憧れのカムイエクウチカウシ山の写真

ヤマップオフ会で、目標宣言してから早2年。 昨年は諸事情で断念。 今年こその思いで日高の盟主カムイエクウチカウシ山を目指しました。今回はnaoさんとぴよママさんにご一緒していただきました。😊 金曜日の夜、大雨の中を帯広に向けて出発。 この大雨で明日、札内川の流量が下がるのか とても心配で頭が痛くなる。🤮 我等の山行を心配してpetrieさんが札内川の様子を見て下さいました。感謝。🙏 中札内道の駅にて車中泊をして翌朝出発。 しかし、ぴょうたんの滝でゲートが閉鎖。いつ解放されるかわからない。川の流量での中止は想定していましたが、ゲート閉鎖は考えていませんでした。自分の甘さに愕然としテンションが駄々下がり。😨 メンバーで検討した結果、晴天予想の硫黄山へ向かう事に。民族大移動！ 本別の道の駅に再集合。naoさんの提案で途中ペケレ山に登ることに。 さて、事態はこの山で急変します。サクッと下山後タラタラしていると、naoさんからゲートが開いた様だとの情報が！今から戻れば何とか八の沢出合いまでは入れそう！ 二つ返事で決定！以下省略。笑 中札内道の駅に舞い戻り、装備を整え直していざカムエクへ！ 車デポ🚘地点をでた時は既に１５時を過ぎていましたが、naoさんの的確なルーファイのおかげで順調に札内川を遡行し八の沢へ到着。 テント場には1張。我等もサクッとテントを、張って準備を整えます。naoさんが私の分までビールを運び上げてくれました。最高に美味しいビールでした。感謝感激です。 夜は八の沢の激流の音と熊の生息域にいる緊張感で熟睡は出来ませんでした。 翌朝５時テント場を出発。まずは三股まで八の沢を詰めます。途中川の中洲にテントを張っている方が3組いました。三股で水を足していよいよ急登へ。沢靴のまま急登を登って行きます。 途中先行者２名の方に追いついてご挨拶。 延々続く滑り易い岩の急登を頑張って登り 八の沢カールへ到着するとカールはほんのりと紅葉が始まっていました。 沢靴からトレランシューズに履き替え、山頂アタックの準備をしてレリーフのある広場へ 移動しました。 遠い昔、福岡大の若者が羆に襲われたこの場所に立つと感慨深く涙がこみ上げて来てしまいました。 黙祷を捧げ山頂へ向かいます。 山頂はガスに包まれていましたが、隣りのピラミッド峰が鋭く紅葉に包まれ、素晴らしい山容を見せてくれます。 カールバンドから見下ろす紅葉の始まった八の沢カールが絶景でした。 山頂での晴れ間を期待してのんびり歩きます。 山頂へのキレッキレの稜線は、まさに羆が転げ落ちる絶壁。慎重に歩みます。 ハイマツ帯を抜け花畑を過ぎてから山頂へ。 カムエク未踏の我等の為にnaoさんが先頭を譲ってくれました。 山頂へ辿り着くと念願のカムエク山頂標識が目に飛び込んで来ました。 やっと来ることが出来た日高の盟主のピーク。 いちにいさんが感極まり涙を流しています。 一緒に登ってくれてありがとう‼︎いちにいさん。頑張ったね。 ありがとうカムエク‼︎ naoさん、連れて来てくれてありがとう。‼︎ ぴよママさん一緒に来てくれてありがとう。‼︎ その後ガスに包まれていた山頂が晴れ渡り 十勝幌尻、エサオマン、コイカクの肩などが見渡せました。 日高の切れ立った稜線と深い渓谷にテンションが上がってワーキャー騒ぎまくりです。 山頂にいた皆さんと写真を取り合い幸せな時間を過ごしました。 時間ギリギリまで山頂景色を楽しみ、山頂を後にしました。サヨナラ　カムエク❗️ 再び来れるのかなぁ。来れるといいなぁ！ 八の沢カールから三股までの急坂を慎重に下りて八の沢出合いのテント場へ。テントをたたんで薄暗い中を下山します。ここでもnaoさんがしっかりルーファイしてくれるので、我等は後ろから安心して着いて行くだけでした。初めてのカムエクへのチャレンジでしたが、安全、安心に行ってこられたのもベテランのnaoさんが連れて行ってくれたおかげです。本当にありがとうございました。 下山途中、山行途中で何度かスライドしたお二人が川筋で道迷いをしていました。 我等のヘッドランプに気づいて合流でき事なきを得ました。 お二人は東京からいらした方でしたが大事に至らず本当に、良かったと思います。 思い入れの強かったカムイエクウチカウシ山。還暦を既に過ぎた自分が行って良い山なのか葛藤もありました。 アクシデントもあって、無理な行程になってしまった山行で反省もありますが、山マスターのnaoさんのリーダーシップに助けていただき念願のカムイエクウチカウシ山に登る事が出来ました。 カムイエクウチカウシ山に登りあまりの感動に、慌てん坊の性格を全開にしたユッキー❗️ 命の代わりに沢山の忘れ物をカムエクに奉納して来ました。😂 熊スプレー トレランシューズ レイン 安全で終わらせていただいたカムエク様への奉納は高くつきました。泣笑 下山後、木にぶら下げていただいたと言う情報をいただきました。 ありがとうございました。 今から取りに戻るわけにはいきませんが… 泣泣泣