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緑岳‼︎小泉岳から見る白雲岳の写真

2020.07.25(土) 10:25

この写真を含む活動日記

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11.2 km

1009 m

緑岳‼︎小泉岳から見る白雲岳

大雪山系・旭岳・トムラウシ (北海道)

2020.07.25(土) 日帰り

今月始めに小泉岳まで来ていたのだが その先の緑岳までの遠い稜線を見て怖気付き、チョウノスケソウとウルップソウの群生を見ずして赤岳を下りたことを毎日悔やんでいた だが、緑岳は 強風でいつも天気悪いのよね〜 と昨年、出会った大先輩の言葉が頭をよぎり、後回しになっていたが、これをやらずとして自分がポリシーとする 今を生きろ を怠けてるような気がする 先月亡くなった、いつでも会えると思っていたママ友が、緑岳へと手を引っ張るのだ 晴れ女か晴れ男が来てるのか?大雪山系でこの緑岳だけが快晴ではなかろうか 清々しい緑岳を堪能し、小泉岳へと花を探して山頂まで来ると 先週と比較ならぬほどたくさんの人が白雲岳へと続く分岐へと流れてゆくのを見る いや、先週もこの辺りだけは人がたくさんいたのかもしれない 広い大雪山の、私はひと山向こうを歩いていたのだから 道東で獣医をしている、40年ほど北海道に在住している と自己紹介を受け、私はこの齢(よわい)60を過ぎたおじさんと白雲岳の山頂へと続く登山道を眺めている 登山道の道は色とりどりの人間の列が果てなく続いている 白雲岳のゼブラはまだくっきりと残っているが、白雲岳には雲が流れ、その向こうに見えるはずの雪渓が見えるか見えないかはタイミング次第だなと胸の内で思っていると おじさんが柔らかい関西弁で どうでしょう?30分くらい待てばゼブラ見えるでしょうか? と、聞かれたが、 どうかなあ、今日は雲が絶え間なく流れてるから、微妙ですね と、答えるしかない じゃ行ってみるしかないね? もう第四世代になったから仕事はそこそこに、余生を楽しむのです。 じゃあ、私ももうすぐ第四世代だ‼︎ 自分の五本の指を広げて、年齢を暗に表現すると、思いがけなく そうは見えない とお世辞が返ってくる だから40代50代の今は第三世代で、その時が一番仕事に精を出す時代です。 60になったら第四世代、残りの人生を悔いのないように楽しむのです。 と、私が今一番強く考えてることを言った もっと深い話が聞けそうだったが、小泉岳の標柱前でこんな世間話をしているものだから 白雲岳までの寄り道しに来る人達のスマホを渡され、しばし、撮影係を任命されたので、 ゼブラを見られるまで待つつもりのおじさんとの出会いは終わった 白雲岳へ登る渋滞の皆さんは無事にゼブラを堪能できただろうか? 白雲岳から流れてくる雲の中で何度もその向こうを振り返りながら、緑岳への長い道を引き返したのだ