機山区間に比べて圧倒的に数が減る。
その中でも、巻機山〜尾瀬区間の縦走を行うにあたって幾つかの記録を参考にさせていただいた。
ヤマレコでは2021年のasiunsさん、2017年と2019年のchee2005さんの記録とdanyamaさんの記録、ブログでは2017年のkeimomoさん、東大WVの学生さん、そしてYAMAPでは2022年のガクさん、これらの記録には大変お世話になりましたm(_ _)m

上越国境縦走を始めてから、これまで目標もなく何となく続けてきただけの登山に一つの目標ができ、張り合いが生まれた。
これを無事に成功させるためにこの一年、幾つかの偵察登山や積雪量データ収集、トレーニング等を行ってきた。
雪が多過ぎても私の手に負えないし、ある程度雪が締まって急峻な部分は雪が落ち、かつ稜線の多くの部分は雪に覆われているような、ベストなタイミングを探っていた。
年によって積雪量や春以降の気温上昇速度が異なるので、いつがベストかはその年による。
そのためにも過去の記録とその年の積雪量、気温データを照らし合わせたりした。最後の部分は直前の偵察山行で判断した。
歩いている時はただ必死だったけど、このような事前準備含めて貴重な経験をさせてくれた上越国境稜線には感謝せねばならない。

過去の国境稜線縦走記録
【上越国境】
○朝日岳〜巻機山区間
白毛門～朝日岳～巻機山 - 2021年04月23、24日 [登山・山行記録] - ヤマレコ https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3106198.html

巻機山〜白毛門2023年3月19-21日
https://yamap.com/activities/23111795

○巻機山〜大水上山区間
巻機山〜中ノ岳（上越国境縦走）　2022年5月2日〜5日
https://yamap.com/activities/17144353

【上信越国境】
○三国峠〜白砂山〜苗場山（上信越国境縦走）
三国峠〜白砂山〜佐武流山〜苗場山 2023年5月1日-4日
https://yamap.com/activities/24026994 

【上信国境】
○赤石山〜野反湖（上信国境縦走）
切明温泉から岩菅山、野反湖周回 - 2018年10月07日 [登山・山行記録] - ヤマレコ https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1613254.html

過去の記録を振り返ると、狙った訳ではなかったけれど、かなり群馬県境を歩いてきていることがわかった。
朝日岳〜三国峠間の谷川連峰エリアはこれまで折に触れて全ての区間を歩いてきてはいるが、改めてこの区間を縦走するのも繋ぐ感じがして良さそうだ。

また、今回3回に分けて歩いた白毛門から巻機山〜大水上山〜平ヶ岳〜尾瀬へと一回で繋ぐ大縦走も、いつか雪の多いGWに休暇期間が長く取れたらやってみたいな…。（これは夢とロマン溢れる大縦走だ。5〜7日間かかるらしい。めっちゃキツそう😅）

【注意】
至仏山頂から山の鼻への下りは残雪期のみ通行できます。

至仏山（しぶつさん、しふつさん）は、群馬県の北東部、みなかみ町と片品村との境界に位置する標高2,228.1mの山である。二等三角点「至仏山」が設置されている。日本百名山の1つに数えられており、尾瀬国立公園に属する。標高はオーストラリア大陸の最高峰（七大陸最高峰）のコジオスコとほぼ等しい（ただし登山の難易度は標高だけでは決まらないことには注意）。

尾瀬・至仏山・悪沢岳・笠ヶ岳

群馬

新潟

福島

（上越国境縦走）景鶴山〜平ヶ岳〜剱ガ倉山〜にせ藤原山〜大水上山〜兎岳〜中ノ岳

やまぐつ

登山

愛しの中ノ岳
ｺｺはｱﾀｼのﾊﾟﾜｰｽﾎﾟｯﾄ🖤

越後駒ヶ岳（えちごこまがたけ）は、新潟県南魚沼市と魚沼市にまたがる標高2,003mの山。魚沼駒ヶ岳（うおぬまこまがたけ）とも呼ばれる。日本百名山の一つ。

越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳

中ノ岳と御月山

弥生

裏越後三山へ行ってきました。
登ってるときは気づかなかったのですが、一部クサリ場の鎖が外されてるとのことです。
（幾つかの鎖は普通にかかっており、全部ではないっぽい）
山中で出会った方が教えてくれました。
雪で山が傷つくのを防ぐ為とのことです。
掴める岩場や足場はしっかりしてましたが、行かれる方はお気をつけください。

登山口で車中泊でスタンバイ。
朝5時に起きるも、何かめちゃくちゃ眠くて、睡眠を優先。
結局出発は10時となりました。
中ノ岳の避難小屋まで行く予定で出発。
4時間遅れてるので後半はナイトハイクを予定。

登山中にちょいちょい電波が入るので雨雲レーダーを確認すると、18時から雨、、、？
宿泊装備、ナイトハイクまでは予定してたが、
雨は怖い。滑って落ちるかもしれん。
季節的に雪に変わるかもしれん。
なるべく急いでみたが、鎖場で消耗してたいしてスピード出ず、兎岳の前で日没。
散々迷ってビバーク決定。
植生の無い土の地面に泊まらせて頂きましたm(_ _)m

食事をしながら外の様子を見ていたが、18時になっても雨振らず。
その後18時半くらいに寝落ち。
そのまま朝まで。

翌朝は予定より遅れてるので急ぎ目に出発。
雨降りました？？という地面でしたが、山頂の方へ行ったら降雪してたので、降ったのかもしれません。
岩場と斜面の感じから、ビバークは良い選択だったかと思われます。
無理やり行ってたら危なかったかも。

全体的に穏やかな道でしたが、
中ノ岳と越後駒ヶ岳の間の道は中々でした。
ここだけ笹が大量にあり、
パッと見わからないけど
山道のすぐ脇が、笹で隠れて見えないが切れ落ちてそうな箇所多数。
地味に神経を使いました。
え、ここどうやって通るの？的な崩落箇所も。
一般登山道のハズが、中々ハードな道でした。

最後に銀山平へ降りる道も中々な長い急登でした。
百名山の一般登山道にしては容赦ない感じ。
私は下りなのでマシでしたが「これ初心者連れて登るとかは無理だな〜、、」と思える傾斜でした。

山の雰囲気と所々でハードな感じが、今年行った北海道の山に似てる気がしました。
幌尻とか似てる気がする。
どちらも大好きです。



前山・前嵓・荒沢岳・灰吹山・灰ノ又山・源蔵山・巻倉山・兎岳・小兎岳・中ノ岳・檜廊下・天狗平・越...

niyomk

稜線歩きを楽しみにチャレンジしてみました。兎岳までは登り返しもあり、楽しむ余裕はありませんでしたが、兎岳から丹後山は気持ちいい稜線歩き。それ以外は登りの急登と激下りの連続。コロナ明けのせいもあるのか、今年一番のきつさ。暑い時期だったらムリでした。

中ノ岳→兎岳→丹後山周回

ハイキング


月と星に見守られ
またシュラフに潜り込む


眠れない思考の
スパイラル
…足掻いても仕方ない


できるだけ
音を立てないようにカラダを起こし
壁を背もたれにして
テーブルの傍らに腰掛けた

シェラカップに
お湯をたっぷりと沸かし
ミルクティーを飲む

避難小屋の一階には
わたしと🦣さんの2人だけだ

越後三山を回っている
明日は八海山に向かう、という方と
枝折峠から
越後駒　中ノ岳をまわり
丹後山から下山、という
其々ソロの男性

4人のシェアハウスは
静かな空気を保っていた


2杯目に白湯を飲み干した

時間の経過とともに
温まった体も
体温が少しずつ下がっていくだろう
おのずと眠くなるはず

夜は変わらず
ここにある全てを
包み込んでいる

抗っているのはわたしの頭の中だけ

明日は
稜線が待っている





中ノ岳

なぁ


お天気の良い紅葉シーズンに
巡りめぐってその機会はやってきた

十字峡登山口でこの縦走の
安全を願い手をあわせ
鐘をならし歩きはじめる
歩きはじめから急登の連続
美しい紅葉を見ながら　風をかんじ
ゆっくり進む

11月とは思えない暖かさ
したたり落ちる汗

聞きしに勝る
あまりの急登と背負った荷物の重さに
山頂まで行けるのかなあ　と
そんな思いが頭をよぎる

歩いては立ち止まって
ただひたすらに一歩一歩前へ

越後三山　最高峰　中ノ岳から
兎岳　大水上山　丹後山縦走へ



晩秋の中ノ岳縦走

らて

日向山・中ノ岳・小兎岳・兎岳・大水上山・丹後山

まめ

干支登山🐇兎岳を達成して、気分はウキウキ、跳ねていこう……そう思いましたが、足はずいぶんくたびれたので、🐢亀の歩みのイーブンペースで進みました。

中ノ岳まで、ずっと右手に荒沢岳🍁赤く紅く燃えていて、何度も何度も撮影してしまいます。こういう感動は、写真にはあんまし写らない。たぶんカメラ壊れてるんだと思います。

中ノ岳の山頂にはつきましたら、ドーンと眼前に八海山が登場し、主な山名が刻まれた方位盤がありました。これまで登ってきた山々がグルリと並んでいます。
　北に、越後駒⛰️守門岳⛰️浅草岳⛰️
　東に、荒沢岳🍁会津駒⛰️️
　東南、平ヶ岳⛰兎岳🐇
　南西、巻機山⛰️苗場山⛰️
　西に、妙高山⛰️
　北西、八海山⛰️ 山襞の深し

方位盤にない山も、燧ヶ岳⛰️男体山⛰️日光白根山⛰️皇海山⛰️浅間山⛰️白馬岳⛰️火打山⛰️などなど360度の眺望でした。

下山は16:38。朝4時から歩き始めて、12時間を超えましたが、日没前の明るいうちでした。下山がちょうど一緒になった女性の方に聞いたところ、昨年はこの時期ナメコがあったそうで。キノコは不作、観察時間が全然なかったから、早く下れたのかな😊

（翌日へ続く）枝折峠から大明神🍁山歩⛰️

小兎岳

このランドマークを通る活動日記

（上越国境縦走）景鶴山〜平ヶ岳〜剱ガ倉山〜にせ藤原山〜大水上山〜兎岳〜中ノ岳

中ノ岳と御月山

前山・前嵓・荒沢岳・灰吹山・灰ノ又山・源蔵山・巻倉山・兎岳・小兎岳・中ノ岳・檜廊下・天狗平・越...

中ノ岳→兎岳→丹後山周回

中ノ岳

晩秋の中ノ岳縦走

日向山・中ノ岳・小兎岳・兎岳・大水上山・丹後山

跳ねて🐇中ノ岳🍁

このランドマーク付近の写真

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中ノ岳→兎岳→丹後山周回

中ノ岳

晩秋の中ノ岳縦走

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跳ねて🐇中ノ岳🍁

小兎岳