テント設営も後回しに野天風呂に浸かる😂 戻る 次へ

加治川(飯豊川)本流チョロッと視察の写真

2020.09.12(土) 09:42

テント設営も後回しに野天風呂に浸かる😂

この写真を含む活動日記

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23.8 km

1507 m

加治川(飯豊川)本流チョロッと視察

蒜場山・焼峰山・俎倉山 (新潟, 福島, 山形)

2020.09.12(土) 2 DAYS

前回、雪解け水の影響を受ける五月の本流の姿は全く人を寄せ付けない景観だった。 轟々と襲いかかる圧倒的な水圧と水量はどんな技術をもった沢屋にしても太刀打ち出来ない阿修羅の流れだった。 今回はこの時期、過去のレポートでも幾つか上がっているが、飯豊川本流洗濯沢への溯行が果たして可能なのか自分の目で確かめたかった。 この水量なら確かな技術を持つパーティーでこの時期に連泊すれば、溯行は可能であると感じた。 如実に前回との比較が判るのは北俣沢の渡渉時である。 前回は水圧に負けないように脚掛かりに使った河床の大石側面を腰まで浸かりながらなんとか渡りきったが、帰りは残置ワイヤーにスリングを仕掛けてなかったら完全に流されてたか、指をパックリ切り落としていた。 それが今回は大石が上部三分の一程度顔を出すまでに減水してたし、流速も感覚的には半減以下であった。 水圧のめかん量の測り方はよく判らないが、河立面の断面積と流速で前回と比較すると5~10分の1になっているとおもわれる。 野天風呂で酒を呑むこと一時間。その後、暫くは釣り師を指標に沢沿いを溯行したが、そもそもオーイン尾根を少し攻めるつもりで、沢仕様装備にはして来なかった為、途中離脱💧 旧飯豊崇拝道の旧入口は現野天風呂の先にあったが、ある年の大雨でデカイ岩が塞いでしまい、現在は野天風呂直ぐ手前の岩の間の小さなルンゼになるらしいが激ヤブでチャドクガの餌食になりそうで突入出来なかった😓 オーイン尾根入口も藪で、温泉でマッタリしたオレに再度のファイティングポーズを取る闘志は湧いて来なかった😅 幻の小屋、洗濯小屋跡地へのアプローチは旧飯豊崇拝道は使えないと感じ始めている。現実的なアプローチは、オーイン尾根からの孫左衛門沢を下降し、本流を遡上した後、洗濯沢へ。 確かな沢技術があるのなら、最初から飯豊本流を攻め、ヒルカルの悪場を攻略し、不動滝を高巻き、洗濯沢を詰めるのが、一番筋がいいと感じている。 梅花皮北俣稜線に達するには、早くても後二年は必要かな💦💦 三年後の上部雪渓の消えた八月下旬か9月上旬を目標としたい😼 しかし、気を付け無ければならないのはやはりゲリラ雨だ。 上流で発生した場合は僅か数分で沢は濁流となり、ゴルジュ帯のノドでは10メートルも水位は上昇するだろう。