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夏山登山2座目はキタダケソウに会いに北岳への写真

2019.07.06(土) 07:39

下流側

この写真を含む活動日記

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13:29

14.2 km

1980 m

夏山登山2座目はキタダケソウに会いに北岳へ

鳳凰山・地蔵岳・観音岳・薬師岳 (山梨, 長野)

2019.07.06(土) 2 DAYS

✡️夏山登山スタート2日目 朝起きて北岳の最新のてんくらを確認するとA~B、山渓の山頂天気予報からは⛄マークが消えていましたので、北岳に向かうことに決心。 車中泊した乗鞍高原を2時前に出発し、芦安へと向かいます。途中国道20号を南下していると、ハッ‼️何かいる👀‼️とっさに急ハンドルをきって対向車線に回避。 立っていたのは鹿で道路の真ん中で立ち止まり此方を見つめていました。普通ならぴょ~んと跳び跳ねて逃げるはずなのに。間一髪で激突を免れましたが、激突していれば以降のレポはありませんでした⤵️ 3時間ほどかかって芦安駐車場に5時前に無事到着。 北岳バージョンにザックを詰め直し何とか5時半のバスに乗り込めました。相席となった方は登山を始めて1年位とのことで、今回は仙丈ヶ岳と甲斐駒ヶ岳に行くそうです、山談義をしていると、あっという間に広河原インフォメーションに到着。 ガスはかかっているものの、雨は降っておらず快適に登山ができそうでした。 登山提出の為広河原山荘に寄ってから登山開始。 北岳は今回で3度目となりますが、2度とも登りのルートは白根御池小屋~草滑り~肩の小屋でしたので、 今回は大樺沢~右股~肩の小屋~北岳山荘の予定です。 大樺沢は下りで一度通ったことは、ありますが、白根御池小屋ルート違い、急登がなく登りやすいですが、昨日の疲れもあり、昨日同様花を探しながらのキョロキョロ登山で進みます。二股の分岐点に到着し、皆さんの話を聞くと、左股の雪渓を登って八本歯のコルにするかと悩みました。北岳山荘までの所要時間は圧倒的に早いし、キタダケソウが咲いているのは、八本歯のコルからのトラバース道にしかないからです。 悩みましたが、ガスがかかっているので、落石の対応リスクを考えて、予定通り未踏ルートの右股を行くことに。 右股ルートは当初残雪がありその先が分からず軽アイゼンを装着しましたが、残雪を過ぎたところで下山者に聞くとその先は残雪がないとのことで、直ぐ外しました。左股ルート以外は基本的にアイゼンは必要ありませんでした。また、右股ルートは草滑りルート比較して凄く登りやすいです。 草滑りの合流地点に来ると、今まで少ししかなかった高山植物が沢山咲いて、肩の小屋までの稜線も花に癒されながらの登山でした。 キョロキョロ登山で肩の小屋までは6時間かかりましたが、時折晴れ間も見えてきて、テンションが少しあがります。以前来たときは土砂降りの中のでしたので、今回初めて雨に降られませんでした🎵 北岳山頂に到着し、東京から二人で来られた若い人に写真を撮っていただきました。感謝🙇‍♂️。この後お二人は1週間かけ聖岳まで行くそうです。後で北岳山荘でテン泊していました。 さて、北岳山頂では、珍しく黒富士の頭も見れたので、引き続き北岳山荘に向かいますが、時間的にキタダケソウは明日の帰りに見ようかとも考えましたが、八本歯への分岐点でソロの若い人が、キタダケソウを見に来たけどわからないとのことで、トラバース道の真ん中辺にしか咲いてないそうなので一緒に行きますか?となりました。 しかし、この方以前にも見に来たそうで、トラバース道も通りましたが、後で見た写真が全てハクサンイチゲだったそうです。 八本歯のコルに下っていくと、これでは?の声。確かに咲き終わりですがキタダケソウでした。ここで満足した彼は肩の小屋へと帰っていきました。 私は、更にトラバース道へと進みます。トラバース道で反対から来た人にキタダケソウの情報を聞くと、直ぐ先にあるそう🎵 こうしてやっと綺麗に咲いているキタダケソウに会うことができました✨ キタダケソウは、北岳の本当に一部のところにしか咲いていないのが驚きでもありました。 北岳山荘には1530頃到着しましたが、宿泊は初めてです。土日の夕飯はカレーと確認していたので、素泊まりで、料金は5800円、寝具なしなら1000円引きです。 大部屋の「間ノ岳」に入ると同じブロックに先客が二人。どちらから来たか訪ねると何と茨城県更に聞くと何と何と水戸市🎵初めて同じ市内から来た人と山で出会いました✨ お連れは大阪から来たそうですが、最近茨城から転勤になったばかりだとか。後から来たソロの方にも話を伺うと、甲府とのこと。当に地元ですねに、自宅は千葉で現在単身赴任中だそうで、奥様は茨城出身とのこと。早速茨城繋がりで4人で呑みながらの山談義、時間もあっという間に過ぎていきました✨ 明日の天気が良くなることを祈って2日目終了です。 ✡️3日目 夜中は雨の音が強く、朝3時頃に起きるも天候の回復の兆し全くなし😅 当初の予定は、間ノ岳で御来光を見てから下山でしたが、早々に諦め下山することに。 ルートは当初の予定は草滑りでしたが、八本歯からにするか迷っていました。しかし、雨だと落石のリスクも高まり、ガスで見えないので余計高リスク、諦めて当初の計画通り行くか昨日と同じルートにするか迷いながら下山することに。 5時半に、玄関口で3名の方にお別れを告げ出発。担いできたアルコール類も随分と減ったので、昨日よりは少し軽めの足取りに(まだ筋肉痛は残っていますが) 山頂では定番の雨の中での写真となりましたが、つくづく昨日選んだルート(稜線での花畑)とキタダケソウを見ておいて良かったと思いました。 肩の小屋もそそくさと通過し、分岐もやはり来たところではないルート(草滑り)を降りることに。白根御池小屋で休憩し、急登を滑って転ばないよう気を付けながら下山し、5時間弱で無事下山完了でした。 ✡️まとめ 最終日には雨に降られたものの、この梅雨真っ盛りのなかにしては天候に恵まれ、ほぼ、出発時計画した通りの夏山登山ができ満足でした。 ただ、体力的には間違いなく落ちているので、これから少しづつ鍛え直しが必要であることは痛感しました。 また、第一目標の残り2座は、夏休みにぐるっと周回して達成したいと思います。