タルワキ沢から下山。枯れ葉で浮き石が判断出来ず、かなり神経使います。 戻る 次へ

白雲山・妙義山(相馬岳) 2020-11-22の写真

2020.11.22(日) 10:54

タルワキ沢から下山。枯れ葉で浮き石が判断出来ず、かなり神経使います。

この写真を含む活動日記

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05:26

4.9 km

925 m

白雲山・妙義山(相馬岳) 2020-11-22

妙義山・天狗岳・相馬岳 (群馬, 長野)

2020.11.22(日) 日帰り

今回は他の方の参考になるように写真、文章共に多めです。 難易度から敬遠していた上毛三山最後の山、妙義山についにチャレンジして参りました。 この三連休で本当は金峰山&瑞牆山へテント泊しに行こうとしていたのですが、生憎と天気は良さそうなのに強風過ぎて危なそう。標高がそこそこあるところは何処もダメそうなのでここは前回同様に地元かなーという事で行ってまいりました。 妙義神社で安全祈願後、大の字と奥の院に向かい登山スタート。此処でヤバかったら素直に石門コースかなーと思いつつ鎖場を幾つか超えて到着。 思ったより角度ありましたが、前の方たちが難なくクリアして行くのでその波に乗って無事にクリアしました。 その後、奥の院の次ぐらいで谷側に迫り出した岩を登り、登ったものの鎖も掴む場所も無く、マジで焦りました。 その後はびびり岩、背びれ岩を無事にクリア。 あ、これ鎖離したら死ぬやつだ!だという感じで恐る恐る難所を超えました。 天狗岳を越え、なんとか目標の相馬岳へ。 これでグンマーの民としてようやく一人前か・・・。 天気が抜群&ほぼ無風。遠くに浅間山、八ヶ岳等を望みながら恒例のカップヌードル。 下りはタルワキ沢沿いに降ります。 途中鎖場がありますが、奥の院側からの難易度に較べればなんの事はありません。 むしろ枯れ葉で隠れた浮き石が危険です。 蹴っ飛ばして落石する可能性もあるためそっちに神経を使いました。 下山後は妙義神社へ改めて無事下山のお参りをして、恒例になりつつある下山後のジェラート(ソフトクリーム)タイム。 妙義神社の参道の民宿の店(またたび売ってる猫の写真の店わかるかな?)で購入したのですが、何味にするか迷っていると奥さんにマロンがおすすめ!栗の粒も入ってるよ!とお勧めされたと同時に、店の奥から品切れだよ!っと旦那さんが一言。 奥さんが確認すると電話口の会話だったみたいで、無事にマロン食べれました。美味しかったです。 今回は私が登った山の中で一番恐怖感はありました。なんて事の無い稜線の左右が切り立った崖になっている為、左右につまずいたら普通にサヨナラする場所だらけです。 妙義神社〜奥の院〜天狗岳〜相馬岳ルートの中の難易度で言うと 1位 ビビリ岩 2位 奥の院 3位 背びれ岩後の30m級の降り 1位はカメラの都合で撮影出来ていませんでしたがビビリ岩です。ネットで検索すると確認できます。 まず登り始めたあとすぐに先が見えなくなる取っ掛かりの為、人が通ったルートがよく確認出来ません。 見えない先に谷側に迫り出した岩を這いずりながら登る為、全く下が見えない恐怖感がかなりあります。落ちたら即お終いDeath! 2位は言わずと知れた奥の院です。 初挑戦時に迎える最初の壁と言った所。 此処を落ち着いて処理出来れば大半は問題無し。 上から落ちたら駄目だけど、途中なら落ちてももしかしたら助かるかも!? 3位は背びれ岩後の長い鎖場 此処は技術的なものより、角度のある長い鎖場を降りるので長い集中が必要です。此処までの戦いで精神力が削られていると、爪先がかかり難い角が丸まった滑る岩の為、鎖を持ちながら足を突っ張って降りる感じになります。 最後に此処を登る場合は、マジで死ぬ可能性がある事を認識しましょう。山岳保険の加入、入山届、ヘルメットの装着はマストです。低山ですが谷川岳と並んで事故の多い山だと自覚しましょう。 私がレベル5にした奥の院やビビリ岩を越えるレベル6とも言うべき金洞山の鷹戻しはセルフビレイ出来るようにしてから挑戦します。