ニセ日本ヶ塚山まで戻って来ました。 戻る 次へ

ニセ日本ヶ塚山・日本ヶ塚山【山の日(午前の部)】の写真

2020.08.10(月) 10:22

ニセ日本ヶ塚山まで戻って来ました。

この写真を含む活動日記

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04:20

7.1 km

927 m

ニセ日本ヶ塚山・日本ヶ塚山【山の日(午前の部)】

日本ヶ塚山 (愛知, 静岡)

2020.08.10(月) 日帰り

本日8月10日は山の日ということで、当初中ア登攀を計画していたが、愛知県に再び非常事態宣言が出され、県境を越える移動の自粛要請があったため、急遽お山を変更。 考えあぐねた結果、愛知県最奥部にある日本ヶ塚山(午前の部)と愛知県最高峰の茶臼山・萩太郎山(午後の部)に挑戦することに。 [本活動日誌は(午前の部)の方を掲載] マイカーにて6:30頃にとみやまバンガローに到着すると、ほぼ同時に地元の消防団の方が赤い小型の消防車にて到着。 どうも昨日からこの山で行方不明になっておられる遭難者がいるようで、捜索に来られた模様。 これから警察の人が数人車でこちらに来るので、車両の出入りの妨げにならぬよう川と平行に縦置き駐車するように指示を受ける。 行方不明者の方の無事を祈りつつも、低山ほど遭難が多いと言う事実を身近に突きつけられるスタートとなった。 <参考情報> ① 駐車料金: 200円(無人の料金箱に入れます) ②コースの特徴(A、Bコース): 途中のニセ日本ヶ塚山までは、眺望の悪い急登の樹林帯であり、今まで登った低山の中ではかなり厳し目の急登だったように思う。ニセ日本ヶ塚山から先もアップダウンを繰り返すものの、梯子、ロープ、痩せ尾根等変化に富んだコースのため、結構楽しめる。 また山頂では恵那山、大川入山、八嶽山、南アルプス等の眺望が楽しめる。ただ、この時期の南アの眺望は今ひとつ。 ③コースについての注意事項: 私の選んだ登山道はA,Bコースのピストン。 途中のポイントに51〜81番(山頂付近)の標識が設置されているので登山の進捗具合を確認する良い目安となる。 登山道はA(登山口〜ニセ日本ヶ塚山まで),B(ニセ日本ヶ塚山〜日本ヶ塚山),C(山頂付近の分岐点〜P708経由中沢沿い〜中沢登山口)のコースがありますが、Cコースは木橋が朽ちていたり道が崩落したりしているので、コース通りには通行不可のようです。(94番くらいで道が消滅するらしい) YamapにはCコースも赤線コースとして残っていますが、ルートファインディングの経験豊かな上級者以外はやめた方が無難だろうと思います。 A→B→Cと進むのが本来の周遊縦走登山道の醍醐味ではありますが、私は初心者であり午後の部も控えていたためCコースは断念。 ④眺望について: ニセ日本ヶ塚山付近では愛知県最高峰の茶臼山や恵那山・大川入山、また山頂からは左手に恵那山・大川入山、真正面に八嶽山、右手に南アルプスの山々が一望できます。 ただ、この時期の南アルプスは今ひとつの眺望でした。 やはり冠雪している春頃が美しいのでしょうね。 詳細は、写真のコメントをご参照方。 <おまけ:マイカーでの移動ルートについて> 新東名、三遠南信自動車道を利用し、佐久間ダム経由で県道1号を北上し、豊根村冨山地区にあるとみやまバンガローに向かったが、佐久間からの県道1号は、左手は崖崩れ・落石注意の山肌、そして右手は佐久間湖となっており、狭隘な秘境の道である。 また所々にトンネルがあるが、それは手で掘削したのかと思わせるような断面の不均一な凹凸の激しいもので、対向車とすれ違えない程の道幅しかなく、なんとトンネルの中にいくつかの待避所が設けられている。 つまり対向車が来たら、「あっち向いてホイ」状態となることは必至の道である。 更に一部のトンネルでは朝霧が薄ら立ち込めていて、視界が更に悪くなり、内壁に車をぶつけるのではないかとビクビクしながら、対向車が来ませんようにと祈りながら走り続けることになる。 なお、県道1号の所要時間は約1時間。 最短ルートということだったのでこのルートを利用したものの、名古屋方面からであれば30分程度長くなるだけなので、三遠南信道 鳳来峡ICから国道151号の別所街道経由で県道426号を使って山越えをする方が(狭隘トンネルがない分)安心だと思います。 ただ稀有なスリリング体験をしたい方には土産話として挑戦する価値大と思われます。