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涙涙のカムイエクウチカウシ山の写真

2020.09.20(日) 05:50

この写真を含む活動日記

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17:56

30.5 km

1929 m

涙涙のカムイエクウチカウシ山

カムイエクウチカウシ山(カムエク) (北海道)

2020.09.19(土) 2 DAYS

すいません、思入れが強過ぎて また長くなりそうです(^_^;)   とうとうカムエクに行ってきました! 私にとっては2年ぶりの2回目となりましたが 2年前のリベンジと、その後のユッキーさん達と 行く約束と、そしてそして昨年のあの件と・・ 色んな想いが入り混じった挑戦でした。 もうこの山には行けないかもしれないって思ってた 唯一の山ですが、naoさんの強い気持ちと ユッキーさん達の熱い気持ちで 私もその想いに乗せてもらいました! 最近の私は先日の愛別岳でも筋肉痛になるという 弱った身体(^_^*) こんなんで大丈夫か?と思ったけど、気持ちはなぜか 前向きでした。   さて、テンションMAXとなったその日。 朝の4時にぴょうたんの滝ゲートに着きますが まさかの通行止め( ˙◊︎˙◞︎)◞︎ 確かに前日までの雨量は心配だったので 危なそうなら1日延ばそうという予備日を 設けてはいましたが、 いつ解除になるのやら、わかりません💦 さて、naoさんとユッキーさんの作戦会議が 始まります。 硫黄山⁉️って、え?知床の⁉️ 普段からフットワークの軽いお2人は アリなんですね(^_^*) でも思わぬ展開にテンションだだ下がりだった 私といちにいさんは気持ちがまた上がります⤴️ まだ朝の5時。時間はたっぷりある。 じゃあ、私達のおすすめの辺計礼山に 寄っちゃおう!お天気も良くて最高の眺望に ユッキーさん達にも喜んで頂きました^ ^ そして下山後にぴょうたんの滝ゲートが解除に なったという情報が! どうする⁉️気持ちは硫黄山になってるけど 今から戻る⁉️ いちにいさん、迷わず「カムエク行く‼️」  はい!決定です!笑笑 少しでも早く行かなければ カムエクの行程上、厳しいので足寄から高速🚗💨 で中札内まで急ぎます💨 登山口に着いたのはPM3時。 暗くなるので6時までには八の沢テン場に着かなけれ いけません。 徒歩で七の沢出合まで行き沢靴に履き替えます。 心配していた雨量は思っていた程ではなく、  naoさんの安全なルーファイのお陰で 無事にテン場に到着! 時間があれば夜の宴会もやりたかっけど そんな時間はありません。 さっさと飲んで食べて就寝したのは 夜の8時半! 起床は3時半なので7時間も寝れる(≧∀≦) ゴーゴーと川の音がうるさかったはずなのに 何も気にならずグッスリと7時間も寝た私! この自分の神経に感謝しちゃう!笑 グッスリ寝たせいか朝の体調はバッチリ‼︎ やる気マンマンです୧⃛(๑⃙⃘⁼̴̀꒳⁼̴́๑⃙⃘)୨⃛ 朝5時にスタートして まもなくしてすぐに明るくなりました。 ここはカムエク。そう、熊の生息地。 どこに潜んでいてもおかしくない。 みんなで笛を鳴らしてまくり。 途中でカムエクドーン‼️ 晴れた‼️ いいぞーいいぞーと 思うのも束の間、あっという間にガスに 包まれます(ノ_<) それでもポジティブなこの4人は 晴れる事を信じて誰1人弱音吐く事無く ひたすら渡渉を歩き続けます。 三股で一休みした後は いよいよカールまでの心臓破りの急登が続きます。 気が抜けない私の苦手なロープ場も多数(ノ_<。) やっとのカールに着いた時は 目の前に見えるはずのカムエクの山頂は まだガスに包まれています。そして寒い。 雲の流れが早いので 少しここで待とう!そのうちガスは晴れるから! ヨシ!今だ!行こう‼︎ まずはレリーフに着いて祈りを捧げます。 2年前はまだ詳しくよくわからなかった。 その後、あんな事があって調べた。 たまたまテレビで再現フィルムも見た。 どんなに怖かったか・・・自分にも同じぐらいの 息子がいるので、涙がこみ上げる。 でも本当の涙はこの先です。 熊の形跡、半端ありません。 掘り返しに、新鮮な💩。 そこにいるよね?と思うほどの熊の存在感。 ハイマツを過ぎて、いよいよその現場へ。 山頂が見えてる本当にその手前です。 今ここに元気に目の前にいる奇跡に 感謝で手を合わせます。 さていよいよ山頂です‼︎ もちろん初登頂のユッキーさん達を先に 行かせます。 標識の前で感動して涙するいちにいさん。 そして私ももらい泣きです。 ここにまた立てて嬉しそうなnaoさんを見て また涙です。 そしてそんなみんなの想いが神様に 伝わったのか、ずっとガスだった山頂が パァ〜って晴れたんです‼️ 興奮し過ぎて、何枚も何枚も写真撮りました! まだまだここにいたいけど 今日中に帰る予定なので時間がもうありません。 下山開始してまもなくして owliverさんと嬉しいバッタリ! 山頂はきっとこの後はもっと晴れますね^ ^ カールに戻り、デポした沢靴のそばに 行きには無かった熊の新鮮な💩が! 自分の存在感を知らせたかったのかな? ごめんね、すぐ帰るからね(^_^*) ここらからの急登の下山は 滑るので慎重になり過ぎ、私が失速💦 早く戻りたい気持ちでしたが、 焦ったら怪我をするのでゆっくり 歩かせてもらいました(>人<;) そのせいでキャンプ場に着いたのは予定より 少し遅くなりましたが、早々とテントを撤収し、 安全を願い出発です。 渡渉の途中で私達より少し先に下山していた  二人組が左岸を歩き、迷っている様子。 私達に気付いてくれて途中から一緒に 歩く事に。 話を聞くと東京からこの山に憧れて来たようですが 「体力的には大丈夫だったが、精神的に かなりやられた。北海道の山は道がわかりにくく 熊が怖い」 と言ってかなり憔悴しておりました。   そしてnaoさんの安全なルーファイで 登山口まで無事に全員戻る事が出来、 何より全員が怪我無く無事に下りれた事に心から 喜び合いました。 今回はこのようなきっかけで またこの山に登る事が出来、ユッキーさん達の 記念すべき日にご一緒出来た事に心から感謝いたします( ˘͈ ᵕ ˘͈ ) あ〜やっぱり長くなっちゃった(笑) P.S 近々カムエクに行く方へ。 木に引っ掛けてあるウエストポーチ見つけたら 仲間の落とし物なので下ろしてくれたら 嬉しいです( ;∀;)