展望台からは微妙な眺望 大好きなクノールを食べる 戻る 次へ

三国山 鉄砲木ノ頭(明神山)の写真

2020.10.18(日) 13:22

展望台からは微妙な眺望 大好きなクノールを食べる

この写真を含む活動日記

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05:48

16.8 km

934 m

三国山 鉄砲木ノ頭(明神山)

三国山 (静岡, 神奈川, 山梨)

2020.10.18(日) 日帰り

気温が下がり布団が恋しい。案の定早起きも辛い。今日は晴れたがどうする、何もしないよりはと冬の登山に向けて幾つか見繕っていた身近な山の一つに登る。 山中湖畔に駐車予定がほぼ満車、三国山中腹のパノラマ台も同様。適当に車を走らせ、少し上に駐車場を見つける。しかし殆ど山頂手前の地点で、ものの20分程で三国山に到着してしまい、どこからか湧いてきた罪悪感に唆されて大きく周回することを決める。 先日の立山は視覚で秋を満喫した一方、今回は落葉する音とか、枯葉の匂いとか、五感で秋を楽しめた。途中リスを見た。 下山時、山中湖方面に向かうつもりが、須走へ降りていることに気付かず、3分の2くらい進んでしまう。微かな違和感はあったので早く確認すべきだった。降りきってバスで戻るか、引き返すかの2択だが、迷いもせず後者を選んだのは、何故かいつにも増して元気だったから。 それでも終盤、アスファルトを長距離歩いて疲れが出た。あとは駐車場に戻るだけだと、ヘロヘロでパノラマ台に着く。多くの人が何かを眺めているので振り返ると、黄昏の富士山とススキが広がっていて、とにかく綺麗だった。もっと高い所に行きたいとそぞろ神に憑かれて明神山に走る。日没に間に合わないかも、と焦りつつ、気持ちは前向き。勝手に足が動く。そうそうこの感じ!楽しい時は足が軽い。でも流石にスタミナが途中で切れた。物凄い息切れをしながら山頂に着き、カメラマンの方に「よくここまで来たなぁ」みたいな気持ちがこもった挨拶をされた。 しばらく風景を眺める。山頂は少数だった。みんな景色に見惚れているのだけど、あえて口にしなくてもお互いに気持ちが穏やかになっていることがわかるような連帯感があった気がする。 弾丸登山だが、良い山行になった。終始体調も絶好調。帰り道、月が鋭利で美しかった。夜景も鮮明に見えた。何かと多感な季節だ。