遭難したら迷惑をかけると思っていながら登山をするのは自粛して下さい。

万が一遭難したとしても、感謝の気持ちは忘れてはならないですが、 警察官の「迷惑をかけたろ、謝罪したら」との誘導尋問には乗らないことですね。 登山は「悪」に仕立て上げられるのです。 謝罪会見が開かれメディヤがセンセーショナル報道し、SNSで「登山は迷惑をかける」が拡散していきます。 悪者にされると登山者みんなが迷惑です。 ★救助されたら事情聴取があります。職務質問？報告書を書く必要から？ 装備も確認されます。 「こんな装備で登っていたの？」 「遊びで迷惑をかけるなよな！」 「計画書は出した？」 複数でどんどん追い込まれ「迷惑かけましたすいません」になるのです。 ◎登山は悪い事だと思っている人は自粛してください。 憲法１３条を理解して個人の尊重、自由、自己決定権、幸福追求権および憲法22条1項の移動の自由により登山は保障されています。 また国立公園などの自然公園法の目的（1条）の利用の増進を図ることにより、国民の保健に資する。は法令行為であり、 登山というスポーツ文化は正当業務行為であります。 「刑法35条：法令又は正当な業務による行為は、罰しない。」 山（藪山）を歩くなど通常行う行為は罰しないと理解できます。 但し鋸や鉈で立木を切る行為は通常ではないので罰せられます。 又、私有地などは憲法13条の公共の福祉に反する場面は私権の調整が必要ですのでご遠慮した方がいいでしょう。 〇人を殴ったら暴行罪、鼻血がでたら傷害罪で相手が死ねば殺人罪です。 ボクシングなぜ暴行罪、傷害罪、殺人罪にならないですか？ （非親告罪なので相手の同意があろうと検察庁は公訴します） 「正当な業務による行為は、罰しない」プロでもアマチュアでも同じです。 ボクシングはスポーツ文化で通常ボクシングをする行為は罰（公権力は行使）しないということです。 違法性は阻却され処罰されることはないのです。 ●消防署の救助隊員は憲法を守る義務があります。 「憲法第９９条：天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。」 登山者に法的義務のない事を強制した場合は公務員職権濫用罪の可能性 「刑法１９３条　公務員がその職権を濫用して、人に義務のないことを行わせ、又は権利の行使を妨害したときは、二年以下の懲役又は禁錮に処する。」 ●警察官の救助隊員は憲法を守る義務があります。 「警察法２条２項後段：いやしくも日本国憲法の保障する個人の権利及び自由の干渉にわたる等その権限を濫用することがあつてはならない。」 登山者に法的義務のない事を強制した場合は公務員職権濫用罪の可能性 「刑法１９３条　公務員がその職権を濫用して、人に義務のないことを行わせ、又は権利の行使を妨害したときは、二年以下の懲役又は禁錮に処する。」 「こんな装備で登っていたの？」 【救助していただいて感謝していますが、憲法が保障する自由、自己決定権がありますから、憲法守ってください。】 と切り返す。 「遊びで迷惑をかけるなよな！」 【救助していただいて感謝していますが、憲法が保障する個人の尊重、幸福追求権がありますから、憲法守ってください。】 と切り返す。 「計画書は出した？」 【救助していただいて感謝していますが、登山計画書は法律による提出義務があるのですか、憲法守ってください。】 と切り返す。 注）登山計画書は長野県などメジャーな山など条例による提出義務がある所がありますので事前確認してください。どこでも提出しておく方が無難です。 尚、法律による提出義務の無い場合は憲法の自由が優先します。（根拠） 「憲法第３１条：何人も、法律の定める手続によらなければ、その生命若しくは自由を奪われ、又はその他の刑罰を科せられない。」 地方の警察官、消防署員の中には憲法１３条を理解していない人がいますので遭難者は「迷惑かけましたすいません」になるのです。 憲法１３条を理解していない登山者は遭難時に「悪」に仕立て上げられ、他の登山者の迷惑になりますので登山は自粛される事が望ましいですね。 「憲法第十三条：すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。」