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袴ヶ仙(はかまがせん)に世界最古の文字を訪ねて(*^^*)の写真

2019.09.15(日) 09:38

13トノサマガエル♂…ちょっとメタボで可愛かったです。

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624 m

袴ヶ仙(はかまがせん)に世界最古の文字を訪ねて(*^^*)

那岐山・滝山・広戸仙 (岡山, 鳥取)

2019.09.15(日) 日帰り

袴ヶ仙(はかまがせん)は那岐山と後山のほぼ中間に位置し、 登山者がほとんど訪れない素朴で静かな山です。 上部は道が不明瞭な所も多く、直登もハードなため、やや難易度が高いです。 往路の作業道も復路の登山道もところどころ水が流れて崩れた跡があり、 去年の豪雨の影響が残って歩きにくく、わかりにくいところもありました。 たまに道から外れていますが、歩けなくはありません。 この山に興味を持ったきっかけは今から8年前にあるメディアに掲載された記事でした。 それは・・・ 「世界最古の文字、シュメール文字ではないかと見られる刻印が 美作市東谷上の袴ヶ仙山頂近くの巨岩でみつかり、研究者らが現地を調査した。」 というものです。 巨岩というのは、伝説の巨人「三穂(さんぶ)太郎」が置いたといわれる鳥帽子岩のことです。  ※さんぶ太郎伝説 ↓  http://www.town.nagi.okayama.jp/kankou/kankou_spot/miru/sanbu-tarou.html 岩に世界最古のペトログラフ(岩刻文字)がある! 明確な結論は出ていませんが、とてもロマンを掻き立てられます。 もちろん、烏帽子岩の位置を特定し、見上げながらてっぺんから周囲とくまなく探し、 それらしき刻印を写真でもアップしました。 一応、2015年11月に文化財保護委員会のメンバーが確認したものと一致しました。 烏帽子岩の先(下)にも、カエル岩、岩塊流、オオカミ岩など 自然が造り出した巨岩群アートが観られました。 下山で利用した登山道には道標がいくつも設置されているのですが、 まるで宝探しをするかのように、常に地図とにらめっこしながら、 一つ一つ確認していきました。 山行中、麓の集落以外は誰一人会うことはありませんでしたが、 9月中旬の風物詩は想像以上に観られました。 この山域にたくさんいる鹿も恋の季節を迎えましたが、 地元では毎晩、鹿が家に近づいてくるので、困惑しているようです。 林野庁が今年の春に発表した「森林における鳥獣害対策について」によると、 野生動物による全森林被害のうち、鹿によるものが4分の3を占めるという 衝撃的なレポートがありました。 捕獲しないと年率20%増加、4~5年で倍増するそうです。 先週、可愛いバンビに出会い、鹿に親近感を覚えたところだったので、 保護と駆除、相反する課題に複雑な想いがしました。