IOT技術による安全登山の可能性
YAMAPはこれまで、テクノロジーを活用して山の安心安全に取り組んでまいりました。
今回はその一環として、新たな通信規格LPWA(Low Power Wide Area)による登山者の位置情報確認システムの実証実験を行います。
LPWAは携帯電話の3G・4G回線に比べて省電力、かつ技術的には広範なエリアをカバーできると言われています。
このLPWAの発信機を登山者が携行することで、3G・4G回線が届かない山の中でも長期に渡り、位置情報を追跡できる可能性があるのです。
実証実験について
そこでYAMAPでは、全国各地の山でLPWAの有効性を検証するため、実証実験にご協力いただける方を募集いたします。
LPWAの発信端末「Pocket GPS」をYAMAPユーザーのみなさまに半年間、無償でお貸しします。
KDDI IoTクラウド ~Pocket GPS~
この端末を持って山に登っていただき、LPWAによる位置情報の発信がどの程度機能するかの調査をお願いします。
同時に「YAMAPみまもり機能」による位置情報の発信も行なっていただくことで、3G・4G回線との比較検証を進めます。日本百名山から地元で人気の里山まで、できるだけ多様な山域で検証結果が得られることを目指しており、北海道から九州まで、全国を10ブロックに分け、各ブロックでご協力いただける方を募集します。
下記の応募要項をご確認いただき、応募フォームよりお申込みください。
安全登山への新たな第一歩に向け、みなさまの力をぜひお貸しください。
スマートフォン(YAMAP)とLPWAの組み合わせによって、位置情報取得範囲が拡がり、より迅速な遭難救助が可能になるかもしれません
応募要項
下記の要項をよくお読みいただきご応募ください。
応募期間
- 2019年11月15日〜2019年11月22日
実験期間
- 2019年12月1日〜2020年5月31日
応募条件
- 下記の地域に該当する方
- 北海道、東北、関東、東海、北陸、近畿、中国四国、九州より各1名
- 甲信越より2名
- YAMAPみまもり機能を常時使っていただける方
- 積雪期の登山経験をじゅうぶんにお持ちの方
- YAMAP上で活動日記を公開していただける方
- 毎月1回以上、12月~5月のあいだに10回以上、登山していただける方
- 2000m以上の高い山から、地元で人気の低山など、どちらも登っていただける方
- Pocket GPSおよびYAMAPみまもり機能による位置情報データを、実験結果として公表することにご同意いただける方
- 実験中や実験後にインタビューにお答えいただき、ご本人のお写真等も掲載させていただける方
結果発表
- 2019年11月末
応募の方法
- 赤色の「応募画面へ」ボタンをタップ(クリック)して、先に進む
- 設問に回答する
- 「キャンペーンに応募」ボタンより応募する
注意事項
- ご使用のLPWA端末は、期間終了後にご返却いただきます。
- 本キャンペーンの趣旨に外れている場合や、利用規約を破っている場合、 YAMAP運営チームが不適切と判断した場合などに応募資格を失うことがあります。