一等三角点「天塩岳」。 戻る 次へ

2020_10 前天塩岳→天塩岳→西天塩岳→天塩円山(旧道→新道)の写真

2020.10.04(日) 09:47

一等三角点「天塩岳」。

この写真を含む活動日記

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07:09

13.9 km

1198 m

2020_10 前天塩岳→天塩岳→西天塩岳→天塩円山(旧道→新道)

天塩岳 (北海道)

2020.10.04(日) 日帰り

道北山域は今年2月の天幕山以来、NHさん夫婦が計画した本流から遡行する沢登りにご一緒させて頂くはずだったが、、、。 【記録・メモ】 ■お初の場所で距離が遠く到着時間が読めないので19時札幌出発し前乗りする。 ■沢登りの前に買い物とトイレを借りる為にコンビニが近くにある愛別のスポーツ公園で車中泊する。 ■23時頃から激しい雨が降り出す。明日大丈夫かなと思う。 ■激しい雨音で寝れるかなと思ったが長距離運転の疲れからか直ぐに眠りに落ちる。 ■寝袋を掛布団にして寝ていたが寒さから目が覚めたのが2時、雨は止んでいる。 ■冬季山行の為に今年奮発して買ったイスカのAir630に潜り込む。直ぐにぬくぬくしてまた眠りに落ちる。 ■4時起床、コンビニに着くと「5時開店」の張り紙、セブンイレブンなので勝手に24時間営業だと思っていたがマジか、ガックリして登山口に向かう。 ■もう直ぐでヒュッテというところで対向に車、狭い林道を脇に避ける。4台ほどとすれ違う。随分早いお帰りだなぁと思う。 ■5時過ぎにヒュッテ到着しNHさん夫婦と合流。テント場に2張テント、あの豪雨でテント泊とは強者だなと思う。 ■NHTさんと話すとganさん達も沢登りに来ていたが昨日の雨で増水してるので中止にして帰ったとのこと。さっきすれ違ったのはganさん御一行様だったのか。 ■NHさん夫婦とどうするか話し合い、沢登りはやめて尾根に変更とする。正直濡れると寒いので尾根歩きでも良いかなとホッとする。 ■どっちになっても良いように一応登山靴を持ってきて良かった。NHTさんは積み込むのを忘れたらしく沢靴のまま登るとのこと。 ■6:10ヒュッテを出発。YAMAP起動忘れて途中からオンにする。 ■尾根歩きは確定したがNHさんが旧道から沢への取り付きを確認しに行く。水量を見て「行けたな」とつぶやく。 ■紅葉はだいぶ進んできているが赤が少ないので少し寂しい。 ■山頂は高曇り、眺望は期待できない。登山道は非常に良く整備されており登りやすい。粛々と歩みを進める。 ■登山道は徐々にザレっぽくなりコンタ1390mあたりから這松帯になる。 ■この辺りから風も強くなって来たのでアウターを着る。 ■前天塩岳と天塩岳への短絡路の分岐を前天塩に進み這松帯を抜けると完全にザレ場と化す。 ■NHTさんがコケモモの実を見つけて旨い旨いと食べている。薦められてつまんで口に入れてみるが酸っぱいだけであまり美味しいとは感じなかった。熟れてないのを口に運んだからだろか。 ■8:40前天塩岳山頂到着。ガスガスで何も見えない。 ■暴風とガスの中の尾根歩き、晴れていたらどんな景色なんだろうと思いながら歩く。 ■ガスの流れが速い、前天塩から少し下ると所々ガスが抜けて来た。少しテンションが上がってくる。 ■短絡路との分岐を過ぎたあたりから稜線上が見通せるようになる。 ■目指すはずだったラクダ岩が見えないかと探しながら稜線を歩くが見つけられなかった。 ■9:47天塩岳山頂到着。ここもガスと強い風の中、記念写真を撮って少し下った西側斜面で行動食を食べながら休憩をとる。 ■動かないと寒いので、休憩もそこそこにして腰を上げる。 ■西天塩岳に向かって下っていると笹薮からガサガサ音がする、熊か?警戒して大声で叫ぶ。すると「おおーい!」と声が返ってくる。どうやら沢から登って来た登山者のようだ。 ■NHさんがヒュッテで会った年配の夫婦じゃないかとの事、「こっちに登山道あるよー!」と声をかけその場を過ぎる。 ■下り切ったコルから振り返ると天塩岳がピラミッドのように佇んでおりカッコイイ。 ■ザレ場の西天塩を登り始めると「キュッキュッ」とナキウサギの声が聞こえてくるが姿は見えない。 ■山頂の手前にボアのようなモコモコな苔が生えている。 ■10:45西天塩岳山頂到着。この頃にはガスも晴れて眺望良い。 ■山頂標識は新しく立派だった。 ■避難小屋に向かって下り、避難小屋の前で休憩をとる。避難小屋は立派で管理も行き届いている。 ■休憩していると男女の5人パーティーが来る。入れ替わりで円山へ出発する。 ■侵食し這松に囲まれた登山道で山頂は付近はザレ場、いくつものケルンが積んである。 ■11:35最後のピーク天塩円山到着。山頂標識は杭から外れ横たわっている。文字は風化して読みづらい。 ■山頂からは岩肌を露出した馬背山と登山口に向かう途中に通過したポンテシオ湖が見える。 ■あとはヒュッテに戻るだけ、紅葉を楽しみながら下る。 ■旧道との合流分岐の手前に見出し杭と垂木杭で作った階段が現れる。ヒュッテに向かう新しい道かと思い進んでみるが、どうも進む方角が違うということで戻り、通常の登山道を進む。 ■13:25ヒュッテ到着。ヒュッテの中を拝見、避難小屋同様に管理が行き届き立派。 ■後半そこそこ眺望も望め紅葉も楽しめて良い山行になったが、やはり沢からのラクダ岩を拝めなかったのが悔やまれる。 ■NHさん御夫婦は協和温泉に寄るというので、ここで別れお土産に舞茸と蝦夷雪下を買って帰札した。 【後記】 ■テン泊してたのは知り合いのMIKAKOさんだったことを彼女の活動日記で知る。山の世界って広いようで狭いなぁと感じる。 ■ganさん御一行は早々に沢登りを中止してキノコ採りに出かけたということを神威岳の整備であったYOSHIOさんから教えてもらった。